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カササギの保護について

更新:2024年04月16日

カササギとは

カササギは体長約40cm、羽の一部や腹の辺りは白色で、サギの仲間ではなくカラス科の鳥です。

佐賀ではカチガラスと呼ばれ親しまれているカササギは、日本では佐賀平野を中心とした狭い範囲に生息しており、地域性豊かな鳥であることから、生息地を定めた国の天然記念物に指定されています。(近年では長野県や秋田県、北海道といった地域でも確認されています。)

何故佐賀平野を中心とした狭い範囲に生息しているのかについては、さまざまな説があります。もっとも有名な説として鍋島直茂、立花宗茂などの九州の大名が持ち帰ったという言い伝えがありますが、明確な根拠はありません。大陸から自力で渡ってきたとする説や、かつては日本の広範囲に生息していたものの、住みやすい環境の佐賀平野付近にのみ残ったという説などがあります。

カササギ

カササギの保護

佐賀市を含む佐賀平野周辺はカササギの生息地として天然記念物に指定されており、指定地内のカササギを捕獲したり傷つけたりする行為は文化財保護法で禁止されています。

カササギは早いものでは10月から、おもに12月から3月にかけて巣作りをはじめ、5から8個の卵を産卵します。4月下旬から7月初旬頃がヒナの成長と巣立ちの時期になります。

この時期、幼鳥が巣から落下することがあります。ケガをしたカササギは、文化財保護の一環として、県の施設で独り立ちできるようになるまで保護されています。保護したカササギの幼鳥は独り立ちできると判断された時点で、幼鳥が保護された付近で放鳥しています。

 

巣から落下したカササギの幼鳥を見かけた場合は、下記までご連絡ください。

【平日】

 佐賀市役所地域振興部文化財課 電話:0952-40-7369

【土曜・日曜・祝日】

 佐賀県庁(代表) 電話:0952-24-2111

 

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このページに関するお問い合わせ

地域振興部 文化財課 総務企画係
〒840-0811 佐賀市大財3丁目11番21号 大財別館2階
電話:0952-40-7369 ファックス:0952-26-7378
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