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  • 日時 令和7年2月19日(水曜日) 10時40分~12時5分
  • 場所 佐賀市役所2階 庁議室

記者発表資料

会見内容

司会

ただいまから市長定例記者会見を行います。

市長

本日はお集まりいただきありがとうございます。

2月の定例記者会見を始めさせていただきます。

2月定例会議案

送付案件

議会の当初送付予定の案件は42件となっています。

当初予算の関係が9議案、補正が9議案と条例とその他の議案となっています。

条例議案の中の一つを取り出していますが、公民館条例については本年の10月から公民館の法律上の位置づけを変えます。

拠点性をさらに高めて、利用制限の一部も緩和して、多様な利活用ができる公民館へと生まれ変わらせたいと思っています。

令和7年度 当初予算(案)

概要

当初予算についてです。

まず2040年の未来に向けてということで、今年度は、市町村合併をして新佐賀市が誕生してから、ちょうど20年という節目の年になります。

この節目に総合計画も新しくスタートします。

そういう意味で新しいステージの始まりと思って、2040年の未来に向けて、佐賀らしさでみんなが上を向くまちという目標に向けて、大事な年になります。

この将来像の実現に向けたポイントとして、3つの政策方針を掲げています。

発想の転換で新たな価値を生み出していく。また、価値観も多様化している中で、そうした多様な価値観に応えていく。そして、未来という時間軸をもって佐賀らしさを磨き上げ、未来への投資を意識した予算としています。

令和7年度は、「未来を創る進化型」予算ということで、予算総額が1132億円と過去最大規模となっています。

財政について工夫し、メリハリのある予算にしていますが、そうした中でも新しいステージを意識した未来に対する進化型予算ということで、こどもたちや若者世代への支援として、奨学金やこどもの医療費助成を高校生年代まで拡大するなど、そうしたところを盛り込んでいます。

そして、ニーズに応える行政サービスの改革ということで、窓口の改革や公民館の拠点性を増すような位置付けの変更もやっていきます。

さらには、シニア世代の就労マッチングのような新しいサービスもスタートしたいと思っています。

そして、国スポで佐賀らしさに光が当たったという中で、新しいプロモーションを仕掛けていくため、情報発信も強化しています。

1.新たな価値を生む発想の転換
  • ≪佐賀市の情報発信がさらに進化します!≫
    佐賀市の情報発信をさらに進化しますということで、4月1日号から市報さが全面リニューアルをしたいと思っています。
    デザインも全面的に刷新をして、そして読みやすさ、受け手目線を意識して、レイアウトも縦横が今まで混在していたのですっきりとさせて、また特集コーナーなども設けて、読みごたえもあるものにしていきたいと思っています。
    毎月の市民のみなさんとつながる非常に大事なツールですので、市報さがもこの機会に大きく見直します。
    ホームページもパーソナライズ広報ということで、必要な情報が必要な方に届くような仕組みにつなげていきたいと思っています。
    この佐賀市公式スーパーアプリの中にも広報ミニアプリを設けて、パーソナライズされた情報が届くような、必要とされている世代に必要な情報が届くような形にしていき、ウェブ広告にも力を入れていきたいと思っています。
  • ≪市役所の窓口をさらに便利にします!≫
    窓口改革では、今月からリモート窓口を大和支所と川副支所でスタートしていますが、毎日利用された方もいて、非常に評判も良いということで、これを全支所に拡大をしていきたいと思っています。
    それから待たなくていい窓口ということで、オンラインの窓口予約機能を強化します。発券機システムを利用して待ち時間も短くできるというものです。
    それから書かなくていい窓口ということで、複合的な手続きがあった場合もワンストップでできるようにします。
    例えば、引っ越しの際に子育て世代だとこどもの医療費や児童手当のようなさまざまな手続きが必要になってきますが、そうしたときにいくつかの窓口を回らなくてよくなります。
    そもそも本人確認ができたら書かなくていい、住所や氏名も書かなくて良いというような窓口を進めていきたいと思います。
    一方で、こうした窓口改革により生み出された時間を利用して、対面の方にはしっかりとサポートをしていきたいと思っています。
  • ≪水害に強いまちづくりをさらに強化します!≫
    水草対策の関係では、「さがクリーン・クリーク・プロジェクト」と題して取組を強化していきます。
    今までもこの水草の除去はやってきましたが、非常に繁殖力が強く、1回駆除しても、そこからまた次の年には2割ぐらいが再繁茂するということがありました。
    その再繁茂した2割もこまめに早めに刈り取っていくことで、繁茂面積を確実に減らしていけるように計画的に駆除していきます。
    また、新しい技術の活用をはじめ、企業のみなさんも今年度から47の事業者が協力をしていただいていますので、市民や企業のみなさんとも連携を取りながらしっかりと取り組んでいくため、予算も30以上増額して強化しているところです。
  • ≪佐賀市版DX推進で日本一便利なまちへ!≫
    スーパーアプリの関係では、これまで順調に利用が伸びていますが、おやこ健康手帳アプリと連携してプッシュで情報を届けてさまざまなサポートをしたり、そして防災アプリとも連携して防災情報をわかりやすくしていくとか、観光面も充実させていくことを考えています。
    そうした形でより暮らしを便利にするサービスをお届けしていき、健康への活用もこれから考えていきたいと思っています。
2.多様なライフスタイルの創出
  • ≪“こどもまんなか社会”の実現を目指します!≫
    おやこ健康手帳アプリです。
    子育て中でお忙しい親御さんたちに予防接種や健診の受診などの必要な情報をしっかりとプッシュでお届けし、サポートしていきます。また、ご家族でこどもの成長の記録をリアルタイムに共有できるということで、男性の育児参加にもスムーズにつながっていくと思っていますし、子育てに関するイベント情報なども届けていきたいと思います。
    それから産後ケアでは、今までショートステイの宿泊型の事業を行っていましたが、これを拡充するとともに、通所型と訪問型の支援も新たにスタートしたいと思っています。
    そして5歳児健診を開始し、就学前の状況を把握して、スムーズな就学につなげていくため、医療機関や専門スタッフのみなさんともしっかりと連携して、フォローアップ体制をとっていきたいと思っています。
    4月からこども家庭センターを開設します。
    母子保健や児童福祉を一体化してサービスを提供していくということで、子育て支援を行っている民間団体と連携して、アウトリーチ的に支援物資を提供したり、気軽に相談できる体制を整えたりして、孤立感の解消につなげていきたいと思っています。
    放課後児童クラブでは、公設の児童クラブ数も多く、今までDXが進んでなかった状況でしたが、今回はそこを便利にしていきます。出欠連絡はスマホで簡単にでき、そして入退所もシステムでリアルタイムに保護者に通知します。保護者や職員の負担も減らせることで、運営も充実し、安心感を持ってこどもを預けられる環境作りにつなげていきたいと思っています。
  • ≪学校部活動のアップデートを進めていきます!≫
    部活動の関係では、部活動の地域移行がよく言われていますが、これは地域に移行すること自体が目的化していくと、手段が目的化しているということになってしまい持続的でないと思っています。
    そこで、今の部活動の仕組みをそのまま地域に落としていくということではなく、今の部活動の中身もしっかりと考えていくということをセットで行っていく佐賀モデルを進めています。
    地域の受け皿作りと部活動のあり方、質と量の両面から見直すということです。
    例えば、こどもたちが主体的に練習メニューを考えるとか、いろんなこどもたちが考えるアイデアも取り入れていくような、そういった形に部活動をアップデートしていくということです。
    そして、こどもたちにアンケートなどをとって、どう思うかという生の声をお聞きしましたが、そういう中で部活動の量の適正化というところも合わせて進めていくということで、今年度はモデル5校において実施をしているのを、令和7年度は全市立中学校で実施をしたいと思います。
    受け皿の拡充についても、今2つのモデル団体で行っているのを3つに拡大していきたいと思っています。
  • ≪“未来を担う若い世代”の活躍を応援します!≫
    未来を担う若い世代の活躍を応援するということで、こどもの医療費も令和8年1月に高校生年代への拡充を開始します。負担額は記載の通りで、若い世代の経済的な負担も含めて悩みに答えていきたいと思っています。
    それから若者のチャレンジを応援するということで、奨学金についてです。
    佐賀市の奨学金支援は、企業で働きながら奨学金を返済しなければいけない若者に、支援金を補助していくということで、年間償還額の2分の1、上限20万ということで、負担軽減につなげていきたいと思っています。
    若者の市内定住の促進にもつながると考えています。
  • ≪シニア世代が活躍する地域づくりを進めます!≫
    それからシニア世代のマッチングでは、65歳から70歳の約4割が何らかの就労をされているという情報もありますが、そういう中で、自分の経験やスキルを活かせる仕事がなかなかなかったりします。
    一方で、事業者の方も人手不足で非常に困っているということで、そこをマッチングする新たな仕組みを8月頃にスタートしたいと思っています。
    また、サポート窓口を設置してしっかりマッチングのサービスも受けられるように、シルバー人材センターなどとも連携して運用していきたいと思っています。
  • ≪活気と笑顔があふれる公民館を目指します!≫
    公民館の関係では、10月に位置付けを見直すということで、今年度は本庄公民館や中川副公民館で実証実験を行いました。
    大学生のアカペラサークルのみなさんがコンサートをしたり、こどもたちと一緒に椅子取りゲームのような工夫したゲームをして楽しい時間を過ごしたり、また、外にはキッチンカーがあったりして、そういった地域の賑わいの新しい形をつくっていきます。
    今までは、キッチンカーや料理教室などでは、お金がいくらか、実費の範囲かなど、そういったところで法令に抵触をするということで、なかなか萎縮してできないっていうことがありましたが、その辺りの制限も緩和されているところです。
    決してお金を儲けるためにやるわけではなく、どうしても地域毎にどこも高齢化して、若い世代がなかなかコミュニティに参加しないといった課題を抱えていて、今後持続的な形を考えたときに、特に若い世代が参加しやすくなるような形が必要ではないかというふうに思っています。
    多様な活用を促進していくために、令和7年度は実証実験も拡大し、予約システムも改修していきたいと思っています。そういう中で担い手が増えていけばと思っています。
    そして、新たに9月に諸富町公民館が新たに供用開始をします。
3.佐賀らしさと未来への投資
  • ≪あたりまえハッピーはじめます!≫
    あたりまえの佐賀の良さに、昨年はすごくフィーチャーされたと思っています。
    今、徐々に“あたりまえハッピー”にハッシュタグをつけて投稿してくださる方も出てきて、それぞれの市民のみなさんの感じる佐賀らしい良さがあると思っています。
    そういったところを、冒頭申し上げた市報でもちょっと力を入れた形で、写真とかもこだわった形で、特集なども定期的にやっていきたいと思っています。
    市民のみなさんの投稿もぜひ参考にさせていただきたいと思っています。
    そうやって、改めて我々ここに住んでいると、もう普通すぎてわざわざ人に言うようなものではないんじゃないかと思いつつ、実際にはこれを体験すると非常に自慢できるようなものであったりするわけですが、そういったものを、今度は観光カタログのような形で、外から来られる方へのPRにつなげていきたいと思っています。
    今年はちょうど20周年ということで、小学生の特別な体験もやっていきたいと思っています。
    また、返礼品を掲載しているふるさと納税サイトをリニューアルして、こういった良さが、佐賀を一旦離れたけども佐賀のこと考えておられる域外の方からの消費や応援につながるような仕組みを考えています。
  • ≪柳町・松原エリアの魅力を磨きます!≫
    佐賀らしさが詰まったエリアということで、柳町・松原エリアのブランディングを改めてしていきたいと考えています。
    松原エリアでは、今年度、基本構想策定をやっています。
    また、令和7年度は基本計画を作っていきます。
    柳町エリアも、有識者の方や事業者の方とワークショップをやったりして議論していただいています。
    このエリアに域外から来られた方も人流も今増えているという中で、ここでぜひ特別な体験がしたいという消費にもつなげていって、相乗効果を生み出していきたいと思います。
    クーポンなどとも相性が良いですので、力を入れていきたいと思います。
  • ≪新たな価値を生み出す人材を育てます!≫
    若者のクリエイティブな力を大学や企業と連携して高めていきます。
    実際に起業された方から起業家精神を学んだり、あるいは創造を作り上げる想像力も含めて実践的なワークショップを行ったり、また、最先端の技術を学べる講座を通してスキルアップをしていただきながら、ワークショップや座談会で実務経験を積むプログラムです。
    大学や企業と連携してやっていくことで、実践力を磨いていき、そして定期的な交流会を開催して、コミュニティも作っていきたいと思っています。
  • ≪スムーズに移動できる交通ネットワークを創ります!≫
    交通の関係では、公共交通のデータや移動のデータをシミュレーションツールにおいて活用して、調査・分析していきます。
    これまでなかなか色んなデータを組み合わせて分析することができてなかったわけですが、それぞれの交通モードで、良さや強み、特性があったりするので、そういったところを、需要のデータも含めてしっかり分析していって、現況も把握していくことで、この地域におけるベストな組み合わせや実情に応じたネットワークの構築につなげていきたいと思っています。
    そうした中で交通事業者間の連携やデジタル技術もうまく活用していくことも意識しながら、令和8年度ベストミックスな交通ネットワークを作っていきたいと思っています。
  • ≪新たな担い手確保を目指し、園芸団地を整備します!≫
    富士・三瀬・鍋島で行っているトレーニングファームや、北川副・川副の熟練農家のハウスでトレーナー制として研修をしている新規就農者、そして規模を拡大したいという方の受け皿として、園芸団地を整備します。
    北川副・川副・三瀬に園芸団地を新たに整備することで、担い手のみなさんも農地を新たに確保するハードルや、ハウス整備の最初の負担感が軽減されていきます。
    そうすることにより、持続可能な農業や稼げる農業につなげていきたいということで、4年後までに就農者14名、販売額1. 8億円を目指していきたいと思っています。
  • ≪環境と未来のために清掃工場大規模改修を行います!≫
    佐賀市清掃工場は、平成15年にスタートして20年以上が経っているということで、改修が必要になってきている状況にあります。
    そういう中で、ゼロカーボンシティということで、省エネ化、CO2排出量の削減や、防災設備を備えていくことも意識しながら改修をしていきたいと思います。令和7年に工事を開始して、令和11年に完了することを予定しています。
    それから、地域新電力会社の設立の検討を行いたいと思っています。
    今、域外に電力料金が流出しているということで、地域内で循環をしていくような姿を目指して、脱炭素の都市作りを進めていくための地域新電力会社設立の検討をしていきたいと思っています。
  • ≪New KONO PARK!≫
    鍋島直正公が最も愛した別邸ということで、いくつかある中でも一番思い入れが強く、また質素倹約な直正公にしてはかなり力を入れてこだわっておられたというような、特別な歴史がある神野公園ですが、佐賀市は約100年前に寄贈を受けまして、今こども遊園地などがあり、多くのみなさんにお越しいただいています。
    ここを、遊園地だけでなく、遊園地前の広場でも、キッチンカーやマルシェでフードメニューなどを楽しめるイベントをして、人の流れを作っていきたいと思っています。
    芝生広場も、令和7年度から整備工事に着手し、運動や健康につながるような体験の場にしていきたいと思っています。
    そして、神野のお茶屋や隔林亭といったところもこの佐賀らしさがまさに詰まっているということで、お殿様というところも1つコンセプトに入れながら、ここだけしかない特別な魅力のある公園を作っていきたいと思っています。
  • ≪SAGA LIBRARY PARK≫
    平成8年にオープンをして約30年というところで、利用者アンケートを取ると非常に高い満足度だったんですが、一方で30年近く経つとニーズも多様化しています。実際に声を聞くと、ゆったりと過ごしたいとか、こどもを見守りながら情報を得たいとか、こういったニーズがありました。そうしたところから、今はあまり利用してない潜在層も行きたくなる図書館にリニューアルできるんではないかと考えています。
    今、開架率が非常に高い図書館になっていて、いろんなニーズも時代とともに変わってくるので、書庫とで開架をうまくリバランスしていくことで、空間も2倍から3倍に大幅に増やすことができるんじゃないかということで、新たな多様化するニーズにも応えていきたいと思っています。
    令和7年は、基本設計を行っていきます。
  • ≪SAGA2024をまちづくりの好循環へつなげていきます!≫
    スポーツで歴史や文化に光が当たったり、共生社会の意識も高まりました。
    富士しゃくなげ湖の水上競技場ではカヌーや水上スキーの大会や合宿を誘致して、交流人口を増やしていきたいと思います。
    それから、先ほどの柳町・松原の話もありましたが、そうした佐賀らしさのブランド価値を高めていき、あるいは電子クーポンを発行したり、宿泊助成をしたりして、数を消費に変える仕掛けで、購買意欲を高めていきたいと思います。
    スポーツイベントは来月に桜マラソンがありますが、いろんなスポーツイベントやプロスポーツチームの支援も引き続き行っていきたいと思っています。
    それから多様なコミュニケーション手段ということで、今後、障がい福祉課の窓口で文字が表示される透明のディスプレイを導入するなど、多様なコミュニケーション手段によってハードルを減らしていきたいと思っています。
    また、ニュースポーツの普及促進も意識していきたいと思っています。

令和6年度 2月補正予算(案)

概要

2月補正予算は記載の20.9億円ということで、内訳は、物価高騰対策が3.1億円、国の補正予算に呼応した投資的事業が13億円、その他通常分が4.8億円、決算見込、執行見込みによる増減分で4.8億円となっています。

補正後の予算総額が1,203億3,800万円ということで、最終予算としては令和2年度に次ぐ規模となっています。

令和2年度はコロナ禍で大規模な経済対策を行ったのでそれに次ぐ規模となっています。

企業立地の促進

企業誘致、企業立地の関係です。

市内に進出した企業12社にスムーズな操業開始のための費用の支援ということで、オフィスの賃料や設備機器の取得費用の補助金、それから地元雇用に対する激励金などを計上しています。

地元雇用に関しては、対象が2社で13名の地元雇用が生まれていますし、佐賀市が合併してから延べ71社進出したところです。

物価高騰に対応した総合的な経済対策

物価高騰対策の支援です。

2月補正で約3億800万円、令和7年度当初予算で約3億4,400万円の、合計約6億5,300万円となっています。

学校給食につきましては、米の価格高騰などの影響を受けています。

令和5年度に給食費の値上げが決定して以降も、さらに物価が高騰しているという状況がありますので、この令和5年度の値上げ相当額を引き続き補助をしていくのとあわせて、その後の上昇分も含めて、実際に必要な食材料費との差額分を補助していくということで、給食の質を確保していきたいと思っています。

それから同様に、保育施設にも食材料費を支援していきます。

また、こどもたちのための活動として、コミュニティフリッジや、こどもの宅食・こどもの居場所の運営団体の活動について、電気代や燃料費などが高騰しているということもありますので、支援をしていきたいと思っています。

医療施設、高齢者・障がい者などの福祉施設、保育施設といったところの光熱費などの高騰の影響を受けている施設に、応援金を支給していきたいと思っています。

また、事業者の経営改善、環境改善ということで、中小企業のDXの推進ですとか、人材確保の取り組み、販路開拓の取り組みなどの支援をしていきます。

さらに、市内で使える域内消費を促すようなクーポン、街なかイベントへの支援や宿泊助成、観光タクシーの利用助成なども行っていきたいと思います。

農業分野では、人材・人手不足という状況もありますので、スマート農業の取り組みを支援して、経営の安定化につなげていき、農作業の効率化、稼ぐ農業につなげたいと思っています。

公共交通の関係では、第二種運転免許の取得助成や燃料費・燃油費、また、配車アプリの導入の支援などで業務の効率化、利便性の向上につなげていきたいと思っています。

トピックス

さが桜マラソン

最後に、さが桜マラソンまで残り1ヶ月余りとなりました。

今年は1万1,185人がエントリーされたということで、コロナ禍前の水準とほぼ同水準となっています。

フルマラソン10回記念ということで、出場者の方にはニックネームアスリートビブスに、こういった桜のマークで何回出場されたかを表示していきます。

ニックネームのビブスも、今回新たに行うもので、約500人も希望していただいています。

走った後は、これも6年ぶりの取り組みになりますが、大抽選会というのをSAGAプラザの駐車場で行い、佐賀の特産品が当たる抽選会を予定しています。

多くのボランティアのみなさんのおかげで成り立っているということで、改めて感謝しつつ、私も、若干トレーニング不足ですが、この1万1,185人の中の1人として、完走を目指して頑張りたいと思っています。

質疑応答|テーマ分

記者

新年度予算に関して、市長が最も力を入れたこと、こだわったことをお答えください。

また、各校区を巡るまちトークの中でいろんな意見や要望が寄せられると思いますが、そういった市民の方の声だったり、どんな顔を思い浮かべながらの予算編成になったのかを教えてください。

市長

今回の予算は、未来を作っていくということで、取り巻く環境が大きく変わっていると思います。

人口減少とか、気候変動とかそういった中で、今までと同じことを前例踏襲でやっているだけだと、なかなか難しくなる一方で、新たな価値を生むような挑戦をしていくことが、未来を作っていくことだと思っています。

三つの柱と申しあげましたが、そういった中で、特に未来を担うこどもそれから若者世代への支援に今回力を入れたところです。

こどもの医療費助成を高校生まで拡大することもそうですし、奨学金もそうですが、若者世代への支援というのも非常に大事になってくると思っています。

それから、新しい観光プロモーションも力を入れた取組の一つで、佐賀らしさを磨いて、広げていって、そして市民のみなさんにも自分たちの暮らす佐賀に改めて良さを再認識していただいくことで、佐賀に来た方にも素晴らしい体験を届けていけるのではないかと考えています。

そのような取組は市役所だけでできるものではないので、市報のリニューアルも単にデザインのリニューアルというよりは、市民のみなさんと一緒に作っていきたいという思いも込めて、新しいプロモーションで情報発信というところもやっていきたいと思っています。

 

そしてまちトークでは、いろんな校区を回らせていただいて、そういう中でもやっぱり実際に暮らしているみなさんの生の声をお聞きできるのは非常に代えがたいものだなと思っていますし、これからのいろんな政策に生きてくると思っています。

例えば、さがクリーン・クリーク・プロジェクトも、校区を回っていると、水草対策関係のお声もよく聞くので、何とかしたいという思いでこういう政策にもつながっています。

なかなか市長と語る場に、若い方がたくさん来られるということがないので、その辺りはこれからの課題だと思っていますが、自分もいろんな手段で発信していけばいいと思っています。

また、まちトークで各校区を回っていきますが、そういう発信の機会も増やしていきたいと思っています。

記者

予算編成に当たっては、今回もすごく大きな額になっていると思いますが、財政調整基金でいくと、一番多かった平成28年度と比べると51%ぐらいに減っているというところもあると思うんですが、各部局の声を聞けば聞くほど、やりたいことが増えるけれども、やれることはどうしても限られる、これからの予算編成に向けて、その貯金額というのはどのように見ていますか。

市長

財政については、新しい政策もどんどん意欲的にやっていこうと思っている一方で、社会保障費が約45億円増になっているというところが背景としてあります。

障がい者の介護訓練サービスも約11億円増、また認定こども園などの保育給付費も約7億円増になっているということで、そういった社会保障費の財政負担は高齢化していく社会において厳しさを増しているという状況があります。

そういう状況だから健全な財政運営のために新しいことをやらないとなると、年々厳しさを増していくということが起きてしまうので、未来という時間軸を踏まえて考えていくことが大事だと思います。

そして佐賀のまちは今、何十年に一度の変化が起きていると私も感じていますし、みなさんも感じていると思います。

そうした新しいチャンスをつかんでいくところが、この佐賀らしさを磨き上げるとか、観光プロモーションとか、またいろんな人流を生かしていくとか、それからDXもこの課題解決につなげていくための重要な手段の一つだと思っていまして、そういう意味でも佐賀市は結構DXにも力入れてやっていますので、そういった取り組みはどんどん進めていきたいと思っています。

そして基金については、国スポ・全障スポの財源として合併振興基金を12億円取り崩して一定程度使っていますので、少し減少している部分はあると思っています。

基金を一定の水準で確保しながら、その上で積極的に市政運営を進めていくことが大事と思っています。

記者

補正予算案についてお尋ねします。

障がい者加算漏れ事案の追加給付についても、予算組まれているかと思います。

今回は15人分ということで伺っていまして、今回その申請主義の中で起きたことというふうに思うんですが、常日頃、市長が市民目線と説明している中で起きた事象だと思うんですが、今回のケースを検証していく中で、どのような反省点が浮かび上がったのかということと、今後どのように生かしていくのかという視点を持っていらっしゃるのか。

そして特にその最初の60代の男性と同じようなケースがあって生活に困っている人がいるのではないかということで、弊社にご連絡取ってこられたような、そういった実態があって、結果手続きミスまで含めて19件判明したというような状態だと思うんですが、その男性に対して組織のトップとしてどのようなことを伝えたいかという点についてお伺いします。

市長

今回の補正予算には、障害者加算の支給も含めています。

まず、ケースワークの重要性を改めて感じています。

訪問を通じて相談しやすい関係を築くことが大切だと考えています。

定期的な訪問によって、健康面や生活状況をしっかり把握し、さまざまな制度の中でも特に加算制度について十分に周知していくことが重要だと再認識しました。

そのため、制度の周知、定期訪問の実施、そして相談しやすい関係の構築という基本をしっかりと進めていきたいと思っています。

それから最後のご質問につきましても、身体状況の把握や手帳取得の支援につながるよう、訪問のあり方を見直す必要があると考えています。

十分な状況把握ができていなかったこと、対応が十分でなかったことを反省し、今後は訪問の強化とともに、業務のあり方や体制を含めた対応を検討していきます。

あわせて、職員の意識向上にも取り組み、組織全体でカバーできる体制を整えていきたいと考えています。

記者

新年度に関しても、スーパーアプリの活用や行政サービスのDXを推進していくということだと思いますが、一方で、デジタルデバイスをうまく使いこなせないという例は多いかと思います。

先日のタクシーチケットの配布の際も、うまく使いこなせずに利用率が伸び悩んでいるということも伺っています。

特に高齢者の方のハードルがどうしても高くなってしまいますが、デジタルデバイド対策については、どういうふうに解消していきたいとお考えか教えてください。

市長

タクシーの場合は、対応する台数がそれほどまだ充実してないというところが非常に課題だと思っていますので、対応する台数を増やしていくということも大事だと思っています。

それからデジタル政策については、サポート窓口とかコールセンターとかもしっかり行っていきたいのと、公民館とかでも今スマホ教室とかをやっていますので、そうした対策も並行してやっていきたいと思っています。

使い勝手を絶えず良くしていくことにも、しっかり取り組んでいきたいと思っています。

記者

新電力会社の設立について、そもそも佐賀市はダムもあって水力発電と発電量が多い方だとは思いますが、実際この市内に新電力会社を設立したことによって、市民としてはどのようなメリットが得られるのでしょうか。

市長

市内に新電力会社ができると電力の地産地消が可能になり、そして再生可能エネルギーの普及が脱炭素の都市づくりにつながっていくと思っています。将来的には、市内事業者や市民にも再生可能エネルギー由来の電気の供給というのも可能になると思っています。

そういう意味でもまず検討をしていきたいということで、他都市の新電力会社では、地域の特性を生かして再エネ電気プランとか、子育て応援プランとか、そういった料金メニューを設けたり、寄付による地域支援活動なども行っていると聞いていますので、そういったところで市民のみなさんや市内事業者にとっても一定のメリットがあると思っています。

まず、令和7年度は事業計画書を作って、関心ある地元企業や金融機関、専門のコンサルなどと、新会社設立に向けた具体的な協議を行っていきたいと思っています。

記者

柳町・松原エリアの再開発や神野公園の再整備、佐賀市立図書館のリニューアル、東名遺跡も新しく建物を作ってというところが進んでいと思います。

大体3年後とかに一気に全部完成してくるのかなという感覚でいるのですが、その中で、そういった佐賀市内の観光地の周遊という視点で、バスの新しい路線を作ったり、佐賀市内を周遊するような公共交通機関というところで何か考えられているところはありますか。

市長

SAGAアリーナができたりして、人流が大きく変わっているということもありますし、ICカードなどでいろんなデータが取れるので、そういったデータもしっかり今回分析をしていきたいと思っています。

そういう意味で、新しい可能性といったところも含めて、どういう交通体系を作っていくかというのが、路線バスには路線バスの強みがあるし、デマンドにはデマンドの強みがあるし、そういった中でいろんなデジタルのツールもあるので、しっかり分析をして交通体系・交通政策を考えていきたいと思っています。

記者

5歳児健診は県内の市町で初めて実施されるという解釈でよろしいでしょうか。

保健福祉部

5歳児健診については、佐賀県内初めてです。

記者

発達障がいの早期把握と適切な早期支援が目的だと思いますが、ここに注目したというか県内初でやろうと思った経緯を少し教えてください。

市長

3歳児健診までの乳幼児健診ではなかなか発見できなかったような場合でも、5歳児で健診をしていくと発達障がいが認知されることがあります。

そういう中で、保護者のみなさんからすると就学のいろんな準備があると思いますし、こどもに必要な訓練も早期に実施が可能になるということで、スムーズな就学につなげていきたいと考えています。

保健福祉部

1歳半、3歳、5歳健診は集団健診で実施されますが、5歳児は結構動いたりするので、他のこどもたちとの行動の若干な違いをより発見しやすいということがあります。

記者

年始の挨拶でも最初に今年は観光だとおっしゃいまして、あたりまえハッピーという概念を打ち出しています。

予算額にして3,000万で素晴らしい取組だと思いますが、ややこじんまりした概念的な印象を受けます。

この取組のコンセプトについて、もう一つお言葉をいただけたらと思います。

市長

そういう意味では二重ターゲット戦略ということで、まず市民のみなさんと一緒にこの佐賀らしい価値をどんどん再発見するし、それを可視化していって、そしていろんな手段で域外から訪問される方や関心のある方にもつなげていきたいということで思っています。

市民と市外県外の方の両方をターゲットにしているということで、これは継続的な取り組みとしてやっていきたいと思っていますし、SNSなどとも相性が非常にいいと思いますので、実際アンバサダーのみなさんのように一部の市民のみなさんも協力して発信をしてくださっていたりするので、そういったところもしっかり取り組んでいきたいと思います。

それとこの3400万円に入っていませんが、いろんなクーポンの政策とか、あるいは柳町のブランディングとか、あるいは神野公園とか図書館の大きな改修とか、そういったものが全てつながって、ここでしかできない体験につながっていくと思っています。

そういう意味で、観光という定義がちょっと固定概念になっていて、佐賀は観光地じゃないというふうに今までなっていたと思います。

都会には都会の良さがもちろんありますが、佐賀には佐賀らしい素晴らしさというのがあって、それはこれからの時代に非常に価値を持つと私も思っているので、そういう佐賀らしさに改めて力を入れていく年にしたいと思っています。

市政一般

記者

市長の2期目のことについてお尋ねできたらと思います。

今の会見でも20回以上は未来という言葉を使われました。

高校生世代の医療費助成拡大など、年度後半の1期目ではないところでスタートするものにも触れられているかと思います。

これまで市長になって、ずっと取材をさせていただいた身としては、市長のいろんな市政に取り組む姿勢などから拝察して、これだけのものを打ち上げて、終わります、誰かに渡しますというような気は全くしないというのが私の実感です。

2期目、その次の予算の4年を見越した予算にもこう思えるんですけれども、現時点で2期目に関するお考えというのをお聞かせください。

市長

いつも鋭い質問をしていただいてありがとうございます。

私も就任してから目の前の課題を一生懸命にやっていくということと、その歩みを止めてはいけないと思っています。

いろんな複雑な課題がある厳しい状況の中で、しっかりと対応していくということにまずは全力投球をしているということです。

2期目につきましては、しかるべき時期にしっかりとお答えしたいと思っています。

そういう意味では、今回は職員と総合計画などについて議論してきて、それを少しでも形にするためにしっかりと予算を組んだところです。

自分自身のことについては、改めて考えを述べたいと思います。

記者

新年度は、オスプレイが佐賀空港に配備される変わり目の年になるかと思います。

2月上旬には空港の運営変更に伴う事前協議の依頼が県から届いているかと思います。

同じ日に、市長コメントで自衛隊機の運用計画や、それに伴う環境への影響、公害防止対策の措置、安全面などしっかりと確認、検証していきたいというコメントを出されていますけれども、この確認、検証方法の現状がどういった状況にあるのか、意見の取りまとめ時期について教えていただけたらと思います。

市長

公害防止協定において、空港運営の変更については事前協議の対象ということで、2月7日に、佐賀県から関係書類が佐賀市に提出がありました。

ご質問にもあったように、佐賀空港の自衛隊使用ということで、非常に重要な課題だと思っています。

これまで協定締結に係る経緯など、そういったところも踏まえながら一つ一つ丁寧に取り組んできたところで、今回の事前協議も重要だと思っています。

自衛隊機の運用計画、環境への影響、公害防止対策、安全面など、しっかり確認・検証していきたいと考えており、時期がいつとは定めていません。

そういったところをしっかり確認検証していき、また防衛省に対して責任を持って最大限の安全対策を行い、そして周辺環境に影響を及ぼさないという十分な配慮を求めていきたいと思っています。

記者

高額療養費の負担増に関する質問です。

佐賀県は中小企業が非常に多くを占めている県だと思います。

大きな健保組合だったり、公務員共済だったり、そういったところが出している付加給付がない人たちが非常に多く暮らす街だと思います。

高額療養費の負担増になると、お金の切れ目が命の期限になってしまうという声が、がん患者団体からも出ているように、大きな企業がないところは、最初に直面する課題になってくる可能性が非常に高いという意見を、他の自治体のトップが発言されています。

市長としての考えというのをお聞かせいただけますか。

市長

高額療養費の負担の件については、厚労大臣も関係団体の声を聞いて対応を検討されていると思っています。

非常に重要な課題だとい思いますので、そういったところはしっかりと声を踏まえて考えてもらいたいと思っているところです。

司会

これをもちまして、本日の市長定例記者会見を終了します。ありがとうございました。

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