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帯状疱疹予防接種について

更新:2023年03月15日

帯状疱疹について

帯状疱疹の予防接種について

帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症を抑制し、重症化や後遺症の予防につながるとされています。

帯状疱疹ワクチンには、(1)乾燥弱毒性水痘ワクチン(生ワクチン)と、(2)乾燥組替え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)の2種類があります。

両者とも、50歳以上の方を対象とした「任意接種」となっています。

「任意の予防接種」は個人の判断にて接種を行うため、接種を希望される場合、費用は全額自己負担となります。

予防接種による効果や副反応などについてよく理解されたうえで、接種を検討しましょう。

接種回数や費用が異なりますので、詳しくは各医療機関へお問合せください。

 

帯状疱疹とは

帯状疱疹は水痘(みずぼうそう)と同じウイルスによって神経の損傷と皮膚症状が現れる病気です。

 

原因

水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが原因で起こります。

子どものころにかかった水痘(みずぼうそう)が治ったあとも、ウイルスは体内(神経節)に潜伏しています。

過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活発化して、帯状疱疹を発症します。

50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

 

症状

赤い斑点や水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現します。

胸やお腹、背中、顔面に広がることが多いです。

皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して炎症が起こっているため、皮膚症状だけでなく痛みが生じます。

痛みは「ピリピリ」「ジンジン」「ズキズキ」「焼けつくような」など表現されることがあります。

神経の損傷がひどい場合は、皮膚の症状が治ったあとも、痛みが続くことがあります。(帯状疱疹後神経痛)

 

治療

ウイルスを抑制する「抗ウイルス薬」が治療の柱となります。

ウイルスはどんどん増殖するためできるだけ早く、できれば皮疹が出てから2~3日以内に抗ウイルス薬を投与されることが望ましいとされています。

抗ウイルス薬の使用が早ければ早いほどウイルス増殖が抑えられるため、重症化や帯状疱疹後神経痛を予防できる確率が高くなります。

帯状疱疹が重症化した場合、入院治療が必要となる場合があります。

症状を感じたら、早めに受診して治療を行い、症状の重症化や長期化を予防しましょう

 

帯状疱疹を予防するためには

免疫が低下しないよう、日頃の体調管理が大切です。

・1日3食、バランスの良い食事

・質の良い睡眠と十分な休養

・適度な運動

・リラックスできる時間をもつ

・帯状疱疹ワクチンを接種する などがあります

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 健康づくり課 母子保健係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号
電話:0952-40-7282 ファックス:0952-40-7380
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