人の生活に影響を与える野生動物

 近年、人の生活の場と野生動物との距離が近くなり、農作物の被害や、威嚇、家屋侵入などが増加し、トラブルも生じています。原因は色々あるようですが、これまで野生鳥獣が棲む「山」と人の生活圏との間にあって、緩衝地帯の役割を果たしていた「里山」や「農地」等が農林業の衰退や生活様式の変化で管理出来なくなったことが、野生鳥獣の増加と侵入を許しているといわれます。

被害をなくすには、野生動物が近寄ってくる原因をなくすことが重要です!

原因の例

  • ヤブや草むら、空き家、空き倉庫など、集落内に、野生動物が隠れられる場所が増えた。
  • 人の出入りが少ない田や畑がある(野生動物が近づきやすい)。
  • 食べないミカンや、クリなど、収穫残りの野菜や果樹が放置され、簡単に手に入るエサとなっている。
  • 田や畑、家庭菜園を守る柵やネットの管理が不十分である。
  • 家や倉庫に、外から侵入できる隙間が開いている。
  • ゴミステーションに囲いがない。 など

対策3原則

  1.  エサをなくす。
  2.  隠れ場所をなくす。
  3.  侵入させない(柵、ネット、隙間を塞ぐ) ・追い払う(音や光、臭いなど)

基本的な対策を地道に継続することが必要です。 人と野生動物がうまく棲み分け、共存できるようにしましょう。

佐賀市内に生息する、相談の多い野生動物

生息する、相談の多い野生動物一覧
名称 姿・足跡 特徴 対処法・相談先
イノシシ

茶色い体毛と牙を持つイノシシが草むらと白い花の間で枯れ枝の上に立ち、横を向いている写真イノシシの足跡イラスト

  • 頭~尻まで100~150センチメートル
  • 体重30~100キログラム
    (メスは一回り小さい)
  • オスは牙をもつ。
  • 雑食性

 対処法 離れる。脅かさない。驚かせない。

  • (注意)離れる場合、静かに後退します。
  • (注意)人に危険が及ぶ可能性があります。

(相談先) 身の危険を感じる場合は警察へ

  •  農業振興課(40-7115)
  •  環境政策課(40-7200)
サル 茶色と灰色の体毛を持つニホンザルが住宅地のコンクリート擁壁の上に座り、背景に緑の植栽が見える写真
  • 頭~尻まで50~60センチメートル
  • 雑食性
  • 基本的に群で生活しますが、若いオスが、次の群に移るために単独で行動する「ハグレザル」になることがあります。

 対処法 離れる。脅かさない。驚かせない。

  • (注意)離れる場合、静かに後退します。
  • (注意)人に危険が及ぶ可能性があります。

(相談先) 身の危険を感じる場合は警察へ

  •  農業振興課(40-7115)
  •  環境政策課(40-7200)
アライグマ
(特定外来生物)

灰褐色の体毛と顔の黒いマスク模様を持つアライグマが住宅地の生垣と枯れ葉の間の芝生の上に座り込んで横を向いている写真アライグマの足跡イラスト

  • 頭~尻まで30~60センチメートル
  • 雑食性
  • 夜行性
  • 尾は30センチメートルほどで、黒い縞模様がある。
  • 手が器用。木登りが得意で、スイカやトウモロコシをきれいに食べる。

 対処法 業者による駆除や、捕獲による駆除

 特定外来生物であるため、一定の条件を満たせば、有害鳥獣の捕獲許可なしで捕獲が可能です。詳しくは市役所までお問い合わせください。

(相談先)

  •  農業振興課(40-7115)
  •  環境政策課(40-7200)

(注意)建物からの追い出しは、佐賀県ペストコントロール協会(37-5114)などの駆除業者へご相談ください。

タヌキ

茶色と黒の長い体毛と黒い顔のマスク模様を持つホンドタヌキが枯れ葉の積もった地面に座っている写真タヌキの足跡イラスト

  • 頭~尻まで60センチメートル
  • 尾は15センチメートルほど
  • 雑食性
  • 夜行性
  • 決まった場所に「ためフン」をする。

 対処法 業者による駆除や、許可を受けての捕獲
(注意)個人で捕獲する場合は、農業振興課(40-7115)へお問い合わせください。

(相談先)
 佐賀県ペストコントロール協会(37-5114)などの駆除業者へご相談ください。

アナグマ

茶色と黒の体毛を持つアナグマが金網の檻の中で横たわっている写真アナグマの足跡イラスト

  • 頭~尻まで50センチメートル
  • 尾は10センチメートルほど
  • 雑食性
  • 夜行性
  • 土中に穴を掘って生活する。

 対処法 業者による駆除や、許可を受けての捕獲
(注意)個人で捕獲する場合は、農業振興課(40-7115)へお問い合わせください。

(相談先)
 佐賀県ペストコントロール協会(37-5114)などの駆除業者へご相談ください。

イタチ(オス) 茶色の細長い体毛を持つイタチが金網の檻の中で横向きになっている写真
  • 頭~尻まで30~40センチメートル
  • 尾は10~20センチメートル
  • 動物食の傾向
  • 差し迫った状況になると、肛門から悪臭を放つ。

 対処法 業者による駆除や、許可を受けての捕獲
(注意)個人で捕獲する場合は、農業振興課(40-7115)へお問い合わせください。

(相談先)
 佐賀県ペストコントロール協会(37-5114)などの駆除業者へご相談ください。

カラス 類

全身が黒い羽毛で覆われ太い黒いくちばしを持っているハシブトガラスの写真全身が黒い羽毛で覆われたハシボソガラスが太いくちばしを横向きにして立っている写真全身が黒い羽毛で覆われたミヤマガラスが曇り空を背景に建物の屋根瓦の上に止まり、横を向いている写真

順に、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ミヤマガラス

 

 対処法 追い払い カラスの生態と対策のページをご覧ください。

(相談先)

  •  農業振興課(40-7115)
  •  環境政策課(40-7200)
カモ 類

カルガモ、マガモ、コガモ、ヒドリガモの4種類の水鳥が横向きに並んでいるイラスト

カルガモ以外の多くは、渡り鳥で越冬のため11~3月に飛来します。

 

 対処法 追い払い

(相談先)
 農業振興課(40-7115)

ハト
コウモリ
紫色の首と緑の頬に白い斑点を持ち、灰色の体に黒い翼縞模様がある鳩のイラスト茶色の体毛と白い襟巻きを持ち、大きな耳と黒い翼膜を広げて笑顔で正面を向くコウモリのイラスト  

 対処法 追い払い

(相談先)
 佐賀県ペストコントロール協会(37-5114)などの駆除業者へご相談ください。

ねずみ
ゴキブリ
ヤスデ等
灰色の体と大きな耳を持ち、長い尾を伸ばして前かがみの姿勢で立つネズミのイラスト茶色の楕円形の体と6本の脚、2本の長い触角を持つゴキブリが正面から見た姿で描かれたイラスト黒い体節と両側に並ぶ多数の茶色い脚を持つムカデが湾曲した姿勢で描かれたイラスト  

 対処法 業者による駆除、市販品による捕獲・駆除

(相談先)
 佐賀県ペストコントロール協会(37-5114)などの駆除業者へご相談ください。

ヘビ
スズメバチ
茶色の斑紋を持つヘビが鋭い牙を見せて口を開け、体をとぐろ状に巻いて警戒姿勢を取っている様子のイラストオレンジ色の頭部と大きな複眼、黒い縞模様の体を持つスズメバチを正面から写した写真  

 対処法 近づかない。 (注意)人に危険が及ぶ可能性があります。

(相談先)
 佐賀県ペストコントロール協会(37-5114)などの駆除業者へご相談ください。

(注意)スズメバチの巣には、佐賀市シルバー人材センター(0120-017-468)で対応できるものもあります。

ヒアリ (特定外来生物) 茶色い体と6本の脚、2本の触角を持つアリが横向きに歩いているイラスト  

 対処法 殺虫剤などで駆除。(注意)人に危険が及ぶ可能性があります。

(相談先)
 
環境省ヒアリ相談ダイアル(0570-046-110)

  • 道路などにある小動物の死骸回収については、環境保全課(30-2436)へ、お問い合わせください。
  • 傷ついた野生動物や野鳥のヒナの保護については、佐賀県生産者支援課(25-7112)へ、お問い合わせください。
  • 外来生物については、佐賀県有明海再生・自然環境課(25-7080)へ、ご相談ください。
  • カササギ(カチガラス)については、佐賀県文化課文化財保護室(25-7232)へ、お問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境部 環境政策課 生活環境係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7200
ファックス:0952-26-5901
専用フォームで担当課にメールを送る