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『「ケア中心社会」を目指して』

ケア中心社会とは、できないことを無理せず周りに頼り、みんなで助け合いながら安心して暮らせる社会のことです。コロナ禍では、感染予防のため三密(密閉・密集・密接)対策がとられ、人と人とのつながりが希薄になりました。地域の行事も中止となり、さまざまな団体も活動を停止するなど、分断・希薄化された人間関係は、5類移行後の今もなお十分には戻っていません。

本来、人は親子や夫婦、きょうだい、地域や職場など、多くの人との関わりの中で生きています。その絆を取り戻すためには、自分以外の人の価値観を尊重し、たとえ親しい間柄であっても、相手を「かけがえのない命を持った他者」として受け止めることが大切です。そして、相手の話に耳を傾け、自分とは異なる価値観を認め合うことが求められます。価値観の違いを超え、困っている人に手を差し伸べる一人一人の行動が、ケア中心社会につながるのではないでしょうか。

(社会人権・同和教育指導員)

毎月1日は「いじめ・いのちを考える日」です。
毎月11日は「人権を考える日」です。

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