電子提言箱

件名:明治維新150年事業について (不明)

 平成30年は「明治維新から150年」にあたり、平成29年、30年の2ヵ年、様々な事業に取り組まれているようですが、平成30年は「明治維新から150年」(佐賀市)とか「明治改元から150年」(佐賀県)といった様々な表現があります。
 そこで『明治維新』についての明確な定義が必要だと思いますので、ご一考ください。一般的に『明治維新』とは、「19C 後半の開国期(1853~58)から西南戦争(1877)前後までとすることが多い」とされています。
 また、以下の3点について、提言します。
 (1)嘉永3年(1850)5月25日、梅林庵(現梅林寺・本庄町西川内)で起きた「義祭同盟」は、枝吉神陽が主唱し、勤皇の多士済々の同志が参加している、言わば『明治維新』の先駆けともいえる出来事と言われます。また、幕末の佐賀を知るうえで欠くことのできないものであり、多くの著書で広く知れわたっていることは周知の事実です。
 是非『明治維新150年』事業の一つに「義祭同盟」が起こった地に記念碑の設置を提言します。
 (2)明治7年には、佐賀の乱(役)が起こっていますが、これの起因を今一度見つめ直す必要性を感じます。佐賀にとってこの乱(役)が何であったか、よくよく考えねばと意を強くしており、このことについても事業の一端に配慮されるように提言します。
 (3)佐賀県は、明治16年に長崎県から分離成立し、鎌田景弼が県令になり、官民融和を図るためと明治19年に「協和館」を創設しています。これは、県・佐賀市で多目的に用いられ、県・市民になじみ深い歴史的建物でした。それが、佐賀城天守台跡に移設され保存活用が図られていましたが、佐賀城本丸復元に伴い、将来、活用するとの理由を付して、解体され、部材は保存されています。
 『明治維新150年』事業に位置づけ、「協和館」を復元し、物産館などに利活用することが考えられないか、提言します。

回答:平成29年10月2日回答

 明治維新150年事業は、佐賀市が輩出した偉人やその偉業について市民の皆様に知っていただき、郷土に誇りと愛着を持っていただくことを目的として実施するものです。
 本事業の対象は幕末維新期を中心としますが、売茶翁や成富兵庫茂安なども含め、幅広く郷土の偉人やその偉業を顕彰してまいりたいと考えております。
 本事業における「明治維新150年」とは、佐賀県の表現と同様に「明治改元から150年」という意味で使用しておりますが、「明治維新」の定義につきましては、ご提言にありますとおり、一般的に「19世紀後半の開国期から西南戦争前後まで」とされていることが多いと認識しております。
 ご提言の(1)「義祭同盟」の記念碑設置及び(3)「協和館」の復元につきましては、この事業期間中に取り組むことは時間的に難しい部分がございますが、明治維新150年をきっかけとして、関係者の皆様とご相談を始めていくことは可能であると考えております。
 (2)佐賀の乱(役)につきましては、佐賀市民のみならず、江藤新平や島義勇のファンの方など、様々な考えをお持ちの方がいらっしゃることと存じます。そのため、市が中心となって声を上げていくというよりも、日頃から地域の歴史について研究されている方々の活動を市民の皆さんに広くご紹介するなど、行政として支援を行ってまいりたいと考えております。

担当部署

【担当部署】
企画調整部 明治維新150年事業推進室
電話:0952-40-7008
FAX:0952-40-7381
Email:kikakuseisaku@city.saga.lg.jp