国天然記念物の紹介です。

下合瀬の大カツラ

苔むした巨大な幹から無数の枝が力強く伸び、その根元には縄が巻かれ、傍らに小さな白い案内板が立てられた大カツラの写真

下合瀬の大カツラ

所在地 富士町大字大瀬字樋口

指定年月日 昭和37年5月16日

この大カツラは標高400メートル前後の高原地域に所在し、その場所は山神の社地内にあり、木自体が御神体として崇敬されていました。水平根回り13.8メートル、樹高34メートル、枝張り周囲37メートルを誇り、推定樹齢1000年、全国第2位といわれるカツラ巨木です。カツラの木は、日本各地の山地に自生する雌雄異株の落葉高木で、4~5月に紅色の小さな花が咲きます。

えひめあやめ

乾いた土と枯れ草の間から、細長く鋭い緑の葉が真っ直ぐに伸び、その先に鮮やかな紫色をした小ぶりな花がいくつか身を寄せ合うようにして咲いているえひめあやめの写真

えひめあやめ自生南限地帯

所在地/佐賀市久保泉町大字川久保

指定年月日/大正14年10月8日

えひめあやめの自生地は、史跡帯隈山神籠石(おぶくまやまこうごいし)の列石内にあります。別名タレユエソウと呼ばれている多年性の草木で、長さ15~20センチメートルほどの細長い葉の間に、あやめの花を小さくしたような、紫色のかれんな花を咲かせます。えひめあやめという名は、牧野富太郎博士によって名づけられたものです。

カササギ

芝生の上に佇む、頭部から背中にかけての艶やかな黒色と腹部の純白とのコントラストが美しく、長い尾羽が特徴的なカササギを横から捉えた写真

カササギ生息地

生息地/佐賀平野一帯

指定年月日/大正12年3月7日

カササギは、日本では佐賀平野を中心に生息していて、他では見ることのできないめずらしい鳥です。カササギが佐賀地方に生息するようになったのは、豊臣秀吉の朝鮮出兵に参加した佐賀藩・鍋島直茂が「肥前勝々(ひぜんかちかち)」と鳴いたこの鳥を持ち帰り、佐賀藩で保護したためと伝えられています。以来、勝烏(かちがらす)などとよばれ県民に親しまれ、佐賀を代表する鳥になっています。

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