全国有数の広大なお濠
佐賀城のお濠は、全国有数の幅80メートル前後の広大な水堀が特徴です。
江戸時代には、幅80メートル前後を示す当時の単位で「四十間堀」と呼ばれていました。
佐賀平野は水はけに課題がある
佐賀平野は、低平地で干満差が6メートルに達し、水はけが悪く、降った雨をスムーズに排水できないという宿命を抱えています。
全国初!お濠を活用した流域治水へ
佐賀のもつ特性を踏まえ、今ある施設を有効に活用する「流域治水」の取り組みとして、全国で初めて、大雨の時にお濠に川の水を溜めて、お濠周辺や多布施川の下流の浸水軽減につなげています。
お濠活用の取り組み
平成28年度に佐賀城のお濠と城内地区を流れる多布施川の合流部に起伏堰を設置し、お濠(西濠・南濠・東濠)を調整池として活用を開始しました。
この取組により、お濠(西濠・南濠・東濠)に最大で38,000立方メートルの水が溜めれるようになりました。
さらに、お濠を調整池として有効活用するため、令和5年度より、多布施川からお濠に流入する樋門を閉め、南濠の樋門から自然排水させ、起伏堰の操作による取組と合わせて、最大58,000立方メートルの調整容量を創出しています。
また、令和7年度より北濠も新たに事前排水の取組を開始し、最大2,000立方メートルの水が溜めれるようになりました。
これらの取組により、お濠(西濠・南濠・東濠・北濠)で合わせて、最大60,000立方メートルの水を溜めることができます。



お濠活用の効果
数値概要

活用前後の変化
(左側の写真) 事前排水をした状態 (右側の写真)水を溜めた状態