本市では、障がい福祉分野と異業種、特に農業と連携していくことで、障がい者の工賃向上を図る取り組みを行っています。

農福連携とは

農業側には、後継不足と高齢化により、労働力が不足する状況にあり、農地を管理したり、安定的に農産物を生産することが困難になっています。

 一方、福祉側では、就労の機会に恵まれておらず、月額工賃も約18,000円と低い状況にあります。

これら農業側と福祉側、双方の課題をお互いが連携することで解決を目指していく取り組みを農福連携といいます。

本市は、特定非営利活動法人佐賀中部障がい者ふくしネット(以下「ふくしネット」という。)と共同で、この取り組みを推進しています。

本市の取り組み

中山間地域での取り組み

平成30年4月から、ふくしネットとJAさが富士町営農センター、佐城農業振興センター(北部振興)とが連携し、佐賀市北部のJAさが北山予冷センター(富士町)において、ほうれん草の出荷調整作業をおこなっており、令和元年度から令和2年度までは1事業所が、令和3年度以降は3事業所が作業に従事しています。
また、北部地区では、ピーマンのヘタ切りやトマトの調整作業もおこなっています。

作業場にて、ピンクのエプロンを身に着けた女性や周囲のスタッフたちが、テーブルの上に山積みになった新鮮なほうれん草を丁寧に仕分け、カゴに詰める作業などをしている写真

JAさが大和との取り組み(主にみかんの作業)

JAさがの大和みかん選果場において、センサーで判別されたデコポンを等級ごとにコンテナにいれる作業や袋に入れる作業及び箱詰め作業を行っています。(令和3年度は2事業所、令和4年度は3事業所)

また、大和地区のみかん農家宅での作業も増えています。

屋内で、緑色の作業服を着たスタッフたちがベルトコンベアから流れてくるみかんを一つずつ手に取り、手元に積み上げられた緑色のプラスチックコンテナへと箱詰めしている写真
山あいの果樹園にて、脚立やバケツを用意した3人の作業員が、枝いっぱいに実った鮮やかなオレンジ色のみかんを一つずつ丁寧に手作業で収穫している収穫作業の写真

平野部での取り組み

平成31年3月以降、ふくしネットと佐城農業振興センター、JAさがとの連携により、玉ねぎの根切り葉切り作業やきゅうり集荷場での作業(久保田町)、アスパラガス引き取り作業(諸富町・本庄町)、ミニアスパラ袋詰め(川副町)など、市平野部においても農福連携の取り組みは徐々に広がっています。

広い倉庫内の選別場にて、緑色の作業服を着たスタッフたちが、伸縮式のローラーコンベアを使って「さが きゅうり」と印字された段ボール箱を運んでいる写真
ビニールハウス内にて、二人の作業員が、支柱の間に積まれたアスパラガスの茎葉をまとめて収穫している様子の写真

啓発DVDについて

市全域に農福連携の取り組みを広げていくため、啓発用のDVDを制作し、イベントや研修会等で使用してきました。今後は、各事業所や農家等にDVDを配布するとともに、Youtube等も活用して農福連携を推進していきます。

「全国有数の農業県・佐賀」という白いテロップが中央に配置され、眼下に広大な緑の田畑と緩やかに流れる河川、そして遠くに霞む山々を一望する空中写真が写された写真
ビニールハウスの内部で、等間隔に並んだ青々としたパセリの株に向き合い、帽子を被った二人の作業員が腰をかがめて一株ずつ丁寧に収穫作業を行っている写真
ビニールハウスの中で、麦わら帽子を被った女性が「他の仕事ををやれることが良かったですね」というテロップとともに、背後の農作物を背に晴れやかな笑顔で写された写真
緑色の背景に「農福連携」というタイトルと「WIN WIN」の文字が書かれ、青い帽子を被った「障害者」と麦わら帽子を被った「農家」のキャラクターが笑顔で並ぶイラスト

Youtubeは下記リンクへ

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 障がい福祉課 生活支援一係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7255
ファックス:0952-40-7379
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