先天性風しん症候群の予防のために
妊娠初期(妊娠20週頃まで)の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群」(耳が聞こえにくくなる、生まれつき心臓に障害がある、目が見えにくくなるなど)になる可能性があります。
「先天性風しん症候群」の発生を予防し、女性が将来も安心して妊娠・出産できるように、妊娠を希望する女性と妊婦の同居者に風しんの抗体検査・予防接種を受けるための費用を全額助成します。
助成を受けるためには、窓口(健康づくり課予防接種係)で事前受付が必要です。
対象者
抗体検査
(1)妊娠を希望する女性
(2)風しん抗体価が低い※妊婦の同居者
ただし、以下の方を除きます。
- 過去に風しんの抗体検査を受けたことがある方
- 明らかに1回でも風しんの予防接種歴がある方
- 検査で確定診断を受けた風しんの既往歴がある方
- 現在妊娠中の方
- 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性(風しん第5期予防接種対象者)
- 未就学児
予防接種
(1)妊娠を希望する女性で、風しん抗体価が低い※方
(2)風しん抗体価が低い※妊婦の同居者で、風しん抗体価が低い※方
ただし、以下の方を除きます。
- 現在妊娠中あるいは現在妊娠している可能性がある方
- 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性(風しん第5期予防接種対象者)のうち、風しん抗体価がHI法8倍以下または8倍相応の方
- 未就学児
※風しん抗体価が低いとは、HI法16倍以下またはHI法16倍以下相応(EIA法では、EIA価8.0未満または国際単位30IU/ml未満)のことです。
助成内容
抗体検査
風しん抗体検査にかかる費用の全部
※助成は1人1回のみ
(医療機関によっては診察代が必要となる場合がありますが、診察代は助成の対象になりません。)
予防接種
風しんワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチン予防接種にかかる費用の全部
※助成は1人1回のみ
助成期間
令和7年3月31日までに受ける抗体検査及び予防接種の費用が全額助成されます。
事前受付方法
受付窓口は、健康づくり課予防接種係(本庁1階64番から66番窓口)です。
受付時間は、8時30分から17時まで(土日、祝日を除く)です。
事前受付に必要なもの
抗体検査
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証等)
- (2)の対象者は、同居する妊婦の風しん抗体価が低いことを証明できるもの(母子健康手帳または風しん抗体検査結果通知)
予防接種
-
本人確認書類(運転免許証、健康保険証等)
-
風しん抗体価が低いことを証明できるもの(対象者の検査結果通知)
-
(2)の対象者は、同居する妊婦の風しん抗体価が低いことを証明できるもの(母子健康手帳または風しん抗体検査結果通知)
代理申請に必要なもの
勤務等の理由で代理人が申請される場合は、委任状及び代理人の本人確認書類が必要です。
関連ファイルの委任状をご記入の上、窓口にお持ちください。
予防接種時の注意
- 接種前1か月間、接種後2か月間は避妊が必要です。
- 任意接種のため、接種によって健康被害が生じた場合は、予防接種法の定める救済措置の対象とならず、「医薬品副作用被害救済制度」、「全国市長会予防接種事故賠償補償保険制度」の対象となることをご理解の上、接種してください。
実施医療機関
佐賀県内の風しん抗体検査・予防接種実施医療機関で受けられます。
佐賀市内の医療機関は、佐賀市内実施医療機関(県風しん事業)(令和6年9月26日時点)をご覧ください。
佐賀県内の医療機関一覧は、佐賀県のホームページ(外部リンク)をご覧ください。
関連ファイル
申請書(風しん抗体検査・予防接種)【 PDFファイル:102KB 】
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康づくり課 予防接種係〒840-8501 佐賀市栄町1番1号
電話:0952-40-7279 ファックス:0952-40-7380
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