学校現場の業務改善計画
- 平成30年3月に学校現場の業務改善計画を策定し、その計画に沿って佐賀市立小中学校における働き方改革の取組を行っています。
1 計画策定の趣旨
これまでも佐賀市教育委員会は、学校現場の業務改善のために、市教委及び各学校で様々な取組を行ってきたが、教職員の長時間勤務や病気休職等の状況から判断すれば、多忙化解消につながる取組が十分に効果を上げているとは言い難い現状にある。教職員が児童生徒と関わる時間、自らの専門性の向上につながる研修等に充てる時間、自らの心身の健康の保持につながる余暇活動・休養等に充てる時間を十分確保するために、各学校と連携して、学校現場の業務改善を確実に図ることが重要かつ喫緊の課題である。教職員にとって健康的でやりがいを感じる職場環境を整備することで、質の高い学習指導や個々の特性に応じたきめ細かい生徒指導など健全な教育活動を推進する。
2 基本的な考え方
教職員が健康的に日々の業務に従事できる環境を整備することは、学校設置者の責務であり、そうした職場環境こそが、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を育む質の高い教育を持続的に実践していくための基盤となる。また、児童生徒への指導・支援が充実することで、「基礎学力を身に付ける」「佐賀を誇りに思い愛着をもつ」「社会常識・規範意識を身に付ける」という佐賀市の「目指す子ども像」に近づくことになる。
3 目標
教職員の時間外勤務と病気休職者数の縮減を実現する。
- 各学校で学校業務改善のための具体的方策を策定し、80%以上の実施率(「実施できた」「どちらかというと実施できた」の割合)を目指す。
4 取組の柱・進捗状況の点検
Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の仮説・検証型プロセスにより循環させ、点検を行う。
5 目標達成に向けた具体的な取組
取組の柱 | 佐賀市教育委員会が行う取組 | 学校が行う取組 |
(1)長時間労働の解消 |
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(2)業務改善と環境整備に向けた取組 |
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(3)より適正な部活動のあり方 |
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(4)健康管理体制の充実 |
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6 進捗管理
佐賀市教育委員会は、各学校と連携して、時間外勤務や病気休職の状況を確認するとともに、佐賀市学校業務改善検討委員会や学校総括安全衛生委員会で業務改善に向けた取組が効果的に実施されているかや教職員の健康状況等について分析を行い、進捗状況を把握したり、手だてを検討したりする。そして、佐賀市小中学校長会に取組の徹底を依頼するなど、様々な角度から最善の策を講じていくことで、掲げた目標の達成を目指す。
佐賀市立小中学校の教育職員の勤務時間の上限に関する方針
学校現場の業務改善計画を進めるため、佐賀市立小中学校の教育職員の勤務時間の上限に関する方針を策定しました。
⇒佐賀市立小中学校の教育職員の勤務時間の上限に関する方針【 PDFファイル:139.6 KB B 】
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