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使用済み天ぷら油から高品質バイオディーゼル燃料を作っています!(廃食用油リサイクル)

更新:2024年06月18日

使用済み天ぷら油の回収にご協力ください

佐賀市では、使用済みの天ぷら油を回収・精製し、軽油と同等質である高品質バイオディーゼル燃料(HiBD)として再生しています。この燃料は、環境にやさしい燃料で、ごみ収集車や市営バス等に使用しています。

高品質バイオディーゼル燃料(HiBD)とは

高品質バイオディーゼル燃料を略して、「HiBD(ハイビーディ)」と言い、軽油と同等質の燃料であり、市営バスやごみ収集車の燃料として使用しています。

廃食用油 HiBD写真
再生前(廃食用油) 再生後(HiBD)

以前は、バイオディーゼル燃料(BDF)という、軽油の代替燃料に再生していましたが、排出規制に伴いディーゼルエンジンが改良され、BDFは使用できなくなりました。そのため、令和2年3月末にHiBD精製装置を設置し令和2年度からHiBDの精製を開始しました。

使用済み天ぷら油リサイクルのメリット

ごみの減量

以前は、使用済み天ぷら油は、固めたり、紙に吸わせて燃えるごみとして処理していました。これをリサイクルすることで、焼却するごみの量を減らすことができます。

資源の有効活用

軽油の替わりにバイオディーゼル燃料を使用することで、化石燃料の使用量を削減できます。

地球温暖化の抑制

植物由来の燃料であるため、大気中の二酸化炭素を増加させない「カーボンニュートラル」と呼ばれる特性を有しています。

廃食用油リサイクル図R4.12.13

使用済み天ぷら油の出し方

  1. 使用済み天ぷら油を、ふた付の容器に入れる。(油が入っていた容器や、洗ったペットボトル等)
    ※天かすなどの異物除去にご協力ください。
  2. 油がこぼれないようにしっかりとふたをする
  3. 市内のスーパーや公共施設等に設置している、専用の回収ボックス(緑色)に容器ごと入れる

回収場所や時間に特に指定はありませんので、買い物のついでなど都合のいいときに出せます。ただし、回収ボックスを設置している施設が閉まっているときは出せません。

回収ボックス写真 DSCN3803
回収ボックス写真 廃食用油排出例写真

 

※注意事項

  • ふたがないものはこぼれたり、異物が混入する原因となりリサイクル出来なくなります。
  • ふたが上下に開く開閉式のものは、回収時にふたが外れてしまうことがあります。ふたが開閉式の容器に入れて出される場合はふたをビニール等で覆い、テープや輪ごむ等でとめて出してください。
  • 回収する油は、植物性の食用油に限ります。動物性の油、エンジンオイル等の鉱物油は絶対に出さないようにしてください。
  • 植物性の食用油以外の液体(めんつゆ、ソース)が入っていることがあります。回収ボックスには絶対に出さないでください。

回収ボックス設置場所

回収ボックスはスーパー等の回収協力店や市の公共施設に設置しています。詳しくは関連ファイルをご覧ください。

関連ファイル

ボックス設置場所一覧表(R6.4.1)【 PDFファイル:65.3 KB B 】

使用済み天ぷら油リサイクルリーフレット【PDFファイル:4.2MB】

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このページに関するお問い合わせ

環境部 循環型社会推進課 3R推進係
〒849-0917 佐賀市高木瀬町大字長瀬2369 佐賀市清掃工場
電話:0952-30-2430 ファックス:0952-30-2494
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