「開催しました!  佐賀市の景観スポットを見て·探して·伝え合うワークショップ ヨカトコさがし」と書かれた令和6年ワークショップ活動報告用画像

市民のみなさんの景観への意識を高めることを目的に、令和6年度啓発事業の一環として、景観啓発ワークショップ「ヨカトコさがし」を開催しました。
本ページでは、活動報告として、開催当日の様子をご紹介します。

開催概要

日時

令和6年12月8日(日曜日)13時から15時45分

場所

山口亮一旧宅(佐賀市与賀町1368-1)

(補足)山口亮一氏は、明治から昭和にかけて活躍した、佐賀市精町出身の画家で、佐賀美術協会の創設者の1人です。

抜けるような青空の下、重厚な茅葺き屋根が特徴的な山口亮一旧宅の入り口に、リュックを背負った数名の見学者たちが建物の歴史を感じながら静かに入場しようとしている、冬の日の穏やかな街歩きイベントのワンシーンを捉えた写真

参加者

大学生および大学院生

コーディネーター

一般社団法人佐賀県建築士会 理事 川崎 康広 氏

開催中の様子

当日は13時に開会し、まずは市職員から佐賀市景観計画等についての説明を、コーディネーターの川崎氏から山口亮一旧宅に関する講話を行いました。

歴史的な趣がある畳敷きの和室にて、プロジェクターで投影されたスライド資料を前に、パソコンを手にした参加者たちが車座になって熱心に講師の話を聞いている、古民家を活用したワークショップの様子を捉えた写真

『ココ良いな、と思える景観が沢山あると、住みやすく、安全で、好感の持てるまちづくりへと繋がります。今回のワークショップは、ココ良いな、と感じるポイントを学生さんに見つけてもらい、参加者同士、そして市職員や建築士と意見を交わすことで、景観形成を通じたまちづくりの第一歩としましょう』という内容で、ワークショップの導入を飾るとともに、実際に利用している状況で山口亮一旧宅の説明を行うことで、参加者が景観に関して考えを深める入口を作りました。

フィールドワーク

参加者15名を3班に分けて、会場である山口亮一旧宅の周辺でフィールドワークを行い、「ココが良いな」と感じる場所を見つけていただきました。各班には、ファシリテーター(注釈)として、市職員が1名ずつ同行し、注目景観ポイントを案内したり、職員の視点から「ココが良いな」と思ったところを参加者に共有したりしました。

(注釈)ファシリテーターとは、議論等を活性化するために、中立的立場から参加者の発言を促したり、活動をサポートする人物のことです。

穏やかな陽光が降り注ぐ中、水辺の柵に沿って整備された歩道を、カジュアルな私服姿の数名の若者たちが紅葉の始まった対岸の木々や景色を眺めながら静かに散策している、冬の日のフィールドワークの様子を捉えた写真

3班それぞれ異なるルートを歩きながら、時に立ち止まって、「良いな」と感じた場所の写真を撮影してもらい、参加者とスタッフ一同で構成したLINEグループで共有しました。

冬の柔らかな日差しが降り注ぐ中、歴史を感じさせる大きな石灯籠を囲むように集まった若者たちが、街の史跡や文化について熱心に意見を交わしながらフィールドワークを楽しんでいる写真
冬の澄んだ空気を感じさせる日差しの中、伝統的な寺院の境内や立派な瓦屋根の建物を背景に、コートやチェック柄の服をまとった数名の若者たちが資料を手に立ち寄り、地域の歴史的景観を熱心に見学しているフィールドワークの写真

おしゃべりマッピング

ワークショップの後半では、前半に実施したフィールドワークで感じたことを、各班の中で共有し、話し合い、大きな地図を作りました。話し合いには、フィールドワークに同行した職員や、コーディネーターである川崎氏も参加しました。

テーブルの上に広げられた大きな地図を囲み、街歩きで撮影した多数の風景写真を地図上の該当箇所に並べながら、付箋やシールを使ってルートや発見を整理している、ワークショップでのグループワークの写真
畳敷きの和室に置かれた木製テーブルを囲み、大きな地図の上に街歩きで撮影した多数の風景写真を並べながら、若者たちが身を乗り出して熱心に意見を出し合い、情報を整理しているワークショップの様子を捉えた写真

フィールドワークで撮影した写真を貼ったり、付せんに意見を書いて参加者間で共有したりすることで、地図の充実を図りました。

地図の作成が終わった後は、各班から発表を行い、川崎氏からの解説を聞くことで、他の班が歩いたルートについても考えを深めました。その後、川崎氏による総括とアンケートの記入を経て、解散となりました。

趣のある和室で、ホワイトボードに掲示された写真付きの大きな地図を指差しながら説明する男性と、それを取り囲んで真剣な表情で見守る若者たちのグループワークの最終発表シーンを捉えた写真

日常的に利用している道を改めて歩いてみることで新たな発見があった参加者が多かったようで、フィールドワークから班ごとの発表まで会話が途切れることなく、大変充実したワークショップになりました。

住んでいて心地よいと思える景観の形成には、市民の皆さんのご協力が不可欠です。
市民の皆さんが街を歩いていて「良いな」と思える景観を増やしていくことが、良好な景観の形成へと繋がっていきます。
まずはその第一歩として、「良いな」と感じる景観を探す「ヨカトコさがし」で、今これを読んでいる皆さんも、良好な景観の形成について考えてみませんか?

参加者がワークショップで作成した地図のデジタル版を公開!

ワークショップ内で作成した、参加者の感じた「ヨカトコ」をまとめた地図を、市民の皆さまに共有するために、Googleマップのマイマップ機能でまとめました。参加者が見出した佐賀市の景観の良いところを沢山掲載していますので、ぜひご覧ください。

マップ内説明文凡例
メガホンマーク 参加者の意見
チェックマーク 補足説明

この記事に関するお問い合わせ先

都市戦略部 建築指導課 景観係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁6階
電話:0952-40-7172
ファックス:0952-40-7392
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