カラスの生態と被害対策について

更新:2019年03月 6日

カラスの生態と被害対策について

佐賀市内には3種類のカラスが生息しています。

年間を通して佐賀に生息しているハシブトガラス、ハシボソガラスという2種類のカラスに加え、秋冬期に越冬のために大陸から渡ってくる渡り鳥であるミヤマガラスの3種類になります。

佐賀県内において、県庁周辺が最大のねぐらになっており、佐賀市全域からカラスが集まります。特に秋冬期においてはミヤマガラスが飛来するため年間を通して最も多くのカラスが飛来し、フン害や景観等、被害をもたらしています。

 

カラスの種類・生態について

ハシブトガラス

ハシブトガラス

ハシブトガラス

全長56cm程度

カァカァと澄んだ声で鳴き、両足でジャンプするように歩く

上くちばしが太く、湾曲している。

雑食性で、肉類や樹木の種子を好む。

 

ハシボソガラス

ハシボソガラス

ハシボソガラス

全長50cm程度

ガァガァとしわがれた声で鳴き、左右の足を交互に動かし歩く。

ハシブトガラスに比べ、くちばしは細く、直線的になっている。

雑食性で、農作物や昆虫を好む。

 

ミヤマガラス

ミヤマガラス

全長47cm程度

10月上旬から3月下旬まで越冬のために飛来する渡り鳥である。

生態はハシボソガラスによく似ているが、ハシボソガラスよりもさらに小柄である。

くちばしの根元が露出していて白く見える。

雑食だが、特に昆虫や種子を好む。

群れで行動し、数十羽から数百羽単位で活動する。

 

大型箱わなによる個体数調整

佐賀市では平成26年度から大型箱わなを用いたカラスの捕獲・駆除を開始し、平成27年度以降も箱わなを増設しながら継続して捕獲・駆除を行なっております。平成30年度9月に5基目の箱わなを増設し、1基はねぐら周辺、あと4基はえさ場である郊外に設置しています。

箱わな

 

営巣期におけるカラスの襲来

3月下旬から7月下旬にかけて、カラスの営巣育雛時期になり、卵やヒナを守るために巣の近くを通る人に対して威嚇行動に出る場合があります。これはヒナを守るための行動なので単独、もしくはつがいでの行動で、集団で人を襲うということはほとんどありません。

 

カラスが人を襲う傾向について

カラスはヒナを守るために、威嚇行動に出るため、カラスが危険を感じるような状況であればより威嚇行動に出る傾向が強くなります。

巣を作っている木の高さが低く、巣と人の距離が近いときや、巣よりも高い位置に人が立つ場所(マンションの木に巣を作り、人がベランダや屋上に立った場合、街路樹に巣を作り、人が歩道橋を歩く場合)などに威嚇行動に出る傾向が強いです。

威嚇条件 一体

出典:自治体担当者のためのカラス対策マニュアル/環境省自然環境局

威嚇行動のプロセス

カラスが人を襲う場合、いきなり襲うわけではありません。攻撃に至るまでにいくつかのプロセスがあります。まずは、遠くからじっと観察します。人が移動するとそれに合わせて移動し観察を続けます。さらに巣に近づくと人に向かって「ガーッ、ガーッ」と激しく鳴き、止まっている枝にくちばしをこすりつけたり、小さな枝を折って落としたりします。ここからさらに近づいたりすれば実際に攻撃を仕掛けてきます。

威嚇順序

出典:自治体担当者のためのカラス対策マニュアル/環境省自然環境局

カラスが人を襲うときは、人の後頭部めがけて飛んできて足で蹴って攻撃します。これは直接大きなけがにはつながることはほとんどないですが、襲われた人がパニックになり、慌てて逃げようとした際に転んで骨折するなど大きなけがにつながることがあります。

カラスに攻撃された際は慌てずにその場から離れるようにしましょう。

 

威嚇行動に対する対策について

カラスが人を攻撃するのはヒナを守るためなので、巣のある場所に近づかない、カラスを刺激しないことなどが被害防止のためには大切になります。また、必ず後ろから攻撃することから傘をさすことも有効です。

また、カラスの襲来被害防止のために、佐賀市では巣・卵・ヒナの撤去・駆除をしております。これには市町村の許可が必要です。(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)

 

カラスの巣を見つけた、カラスに襲われたなどのご相談は佐賀市環境政策課(電話番号0952-40-7200)にご連絡ください(巣の場所や時期によっては撤去を出来ない場合もございます)。

また、電柱などに巣を作っている場合は九州電力やNTTなど、電柱の管理者にご相談ください。

 

その他、佐賀市のカラス対策について

◎ごみステーションのカラス対策

https://www.city.saga.lg.jp/main/3056.html

◎カラスネット購入費補助金

http://www.city.saga.lg.jp/main/1668.html

 

参考資料

http://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs5-1b/

(環境省ホームページ 自治体担当者のためのカラス対策マニュアル)

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境政策課 生活環境係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7200 ファックス:0952-26-5901
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