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更新:2024年10月 9日

件名:不登校児への支援について (不明)

①不登校児童生徒などに配慮した「学びの多様化学校」の設置予定はありますか。

②オンライン英会話授業は、市内の公立中学校間で実施状況が異なるのに、通う中学校が選べないのは理不尽ではないですか。

③不登校児に対する支援の情報提供は適切に行われていますか。通う学校によって情報格差が生まれていると思います。

④民間のフリースクールに子どもを通わせている家庭への助成はありますか。

回答:令和6年6月11日回答

①現在、「学びの多様化学校」の設置は予定していませんが、不登校対策として、学校内の別室での対応や佐賀市教育支援センター「くすの実」、家庭におけるICT学習支援といった取組を行っており、様々な形で教育を受ける場を提供しています。

市の教育支援センター「くすの実」では、個別学習だけでなく、調理実習や社会体験活動、教育相談などの時間を設定し、児童生徒の興味関心に応じて、参加できるようにしています。

今後も、児童生徒がどこで学んでも、個々の状況に応じて自信をつけていくことができるようサポートしていきたいと考えています。

 

②オンライン英会話授業は、昨年度2校、今年度5校に試験的に導入している段階です。

今後、オンライン英会話の効果等について検証した上で、市内の他の中学校への導入について、検討していくこととしています。

 

③不登校児の支援に関する情報提供は、学校外で支援を受けることができる場所の情報をまとめた「保護者向け不登校対応支援ガイド」を作成し、学校を通じて保護者に情報提供を行っています。

また、児童生徒の状況に合った支援につなげるには、資料の提示だけでなく、対面支援により本人と保護者の思いに寄り添い、情報を提供していくことが重要であると考えています。

本市では、保護者、学校関係者及び支援者が集まって意見交換等を行う「7時の集い」を年に6回開催しており、この会において不登校になった場合に受けられる支援を紹介しています。

サポート相談員や「くすの実」指導員、スクールソーシャルワーカーから詳しく説明することで保護者の理解が深まり、その後、教育支援センターへの見学や入級につながった児童生徒もいます。

今後も、各学校を通じ、学校の内外で受けられる支援の情報を提供していきたいと考えています。

 

④民間のフリースクールへ通う児童・生徒への助成については、不登校児童等を支援する公の施設として「くすの実」があるため、現在のところ、フリースクールへ通う児童生徒への助成は予定していません。なお、佐賀市立小中学校の特別支援学級に在籍している児童・生徒につきましては、特別支援教育就学奨励費という制度を使って、フリースクール等への交通費の一部を補助しているところです。

担当部署

佐賀市教育委員会 学事課
℡  0952-40-7358
FAX 0952-26-7378
Mail gakuji@city.saga.lg.jp

佐賀市教育委員会 学校教育課
℡  0952-40-7356
FAX 0952-40-7394
Mail gakko@city.saga.lg.jp
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