「安心感をもち、意欲的に学んでいる子ども」を育てるために

令和2年度(第8版)えがおわくわくの表紙
楽しく学校に通う子どもの育ちのすべては「安心感」から 園とは違う生活の流れ…授業の始まりのチャイムが鳴りました。涙が止まらない子どもがいます。「思いをしっかり受け止めてもらっている子ども」「大丈夫かな?と心配している子ども」「そんなに気にしていない子ども」でも「先生、早くして!」という言葉はありません。ある佐賀市立小学校のこの教室は「安心感」という温かい空気に包まれていました。

 佐賀市では、平成18年度から「教育・学習の縦軸」として、0歳から義務教育終了までの子どもの育ちと学びの連続性を大切にし、その学びを生涯学習へと繋げていけるように力を注いできました。令和2年度からの「第4次佐賀市教育振興基本計画」でも、「就学前からの教育の充実」を施策の一つに掲げ、「幼児教育の充実」「幼保、小、中の連携」を施策実現のための取り組みとしています。

 平成29年3月に同時改訂(定)された就学前から高等学校までの要領等を踏まえ、幼児期の遊び等、小学期の学習等において、子どもが主体的に自己を発揮して学び、一貫した資質・能力の育成を図ることを目的として、佐賀市幼保小接続期プログラム「えがおわくわく」を全面改訂いたしました。この目的を達成するために、大きく環境が変化する幼保小接続期の重要なポイントは「安心感」です。安心感が基盤となることで、子ども達は自己を発揮することができます。この第8版では、えがお輝く「安心感」を大切に、わくわく心動かす子どもの気付きや思い、姿を見取り分析しながら、主体的に学ぶことができるように提案しています。

 今回も、「えがおわくわく」初版から関わっていただいている福岡女学院大学・大学院教授の坂田和子先生にご指導・監修いただき、佐賀市内の園・小学校で実際に教育に携わっている先生方が子どもの姿を思い浮かべながら話し合いを重ねて出来上がりました。今後、この「えがおわくわく」第8版を活用し、「安心感をもち、意欲的に学んでいる子ども」を育てるために、佐賀市の保育者と教師が一丸となって取り組んでいきたいと思います。

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