電子提言箱

件名:○○中学校の校則について (不明)

 平成30年5月2日付で○○中学校から「学校における服装等の指導について」という文書が配布され、服装規定の変更点として、「靴下の長さ」が書かれていました。
 昨年度までの規定基準と今年度の新基準は、2~3cmほどの差です。
 しかし、先生に確認したところ、今履いているものでは、短いと指摘され、買い替えるように言われたのとのことでした。
 校則違反をすると、部活停止になるらしく子供はそれをとても恐れています。
 今回、佐賀市教育委員会に伺いたいのは、以下の3点です。

・靴下の長さを規定する理由と長さが数センチ違う事で学校生活においてどのような問題があるのでしょうか。

・20足ある靴下をすべて捨てて、新しいものを購入しないと校則違反=部活動停止(試合出場停止)になるのでしょうか。

・このような、あまり意味がないと思われる(私が勝手に思っているだけで、意味があるのならすみません)校則について、佐賀市教育委員会として、どのように考えているのですか。

回答:平成30年5月16日回答

【中学校からの回答】
 校則につきましては、「生徒が健全な学校生活を営み、より良く成長・発達していくため、学校の責任と判断の下にそれぞれ定められる一定の決まり」となっております。
 今回の服装等の変更については、十分な説明が行き届かず大変申し訳ありませんでした。
 つきましては、下記の2点について回答いたします。

1.靴下の長さを規定する理由と長さが数センチ違う事で学校生活においてどのような問題があるのか。
 学校は、将来、生徒達が社会で生活する上で必要な規範意識を身につけるところであります。そのためには、明確な基準を示す必要があります。
 靴下の長さについては、昨年度の規定は、生徒が曖昧な判断をしがちになり、丈の長さにばらつきが見られました。
 例えば、普段はくるぶしが見える丈の短いソックスを着用していた生徒が、服装検査の時だけくるぶしが隠れるように上に上げたり、高校入試の時だけ長い丈の靴下に変えたりする実態がありました。
 このような状況が広がると、規範意識の低下につながり、学校生活の乱れにつながる心配があります。
 そこで、誰もが判断しやすい長さでより分かりやすい丈の長さの規定に変更した次第です。
 今年度の規定は、「目安として、折り曲げたとき足の長さと同じ程度の長さとする」としています。
 スクールソックスの丈の長さには、短い順に「スニーカー丈」「ショート」「クルー」「ミニハイ」「ハイソックス」があります。その中の「クルー」は、レギュラー丈と言われ、中間的な長さで、一般的に多く使用されているものです。
 これが今年度の規定と同様のものとなります。
 なお、今年度の規定の下線部の表記「同じ程度」のように、目安の幅を広げていますので、2~3cm短い長さで厳しく指導することはありません。
 学校生活において、生徒達がより良い集団生活を送ることができるよう、規範意識を身につけさせたいと考えています。

2.20足ある靴下をすべて捨てて、新しいものを購入しないと校則違反=部活動停止(試合出場停止)になるのか。
 今回のお子様の靴下については、2~3cm短い長さであれば、そのまま使用されてください。
 また、どんな校則違反であっても、即、部活動停止になるような指導は一切行っておりません。
 なお、今後新しく購入する際には、今年度の規定に合わせていただきますようお願いします。
 生徒達には、学校でもう一度「学校における服装等の指導」について、集会等で分かりやすく誤解のないように、説明したいと考えております。

【教育委員会からの回答】
 児童生徒が健全な学校生活を営み、より良く成長・発達していくため、各学校の責任と判断の下に一定の決まりは必要であると考えております。
 しかし、近年、校則等の内容ならびに校則等にかかわる指導の在り方をめぐって、社会の常識とのずれ、生徒の自発性や自主性を尊重していないとの指摘がなされ、校則等の見直しと指導の改善が求められています。
 校則自体は教育的に意義のあるものですが、その内容・運用は、児童生徒の実態、保護者の考え方、時代の進展などを踏まえたものとなるよう、考えていかなければならないと思われます。

担当部署

教育部 学校教育課 義務教育指導係
Tel:0952-40-7356
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