Language

文字の大きさ

背景色

電子提言箱

更新:2022年06月14日

件名:小学校で使用する「算数セット」の共用化について (30歳代)

市立小学校に子どもが通っています。入学時に購入した算数セットの共用化を検討いただきたいです。
セットの主な中身はプラスチック製の時計の模型、おはじき、数え棒やブロックと紙製の計算カードです。入学時にはすべてに記名が必要で大変な一方、低学年を過ぎるとほとんど使われなくなり処分するしかありません。
日頃から、家庭内で子どもとSDGsの観点を考えながらプラスチックごみを減らす努力をしているにも関わらず、学用品でこのような買い方・捨て方をして見せることは教育的に良くないはずです。また、実際に佐賀市のごみを増やすことになっています。
プラスチック製の道具は共用化して何度も使えるものだと思います。算数セットを学校備品としている自治体もあるようです。佐賀市でも是非ご検討いただきたいと思います。
 

回答:令和4年5月19日回答

「算数セット」につきましては、具体物を操作することで、数量や形を見いだしたり、算数の問題を解決したり結果を確かめたり、友達と考えを伝え合ったりすることができ、特に入学当初の算数科の学習で多く用いております。
SDGsの観点から、プラスチックごみを減らす取り組みをはじめ、よりよい自然環境へと改善していく取り組みを教育に取り入れていくことは、持続可能な社会に向けて、大変重要なものと考えております。
そのため、学習に使う教材につきましても、SDGsの観点から見直すことが必要であると考えます。
市内の小学校の中には、一律に新しい算数セットを購入するのではなく、「おさがり」利用や小学校卒業に伴い学校へ寄付いただいたものを活用する学校もあります。
この度ご提言いただいたことや再利用の情報等につきましては、校長会において、プラスチック製品削減や保護者の負担軽減が社会問題として取り上げられている現在の状況を鑑み、検討するように指示をしたところでございます。
 

担当部署

佐賀市教育委員会 学校教育課
電 話 0952-40-7355
FAX 0952-40-7394
E-mail gakko@city.saga.lg.jp
  • Facebookいいねボタン
  • Twitterツイートボタン
  • LINEに送るボタン