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9月21日は認知症の日です。

更新:2024年04月24日

認知症の日・認知症月間について

2024年1月1日に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」において、9月21日を「認知症の日」、毎年9月を「認知症月間」と制定されました。

これは、1994年に国際アルツハイマー病協会と世界保健機関(WHO)が共同で、9月21日を「世界アルツハイマーデー」、毎年9月を「世界アルツハイマー月間」と定めていたことが由来しています。

9月は認知症に関する認識を高め、世界の患者と家族に援助と希望をもたらす事を目的として、各地域でさまざまな取り組みが行われています。

佐賀市の認知症に対する考え・取り組み

総人口が減少する一方で、高齢者の人口は増加傾向にあります。これに伴い、認知症高齢者の数も増加すると見込まれています。一方で、認知症の人の家族や周辺住民の理解不足、核家族化による介護力低下なども依然として見受けられています。そのため、佐賀市では認知症予防から早期発見、認知症発症後の生活支援体制づくりや、認知症に対する偏見や思い込みを無くし、正しく理解する啓発活動をより一層推進していく必要があると考えています。

高齢になっても住み慣れた地域で生活を継続できる体制づくりのため、高齢者や認知症に関する相談窓口を佐賀市内15地区で地域包括支援センターに開設し、「認知症地域支援推進員・チームオレンジコーディネーター」を配置しています。相談対応・訪問活動を通して、早期相談・早期受診の重要性をお伝えすると共に、認知症に関する相談窓口等の情報(認知症ケアパス・認知症カフェ)の普及を行っています。

また、認知症について正しく理解し、偏見を持たず認知症の人や家族を温かく見守る支援者を養成するために、子どもから大人までさまざまな年代の市民を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催しています。その修了者に対し、認知症の知識や対応方法をより深く学べる「認知症サポーター・ステップアップ講座」も開催しています。令和5年度には、一部地域で認知症サポーター・ステップアップ講座修了者で構成されたチームオレンジによる認知症の方やその家族を対象とした社会参加支援を地域で開始しています。

認知症の日・認知症月間における啓発活動

佐賀市立図書館・分館における認知症に関する特設コーナーの設置

佐賀市立図書館・各分館(諸富館・大和館・富士館・三瀬館・川副館・東与賀館・久保田館)において、認知症に関する書籍を紹介する特設コーナーの展示を行います。

予定期間:令和6年8月30日(木)~9月25日(水)

     富士分館     諸富分館

     注)写真は令和5年9月展示のものです。

筑後川昇開橋のライトアップ

佐賀市諸富町のシンボルである筑後川昇開橋は、九州一の大河である筑後川に架かる世界でも有数の昇開式可動橋です。

この筑後川昇開橋を認知症のシンボルカラーである「オレンジ」にライトアップし、認知症に関する啓発を行っています。

予定期間:令和6年9月20日(金)~令和6年9月24日(火)

     昇開橋 - コピー

     注)写真は令和5年9月のものです。

関連リンク

認知症サポーター養成講座

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認知症カフェ

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 高齢福祉課 地域包括支援係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7284 ファックス:0952-40-7393
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