手足口病の発生状況
佐賀県感染症発生動向調査(令和8年6月1日~6月7日)において、手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が7.67(患者報告数92人)となりました。
流行発生警報の開始基準値である「5」を超えたため流行発生警報が発表されました。

※佐賀県では、県全体の定点医療機関当たりの患者報告数が、手足口病の警報レベル基準値を超えた場合に注意喚起を行っています。
【警報基準】
| 開始基準値 | 終息基準値 |
| 5 | 2 |
手足口病について
手足口病とは、口の中や手足に水疱を伴う複数の発疹が出るウイルス感染症のことです。2歳以下の子どもを中心に、主に夏に流行します。
感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足の甲等に2~3mmの水疱性の発疹が複数出現します。発熱は38度以下のことがほとんどです。多くは3~7日のうちに治る病気ですが、まれに、髄膜炎や脳炎などの合併症をともなうことがあります。
感染経路
・飛沫感染 (くしゃみや咳で飛び散ったしぶき等を吸い込んでうつる)
・接触感染 (タオルやコップ、おむつ交換後の手を介してうつる)
・糞口感染 (便の中に排泄されたウイルスが口の中に入ってうつる)
予防・対処法
・しっかりとした手洗いを心がけて、タオル等の共有はやめましょう。
治った後も比較的長い期間、便の中にウイルスが排出されます。感染しても発病しないままウイルスを排泄する場合もあると考えられることから、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。
(特にトイレの後や、おむつ交換の後、食事の前にはしっかりと石けんで手を洗いましょう。)
・咳やくしゃみをする時は、咳エチケットを心がけましょう。
・排泄物の適切な処理を行いましょう。
・まれに重症化することがあるので、以下の症状がある場合は医療機関を受診するようにしましょう。
高熱が2日以上続く、嘔吐する、頭が痛い、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて苦しそう、水分がとれない、ぐったりしている等

【参考】
・厚生労働省 「手足口病」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html