多様な性のあり方
性のあり方は、虹の色のように多様であり明確な境界を引くこともできません。
主な性のあり方を紹介します。
| 性のあり方 |
性的少数者 (セクシュアル・マイノリティ) {性的少数者は、下記のうち、一つのあるいは複数の特徴を持つ} |
多くの人たちの性のあり方 |
|---|---|---|
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からだの性 生物学的な性別 (注意:これが出生時に戸籍に登録され、社会生活上の性別になることが多い) |
先天的に「からだの性別」が不明瞭で、男女両方の特徴を持つ人。又は男女どちらかに完全には性分化していない人。(注釈1) | 性染色体や内外性器の状態が、はっきりと男女どちらかの特徴を示している。 |
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こころの性 性自認、自分が思う性別 |
「からだの性別」と「こころの性別」に不一致があって「こころの性別」に従って生活していくことを希望している人。(注釈2) | 自分自身が認識している「こころの性別」が「からだの性別」と、完全に一致している(あるいは、大部分で一致している)。 |
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好きになる相手の性別 性的指向(恋愛・性愛の対象となる性別) |
同じ性別の人(同性)のみを恋愛対象とする(同性愛)。または、同じ性別の人(同性)と、自分とは反対の性別の人(異性)を、いずれも恋愛対象とする(両性愛/全性愛)。 (注釈3) |
自分とは反対の性別の人(異性)のみを、恋愛対象とする。 |
- (注釈1)このように男女双方の性的特徴をあわせもっているなど、「からだの性別」について男女いずか一方に区分しがたい人たちを、中間的な性別の人たち(インターセックス)ともいいます。日本のいくつかの医学会から「性分化疾患」という呼称も提唱されています。
- (注釈2)この場合、「こころの性別」は、「からだの性別」と反対の場合もあります。また、自分の「こころの性別」について迷っている人や、あえて、男女いずれの性別でもない(男女どちらか一方に決めないで、自分らしさを大切にしたい)という人もいます。
- (注釈3)恋愛・性愛は、こころの事柄(精神作用)ですので、その人の「こころの性別」を基準として、恋愛感情が、同性と異性のどちらに(も)向かうかを考えます。
LGBTQ+とは?
LGBTQ+とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングの頭文字をまとめたもので、性的少数者の総称の一つとして使われています。
この他にも、アセクシュアル(他人に恋愛感情を抱かない人・無性愛者)、など、様々な人がいます。
| Lesbian(レズビアン) | 女性同性愛者。女性として同性(女性)を好きになる女性。 |
|---|---|
| Gay(ゲイ) | 男性同性愛者。男性として同性(男性)を好きになる男性。 |
| Bisexual(バイセクシュアル) |
両性愛者。同性を好きになることも異性を好きになることもある人。 (注釈1) |
| Transgender (トランスジェンダー) |
「からだの性別」と「こころの性別」に不一致があって「こころの性別」に従って暮らしていきたいと考えている人たち。 (注釈2〜5) |
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Questioning(クエスチョニング) Queer(クィア) |
性自認や性的指向が明確でなく揺れ動いている人。 もともと「不思議な」「奇妙な」などを表す言葉であったが、現代では、性的少数者を包括する言葉としても使われている。 |
- (注釈1)両性愛の人は、好きになる相手の人の性別(性的特徴)を意識しながら、その人を好きになることが多いとされます。他方で、好きになる相手の人の性別(性的特徴)を意識しないで、相手の人そのものを好きになる人もいて、こうした人たちは、Pansexual(パンセクシュアル:全性愛)とも呼ばれます。
- (注釈2)トランスジェンダーは、日本語では「性的越境者」と訳されます。戸籍などに登録されて、その人の社会生活上の性別とされているものを英語で「ジェンダー」と言います。これは、ほとんどの場合、その人の「からだの性別」と一致します。トランスジェンダーの人たちは、「からだの性別」にもとづいて割り当てられた社会生活上の性別(ジェンダー)に違和感があって、自分が感じている「こころの性別」で生活したいと望んでいます。つまり「社会生活上の性別(ジェンダー)」から「こころの性別」に向かって、性別の境界を越えようとする人たちですので「トランスジェンダー」(性的越境者)と呼ばれます。
- (注釈3)トランスジェンダーの人が、一定の法律上の条件を満たした場合には、戸籍上の性別を変更することが認められています(性同一性障害者特例法)。
- (注釈4)自分の社会生活上の性別(ジェンダー)というよりも、自分の「からだの性別」(とりわけ性器)に対する強い違和感・拒否感があって、身体的特徴を「こころの性別」に近づけるための「性別適合手術」を望むような人たちを「トランスセクシュアル」とも呼びます。
- (注釈5)服装や外見を、自分の「からだの性別」とは反対の性別のものにしようとする人たちを、トランスヴェスタイト(異性装者ともいいます)。
カミングアウト・相談を受けたら…
もし身近な人から、自分が性的少数者(LGBTQ+)であることを打ち明けられた場合、とまどってしまう人が多いかもしれません。このように当事者が自分のことについて打ち明けることを「カミングアウト」といいます。カミングアウトを受けた場合、必ずしも「正しい」「完璧な」対応をしようと無理することはありません。
まずはじっくりと話を聴き、すべてを一度に理解しようとはせず、分からないことは「分からない」と言って、本人に尋ねてみましょう。そのように、本人の生活上のしんどさや、こうあってほしいという希望を、ていねいに聴き取りながら、少しずつ本人が暮らしてやすい状況をいっしょに考えて整えていきたいものです。
- 「言ってくれてありがとう。」
あなたを信頼して打ち明けてくれたのです。大変な勇気が必要であったはずです。 - まずは黙って最後まで聴く。
- 簡単に決め付けたような発言をしない。
- 本人の了承なく、周りの人に相談・暴露(アウティング)は絶対しない。
誰かに話しているか、話していいかを確認する。 - 何に困っているのかを聴く。
- 最適な対応は一人ひとり違うため、対話の中で対応を考えていく。
「あるがままのあなたで良い。」「自分らしく生きて良い。」のだと言う事を伝えてあげてください。
相談窓口
専門の相談員はいませんが、何ができるかを一緒に考えます。
性別にかかわらず、ご連絡ください。
男女共同参画課
電話:0952(40)-7014
日時:月曜日~金曜日(8時30分~17時15分)
(注意:土曜日、日曜日、祝日及び12月29日~1月3日は休みです)
秘密は厳守します。相談は無料です。
佐賀県の相談窓口
佐賀県DV総合対策センター(アバンセ内)
LGBTsに関する相談 090-1926-8339
日時:毎月第2土曜日、第4木曜日 (14時~16時)