令和8年度からRSウイルスワクチンの定期予防接種が始まりました。
RSウイルス感染症について
- RSウィルスは、乳幼児の呼吸器感染症の原因となるウイルスです。感染すると発熱、鼻水、咳などの症状が出現し、初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、重症化することがあります。
- RSウイルスには、1歳までに50%以上、2歳までにほぼ全ての子どもが少なくとも一度は感染するとされ、特に生後6か月以内の赤ちゃんが感染すると、細気管支炎や肺炎など重症化する恐れがあります。
- 妊婦さんがRSウイルスワクチンを接種することで、母体で作られた免疫が胎盤を通じてお腹の赤ちゃんに移行します。
- ワクチンのRSウイルス感染症への発症・重症化予防効果は、重症化リスクの高い生後6か月頃までの有効性が証明されています。
対象者
妊娠28週~36週に至るまでの妊婦
(妊娠28週0日~妊娠36週6日までの妊婦)
- 過去の妊娠時に組換えRSウイルスワクチンを接種したことのある方も対象となります。
- 接種後14日以内にお子さんが誕生した場合、ワクチンの有効性が確立していません。そのため妊娠38週6日までに出産を予定されている場合は、医師に相談してください。
予防接種の受け方
実施医療機関へ事前予約の上、直接医療機関を受診してください。料金は、無料です。
持参するもの 1. 母子健康手帳 2. 予防接種予診票 注意: 予防接種予診票は、市内の医療機関にもあります。
接種方法
筋肉内注射(1回)を行います。
実施医療機関
佐賀県内の医療機関等で接種ができます。 ・佐賀市内の実施医療機関は、
佐賀市実施医療機関一覧【PDF】
佐賀市実施医療機関一覧【PDF】 (PDFファイル: 213.9KB)
(令和8年3月30日時点)をご覧ください。 ・佐賀県内の実施医療機関は、
こども及び高齢者等の予防接種について
(外部リンク)をご覧ください。
県外の医療機関で接種を受ける場合は、佐賀市へ事前申請が必要です。接種費用は一旦全額お支払いいただきますが、償還払いの申請により接種費用が一部助成されます。 注意:お手続きの詳細は、県外での予防接種の受け方をご覧ください。
(市ホームページ)をご覧ください。
ワクチンについて
- ワクチンは、組換えRSワクチン(ファイザー社製・商品名:アブリスボ)を使用します。
- 効果:新生児及び乳児におけるRSウイルスを原因とする下気道疾患の予防

- 安全性:厚生労働省作成ワクチンについての説明文より抜粋

- ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧症候群の発症リスクは増加しませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したというものものもありますが、解釈に注意が必要であるとされています。
- 医師が特に必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種が可能です。ただし、百日せき菌の防御抗原を含むワクチン(三種混合ワクチン等)との同時接種で、百日せき菌の防御抗原に対する免疫応答が低下するとの海外からの報告があり、接種間隔等については医師と相談してください。
関連情報
- 厚生労働省ホームページ(外部リンク)
- 厚生労働省作成のちらし(PDFファイル)
- 佐賀市作成のちらし(PDFファイル)
予防接種健康被害救済制度について
ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなど比較的よく起こる副反応以外にも、極めて稀に健康被害(病気になったり、障害が残ったりすること)が生じることがあります。
予防接種法に基づく定期予防接種を受けた方に対しては、国の救済制度が設けられており、健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定した場合は、救済を受けることができます。 RSウイルスワクチンを接種したご本人及び出生したお子さんが対象となります。申請する場合は、予防接種を受けた時に住民票を登録していた市町にご相談ください。 ※ 給付の種類や申請方法などの詳細は、
「予防接種健康被害救済制度について」(市ホームページ)をご覧ください。