変化に富んだ環境 ~佐賀市は広い~

佐賀市は市町村合併により、山から海までつながる環境を有する市となりました。

環境省や佐賀県のレッドリストに掲載されている生き物が、私たちの身近なところに数多く生息しています。

(補足)レッドリストとは、絶滅のおそれのある野生生物をその危険度に応じてランク付けし、リストにしたもののことです。

山間部の自然と生き物

北部は脊振・天山山系に囲まれた山林地帯で、湖や森林、渓流などの環境が見られます。

草むらの中で細い枝に止まっている、黒い体に鮮やかな黄色い縞模様があり大きな緑色の複眼を持つ、羽を左右に大きく広げたオニヤンマの姿を捉えた鮮明な写真

オニヤンマ

苔の生えた樹木の幹に器用に掴まりながら、周囲の木肌の色に溶け込むような茶色い保護色を纏った細身のニホンアカガエルが、前脚を枝に掛け後ろ脚を広げて垂直に静止している様子の写真

ニホンアカガエル

青々とした山々に囲まれた渓谷の中を、大小さまざまな白い岩の間を縫うようにして澄んだ水が穏やかに流れ、奥へと続く川のせせらぎと豊かな自然の風景を水平に近いアングルから捉えた開放感のある写真

嘉瀬川

高くそびえ立つ無数の杉の木が密集して生い茂り、木漏れ日が差し込む静かな森の中で、手前の幹には青々とした蔦が巻き付き、足元にはシダなどの多様な植物が自生している豊かな日本の山林風景を、下から見上げるような構図で捉えた写真

杉林

薄っすらと雪化粧を施された山々に囲まれた静かな湖畔の風景で、どんよりとした曇り空の下、冷たい水面が広がり、岸辺の木々や斜面が白く染まった冬の厳かで寂寥感のある自然の様子を捉えた写真

冬の嘉瀬川ダム

平野部の自然と生き物

中部には広大な平野が広がっており、網目状に張り巡らされた水路にはニッポンバラタナゴをはじめとする貴重な生き物を観察することができます。

透明な観察ケースの中に入れられた、体の中央から頭部にかけて赤みがかり背中側には美しい緑色の光沢を持つ、ヒレの縁が鮮やかな朱色に染まったニッポンバラタナゴが水中で静止している様子を真横から克明に捉えた写真

ニッポンバラタナゴ(環境省:絶滅危惧IA類、佐賀県:絶滅危惧I類種)

屋外の田園地帯を背景に、透明なプラスチックの観察ケースの中でじっとしている、細長い体に茶色い斑点模様があり、尾びれに数本の横縞が入ったアリアケスジシマドジョウを、地面に置かれた青いタモ網と共に捉えた写真

アリアケスジシマドジョウ(環境省:絶滅危惧IB類、佐賀県:絶滅危惧I類種)

枯れ草が密集して生い茂る野原の中で、細い草の茎に絡みつくように作られた、丸い形をした茶色い繊維状の塊のカヤネズミの巣が、周囲の風景に溶け込むようにひっそりと存在している様子を中央に捉えた写真

カヤネズミ(佐賀県:準絶滅危惧種)の巣

明るい陽光が差し込む庭園のような場所で、滑らかな質感を持つ太い樹木の枝に、鮮やかなコバルトブルーの背中とオレンジ色の腹部が美しいカワセミが静かに止まって周囲を伺っている様子を捉えた写真

カワセミ

水草が密に生い茂る浅い水辺で、水面から突き出た細い植物の先端に、鮮やかな赤い色をした細長いベニイトトンボが垂直に止まって羽を休めている様子を、周囲の緑豊かな自然環境と共に捉えた情緒溢れる写真

ベニイトトンボ(環境省:準絶滅危惧、佐賀県:準絶滅危惧種)

陽光が反射する穏やかな水面に浮かぶ、中心が鮮やかな黄色で外側に向かって淡い紫色から白へと変化する可憐な三枚の花びらを持つミズオオバコが、緑色の葉に囲まれて一輪だけ美しく咲いている様子を真上から捉えた写真

ミズオオバコ(環境省:絶滅危惧II類、佐賀県:準絶滅危惧種)

有明海の自然と生き物

南部は有明海に面しており、干潟の個性的な生態系が見られます。

穏やかな波が寄せる広い干潟に等間隔で打ち込まれた数多くの木杭の上に、長いヘラ状のくちばしを持つ真っ白なクロツラヘラサギの群れが羽を休め、一羽が大きく羽を広げて舞い降りようとしている写真

クロツラヘラサギ(環境省:絶滅危惧IB類、佐賀県:絶滅危惧I類種)

浅瀬の砂地に体を半分沈めながら、水面から大きな目だけを出し周囲を警戒しているような、白っぽくザラザラとした質感の皮膚を持つムツゴロウの頭部を至近距離から克明に捉えた、躍動感のある自然の生態写真

ムツゴロウ(環境省:絶滅危惧IB類)

夕闇が迫る紫色のグラデーション空の下、手前に広がるシチメンソウの群落が赤く染まり、海岸沿いに続く長い木製フェンスの向こう側に静かな海が広がる、幻想的で情緒豊かな秋の夕暮れ時の風景を捉えた写真

シチメンソウ(環境省:絶滅危惧II類、佐賀県:絶滅危惧II類種)

泥が堆積した干潟の上で、体に対して不釣り合いなほど巨大で鮮やかな赤色からピンク色のグラデーションを持つ片方のハサミを誇示するように掲げ、長い眼柄を垂直に立てて周囲を伺っているシオマネキの姿を捉えた写真

シオマネキ(環境省:絶滅危惧II類、佐賀県:絶滅危惧II類種)

曇り空の下、波立つ海面の上空を無数の野鳥が大きな群れをなし、背景にそびえる青い山影や防波堤を覆い尽くすようにして一斉に飛び交う、圧倒的な自然の生命力を感じさせる躍動感あふれる風景を遠景から捉えた写真

野鳥の群飛

青々とした広大な海と干潟が左側に広がり、右側には海岸線に沿って真っ直ぐに伸びる堤防と、その先に広がる穏やかな田園風景や集落を、雲一つない青空の下で遥か上空から俯瞰で捉えた、開放感あふれる風景写真

空から見た東よか干潟

この記事に関するお問い合わせ先

環境部 環境政策課 自然環境係
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電話:0952-40-7202
ファックス:0952-26-5901
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