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「割烹 広重」店主の廣重さんに密着インタビュー

「佐賀市もろどみin食の会」加盟店の「割烹 広重」店主の廣重さんに“えつ”に関するインタビューを行いました。

取材の様子

廣重さんインタビュー

【お名前】
廣重 寿弘(ひろしげ としひろ)さん

【お仕事】
割烹 広重 店主

【お店】
割烹 広重
鮮魚店では、えつのお刺身などを販売。

営業時間:11時~21時
住所:佐賀市川副町大字大詫間950
お問い合わせ:0952-45-0150

インタビュアー:「割烹 広重」さまは、創業何年になりますか。

廣重さん:昭和20年頃から経営していますので、70年近くですね。

インタビュアー:このお仕事を始めたきっかけはありますか。

廣重さん:もともと父が、お店を始めたので、それを引き継ぐかたちで始めました。

インタビュアー:えつはお好きですか。

廣重さん:大好きです!特に刺身で食べるのが好きです!

インタビュアー:えつはいつ頃から親しまれているお魚なのでしょうか。

廣重さん:昭和初期から親しまれていると感じています。

インタビュアー:お店の雰囲気が素敵ですが、雰囲気づくりのこだわりは何かありますか。

廣重さん:広い空間で、ゆっくりできるようにしています。

インタビュアー:お店の強みや、アピールポイントはありますか。

廣重さん:夏は「えつ」、冬は「ふぐ」を取り扱っています。東京でふぐの調理に関する免許を取得しました。

インタビュアー:えつの人気や知名度はどのように変化していますか。

廣重さん:以前に比べると、市外・県外から食べに来られる方が増えた印象です。パンフレットなどを見て、えつを知ってもらい、足を運んでもらっています。

インタビュアー:えつを食べられるお客さまの反応はいかがですか。

廣重さん:「この時期しか食べられんけど、おいしかね~」とおっしゃっていただけます。

インタビュアー:コースにはどのようなメニューがありますか。

廣重さん:お刺身、焼き物、煮物、揚げ物、天ぷら、お吸い物、骨せんべいなどを扱っています。天ぷらは、骨の食感を残さないために、すり身にして調理しています。

インタビュアー:今年の「えつフェス」の反響はいかがでしたか。

廣重さん:多くの方に来ていただき、大盛況でした!えつの料理も早めに売り切れてしまいました!

インタビュアー:最後に、一番伝えたいメッセージをお聞かせください。

廣重さん:まだ“えつ”を食べられたことが無い方も、ぜひこの機会にご賞味ください!

作業の様子



廣重寿弘さんの息子さん廣重明彦(あきひこ)さん
調理する前に、うろこを取り、骨の多い部分を切り落としていきます。

 


割烹 広重さんは、鮮魚店でもあるため、お刺身や日用品の販売を行っており、取材中もお客さまが、刺身を買いに来られていました。
 


“えつ”専用の包丁を見せていただきました。
えつの調理に欠かせない「骨切り」を行う際、包丁自体の重さを利用して太刀を入れるため、通常の包丁よりも重くなってました。また、1匹の“
えつ”に約300太刀の骨切りをするので、切れ味を包丁の根本から先まで利用するために、かなり長めの包丁でした。
 


親子でえつの調理を楽しんでいました。
阿吽の呼吸で、コンビネーション抜群!!

 


えつの南蛮漬けをいただきました!
じっくり味がしみ込んだ“
えつ”は、身がやわらかく1匹まるごと、骨まで楽しめました!
とっても美味しかったです!

 


ふぐの調理に使用する包丁を見せてくれる廣重さん
1匹のふぐを調理するのに、複数の包丁を使用するそうです。切る部位によって使い分ける包丁は、しなやかさや、長さが異なり、全て丁寧に手入れされていました。

 

店舗情報

公式Instagramアカウント

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