草むらの緑色を背景に、細長い葉の上で連結しながら休んでいる鮮やかな赤い色のオスと薄い茶色のメスの赤とんぼを接写した、自然の生命力を感じさせる非常に繊細で色鮮やかなつがいの昆虫の写真

ミヤマアカネ(佐賀県 絶滅危惧I類種)

「トンボ王国・さが」づくり事業

佐賀市には嘉瀬川や多布施川、巨勢川をはじめとする河川、クリーク、水路が網の目のように張り巡らされており、総延長は約1900キロメートルにもおよびます。

かつては、これらの水辺では夏には蚊が多く発生することから「ブン蚊都市」とも呼ばれ、水質悪化による悪臭被害もありました。

しかし、昭和55年に市民らによる「佐賀市水対策市民会議」が結成され、「河川を愛する週間」などに市民をあげての河川浄化運動が展開されることになりました。

平成元年にはふるさと創生事業を活用して水辺を愛する市民のシンボルとして「トンボ」を掲げ、「トンボ王国・さが」づくりに取り組むこととなりました。

トンボは大人から子どもまでなじみが深く、多くの種類があります。また、幼虫(ヤゴ)はボウフラ(蚊の幼虫)を、成虫は蚊を食べるため蚊の対策にもなることから、「水辺を愛する市民のシンボル」に選ばれました。

トンボが飛び交う多様な自然環境を守ろう!

近年、トンボが生息する環境の変化により、佐賀県内でもトンボの数が減少しているという調査結果が発表されています。環境の変化には、外来生物の捕食や水質の悪化などさまざまな要因がありますが、トンボが飛び交う多様な自然環境を守るために、私たちにできることを考えていく必要があります。

事業内容

自然観察会「さがの生きものさがし」

緑豊かな池のほとりで、青いシャツを着た少年や帽子を被った大人たちが、白い虫取り網を手に持って水辺の生き物を探したり捕まえたりして自然観察を楽しんでいる、自然観察会の様子を捉えた写真
青空の下、豊かな緑に囲まれた池のほとりの木道で、虫取り網を手にした子供二人と黒い帽子を被った大人が並んで立ち、水辺の生き物を探したり捕まえようとしたりしている様子の写真
黄緑色の胸部と水色の斑点がある黒い腹部を持ち、透明な翅を広げて空中に静止するようにホバリングしているヤンマ科のトンボのクローズアップ写真

佐賀市には、山から海につながるさまざまな自然環境があり、それぞれの環境に合った生きものが暮らしています。

そこで、生きものや自然を身近に感じ、大切にする心を持っていただきたいとの想いから、自然観察会を開催しています。

自然観察会では、トンボや魚など、いろいろな生きものを探して観察し、佐賀市の身近な自然を感じる場としています。

時には子どもよりも大人の方が夢中でトンボを追いかける姿が見られることもあります。

年数回開催しているので、興味がある方はぜひご参加ください!

対象

佐賀市内の小学校に通う小学生(保護者同伴)

開催時期

年によって異なりますが、概ね6~10月の週末に開催しています。

トンボ写真コンクール

トンボの写真撮影を通して自然に親しみ、「トンボ王国さが」を広く知っていただくために写真コンクールを実施しています。

毎年、県内外からたくさんのすてきな作品をご応募いただいています。

(補足)詳しくは市報およびホームページでお知らせします。

保全活動

佐賀県が絶滅危惧I類種に指定するミヤマアカネ(一番上の写真)の生息地を守るため、地元の小学生と一緒に草刈り作業や観察会などの活動をしています。

少しずつ、生息範囲も広がりつつあります。

山あいの傾斜地で、グレーの長袖シャツを着た男性が、刈り取られた大量の草を大きな透明のゴミ袋に詰めて両手で抱え上げながら、周囲の清掃や整備作業に黙々と取り組んでいる活動の様子を記録した写真

さがしのとんぼ(冊子)

平成28年度にリニューアルしました。

  • A5サイズ、56ページ、シール付
  • 無料
  • 環境政策課窓口(本庁1階)で配布しています(在庫に限りがあります)
  • 郵送しておりませんので、上記窓口までお越しください
さがしのとんぼの冊子表紙

この記事に関するお問い合わせ先

環境部 環境政策課 自然環境係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7202
ファックス:0952-26-5901
専用フォームで担当課にメールを送る