薬物乱用とは、ルールや法律から外れた目的や方法で使用することをいいます。

 覚醒剤や麻薬、大麻、危険ドラッグなどの薬物の乱用は、あなたの健康やあなたの周りの人々に計り知れない害悪をもたらします。

 これらは、たとえ1回だけでも「乱用」です。

 乱用される薬物の多くが、インターネットなどで取り引きされています。

 そのため、だれでも簡単に入手することができ、中には覚醒剤やドラッグなどとは知らずに手を出してしまう人もいます。

薬物は心身にダメージを与えます

 薬物の乱用は大切な脳や身体、精神を傷つけます。

 私たちの脳は、すごいスピードで情報を処理し、心と身体をコントロールする優れた仕組みを持っています。

 しかし、薬物を乱用すると脳の仕組みにダメージを与え、乱用が続くと様々な障害を引き起こします。

 特に成長期にある小学生、中学生、高校生の時期は、心身ともに急速に発達するときです。

 この時期に薬物を乱用すると、脳や身体の成長がストップし、感情のコントロールができず、意欲がなくなる、怒りっぽくなるなど、心身の発達が損なわれてしまいます。

大麻(ハッパ、マリファナ、グラス、チョコ、クサ、野菜)

 「有害性がない」などの誤った情報が氾濫しており、ここ数年20歳未満の若者の使用が急増しています。

 大麻草(アサ)が原料で、特に成長期にある若者の脳に対して影響が大きいこともわかっています。

 大麻を吸うと、時間や空間の感覚がゆがみ、素早い反応でができない、うつ病や、知能指数の低下などといった影響があります。

覚醒剤(エス、氷、スピード、アイス、シャブ)

 日本で最も検挙者数の多い薬物です。

 乱用すると神経に作用し、興奮状態を起こし、自分の意思ではやめられなくなります。

 乱用をやめても幻覚や妄想などの症状が再燃(フラッシュバック)します。

麻薬

ヘロイン(ペー、チャイナホワイト、ジャンク)

 中枢神経を興奮させる作用があり、強い依存性、激しい禁断症状(激痛、嘔吐、失神など)が現れます。

コカイン(コーク、スノウ、クラック、チャーリー、チャリ、自転車)

 中枢神経を興奮させる作用があり、短時間で依存に陥ります。

合成麻薬 MDMA、MDA(エクスタシー、バツ「×」「罰」、タマ「弾」「玉」)、LSD(エル、紙、ペーパー、アシッド)

 MDMAはカラフルな色や様々な模様の刻印があり、一見するとラムネ菓子のようなものが多くカプセル型もあります。

 知覚を変化させ、強い精神的依存性があり乱用により錯乱状態に陥ることや腎・肝障害や記憶障害などの症状も現れることがあります。

 LSDは微量でも幻覚症状が現れ、精神錯乱や異常興奮になることもあります。

危険ドラッグ

 最近ではカートリッジ入りの「リキッド」や「グミ」「クッキー」などのお菓子の形態で「合法」とうたって、販売されています。

麻薬などに類似した危険な有害物質を含んでおり、呼吸困難、異常行動をを起こしたり、死に至ることもあります。

 佐賀県では、危険ドラッグをはじめとした薬物の乱用を防止するため、独自の規制などを定めた条例を制定しています。

医薬品の過量服薬(オーバードーズ)

 医薬品についても「病気や傷の治療に使う」といった本来の目的以外に使えば薬物乱用となります。

 医師から処方された薬や、市販薬を用法・用量を守らずに過量に摂取することは、健康被害を引き起こしたり、やめられなくなったりするおそれがあります。

有機溶剤(シンナーなど)

 トルエン、シンナー、接着剤、塗料などが乱用薬物として禁止されています。

 有機溶剤を乱用すると、神経が抑制され、酔ったような感じになります。

 乱用を続けると大脳が萎縮し、精神障害が現れるようになるほか、内臓など身体全体に障害が起こります。

薬物乱用防止相談窓口

佐賀県内の電話相談先

  •  佐賀県精神保健福祉センター 電話0952-73-5060
  •  佐賀県薬務課 電話0952-25-7082

そのほかの薬物乱用防止相談窓口一覧

ご家族の薬物問題でお困りの方へ(家族読本)

参考・関連リンク等

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 健康づくり課 健康推進係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号
電話:0952-40-7283
ファックス:0952-40-7380
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