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『誰もが安心して生きられる社会とは』

駅のホームの待合室で、数名のろう者の方が、手話で会話をされているのに居合わせたことがあります。手が活発に動き、表情も豊かで、時には笑い声も上がります。そこでは、私は手話という言語がわからない「少数派」でした。その時あらためて障がいのある人の生きづらさについて考えました。

私たちの社会は、さまざまな属性の人で構成されています。ですが、その仕組みはこの社会の多くを占める「多数派」に合わせて作られる傾向があり、それが「少数派」に困難や不便をもたらすことがあります。障がいのある人やその他の「少数派」の人も、同じ社会で当たり前に生活できるようにするためには、まずは当事者の声を聞き、よく話し合いながらルールを変えたり、環境を整えたりすることが大切です。

「少数派」の人も安心して生きられる社会が、誰もが安心して生きられる社会ではないでしょうか。

(社会人権・同和教育指導員)

毎月1日は「いじめ・いのちを考える日」です。

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