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男性のヒトパピローマウイルス(HPV)とHPVワクチン接種について

更新:2024年04月 4日

男性のヒトパピローマウイルス(HPV)とHPVワクチン接種について

 

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、主に性行為によって感染するウイルスです。

性行為を経験する年頃になれば、男女を問わず多くの人がHPVに感染します。

ウイルスの遺伝子型は200種類以上あり、ほとんどは問題を起こしません。

しかし、その一部は発がん性があり、女性の子宮頸部(子宮の入り口部分)に感染すると子宮頸がんに移行する場合があります。

その他、このウイルスは中咽頭がん、肛門がん、膣がん、外陰がん、陰茎がんなどの原因になることが分かっています。

 

男性のHPVワクチン接種の意義

HPVワクチンは、男女に接種が可能です。

HPV感染は、性行為によって男女間で感染を繰り返すため男女にワクチンを接種することで感染の拡がりを抑えることができます。

また、接種によりHPVが原因となる男性の病気(陰茎がん、尖圭コンジローマなど)の予防や男女間での感染を防ぐことでパートナーの健康と命を守ることにもつながります。

 

ワクチンの接種方法

現在、男性のワクチン接種については、個人の判断で接種できる「任意接種」として接種できます。

費用は全額自己負担となりますので実際の費用は、接種を受ける医療機関へ直接お問い合わせください。

男性が接種できるHPVワクチンとして4価ワクチン(商品名:ガーダシル)が承認されています。

ワクチンは、概ね小学6年生以上の者を対象に合計3回の接種を行います。

(スケジュール:初回接種から2か月後及び6か月後に追加接種)

 

参考資料

link厚生労働省ファクトシート(厚生労働省ホームページ)

link厚生労働省「HPVワクチンの男性への接種について」(厚生労働省ホームページ)

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 健康づくり課 予防接種係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号
電話:0952-40-7279 ファックス:0952-40-7380
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