電子提言箱

件名：西九州新幹線フル規格整備に対する市長の考えについて （50歳代）

西九州新幹線の武雄温泉から長崎間が開通しました。そんな中、新鳥栖から武雄温駅間をどうするかが民間や国県市町の議員、マスコミのあいだで熱く議論されています。
しかし、この課題の当事者である佐賀市の意見がまったくわかりません。特に坂井市長の考えが見えません。坂井市長の言葉でフル規格新幹線についての考えを教えてください。

回答：令和4年11月28日回答

九州新幹線西九州ルート新鳥栖～武雄温泉間の整備方式については、ご承知のとおり、現在、国と佐賀県の間で「幅広い協議」が開催され、フル規格を前提とせずに幅広く協議が行われているところです。
さて、仮にフル規格で整備をする場合、並行在来線の問題、特に特急列車の有無、運行本数、運賃、財政負担、ルート、街づくりへの影響、時間短縮効果など、多くの問題があります。これらは、佐賀市の将来に関わる大変重要なものであるため、しっかりと協議される必要があると考えております。
しかし、国から佐賀県に対し、これらの判断材料が十分に示されておらず、今後の「幅広い協議」の中で、より具体的な情報が国から示されるものと考えております。
そのため、現段階では、どの整備方式が本市にとって最適なのか、お示しすることは難しいと考えているところです。
本市としましては、今後の佐賀市のまちづくりや将来の発展性を真剣に考えていかなければならないため、これからも情報収集等に努め、議論を深めていく所存です。