佐賀市柳町周辺にある佐賀市歴史民俗館の情報です。

貴重な歴史的価値あふれる建物を後世に伝え、市の財産として役立てようと整備・公開されているもので、大正時代の洋風建築の様式を今に残す旧古賀銀行とその創設者の住宅であった旧古賀家、また今宿町に残っていた佐賀の旧城下町の中でもっとも古い町家を移築・復元した旧牛島家、明治初期の銀行の面影が残る旧三省銀行、そして、大正時代の近代的和風建築の粋を集めた旧福田家、平成27年2月にリノベーションされ、新しく生まれ変わった旧森永家・旧久富家といった歴史的建物群を総称したものです。

  • 所在地 佐賀市柳町2-9
  • 問合せ先 0952-22-6849
  • 開館時間 9時から17時
  • 休館日
    • 月曜日
    • 祝日の翌日
    • 年末年始
    • 資料等整理期間
  • 料金 常設展 無料
  • 駐車場 50台
  • 交通アクセス
    • 車:佐賀大和インターチェンジから約20分
    • バス:佐賀駅バスセンターから片田江方面。呉服元町バス停下車

旧古賀銀行

青い空の下に立つ、レンガ造りの重厚な2階建ての洋館で、白い石材の装飾や縦長の窓が特徴的な歴史を感じさせる外観をしており、手前には門扉やソテツのような植物が植えられた庭が広がっている旧古賀銀行の建物外観の写真

古賀銀行は、明治18年に両替商をしていた古賀善平が設立した銀行で、大正8年頃には、九州の5大銀行のひとつに数えられるまでに成長しました。大正15年、恐慌により休業に追い込まれ、その後は商業会議所、労働会館などとして改装されましたが、現在、歴史民俗館として大正5年当時の姿に復原いたしました。

また、館内にはカフェが営業しており、コーヒーなどを味わいながら、大正ロマンの雰囲気を楽しむことができます。

旧古賀家

瓦屋根の伝統的な和風建築の玄関先を正面から捉えており、石畳の通路が建物へと続き、左右には丁寧に手入れされた松の木や低木が配置された趣のある日本庭園が広がっている、歴史的な風格を感じさせる旧古賀家の写真

古賀銀行の創設者古賀善平の住宅で、明治17年に建てられました。

町家でありつつも武家屋敷の様式を呈しています。明治時代の実業家の居宅としての貴重な姿を、ぜひお楽しみください。

旧古賀家の室内は15部屋の和室があり、それぞれの部屋は、見事な欄間やふすま絵などが楽しめます。主な部材は建築当時そのままのもの。ひとつひとつが歴史の年輪を感じさせます。

旧牛島家

白い漆喰壁が美しい2階建ての伝統的な商家建築で、1階部分には格子戸や陳列棚が見える開放的な店構えがあり、2階には小さな窓が並び、重厚な瓦屋根と軒下の木造構造が歴史ある街並みの風情を今に伝える旧牛島家の写真

もともと下今宿町(現朝日町)にあった町家建築で、平成5年度の道路拡張に伴い、現在の地に移転復原いたしました。建築時期は江戸中期頃と推定されており、佐賀城下に残る町家建築の中では最古のものと思われる貴重なものです。

旧三省銀行

白く塗られた高い切妻屋根が特徴的な蔵造りの2階建て建築で、重厚な瓦屋根の下に複数の黒い観音開きの窓が並び、1階部分には格子窓や門構えを備えた、歴史的な風情を感じさせる堅牢な旧三省銀行の写真

明治15年に設立された銀行で、むくりのある切妻屋根など、外観は伝統的な蔵造りです。開所当時は、一般の銀行業務と違い、米相場取引を主に生業としたようです。

旧福田家

瓦屋根を備えた立派な薬医門形式の門構えで、門柱には「旧福田家住宅」と記された木製看板が掲げられ、門の先には美しく整えられた中庭の松の木と、その奥に重厚な平屋建ての日本家屋が静かに佇んでいる建物の写真

明治末期から大正、昭和にかけて活躍した実業家、福田慶四郎が大正7年に構えた近代和風住宅で、随所に当時の建築技術の粋を垣間見ることができます。

江戸期から続く近代和風建築の技と芸術が頂点を極める、大正時代に建てられた福田家。接客空間は多様で、特に本玄関からすぐ右手にある応接間は、ステンドグラスの窓やシャンデリアなど、和風建築のなかに洒落た洋の趣が堪能できます。

旧森永家

白く美しい漆喰壁の蔵造り建築が並ぶ歴史的な街並みで、手前の建物には鮮やかな赤い暖簾が下がり、軒先にはピンク色の提灯が飾られ、落ち着いた和の風情の中に華やかさが添えられた、晴天の下に佇む伝統的な旧森永家の写真

寛政年間から藩より命を受け、初代森永十助が煙草の製造を始めたと伝えられています。明治になって、森永作平によって製造された「富士の煙」は、当時東京で有名だった「天狗」より香りがよいと評判を呼び、大隈重信も愛煙したと言われています。煙草専売化に伴い呉服店へと転じ、昭和9年まで呉服店を営んでいました。

旧久富家

青い空の下に立つ白壁が美しい2階建ての蔵造り建築で、1階には木製の格子戸や看板が置かれ、2階の窓には茶色の外開き戸が備え付けられており、軒先にはピンク色の提灯や赤い旗が飾られた、清潔感と歴史的情緒が漂う伝統的な旧久富家の写真

履物商を営んでいた初代久富亀一が、大正10年に柳町に移転し「履物問屋久富商店」として建てられました。建物裏に作業所がつくられ、下駄の製造も行われました。後に、大分県日田市にも下駄の製造所を設け、朝鮮半島へ販路を広げるなど事業を拡大し、「履物問屋久富商店」は県下でも有数の大きな履物問屋となりました。

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経済部 観光振興課 観光企画係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁6階
電話:0952-40-7110
ファックス:0952-26-6244
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