臓器移植について
臓器移植とは、重い病気や事故などにより臓器の機能が低下した人に、他者の健康な臓器と取り替えて機能を回復させる医療です。
日本で臓器の移植を希望して待機している方は、およそ16,000人です。それに対して移植を受けられる方は、年間およそ400人に留まっています。
臓器移植は、みなさんの善意による臓器の提供があってこそ成り立つ医療です。
自分の意思を尊重するためにも、臓器移植について考え、家族と話し合い、「提供する」「提供しない」どちらかの意思を表示しておくことが大切です。
臓器提供について
脳死後に提供できる臓器には「心臓」「肺」「肝臓」「腎臓」「膵臓」「小腸」「眼球」があります。そのうち、心臓が停止した後でも提供できる臓器は「腎臓」「膵臓」「眼球」です。
心臓 | 肺 | 肝臓 | 腎臓 | 膵臓 | 小腸 | 眼球 | |
脳死後 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
心臓停止後 | 〇 | 〇 | 〇 |
臓器提供意思表示の方法
臓器を「提供する」「提供しない」の意思表示を行うには、以下の3つの方法があります。
健康保険証・運転免許証・マイナンバーカードの意思表示欄への記入
健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードに臓器提供意思表示記入欄が設けてあります。記入は任意です。
意思表示カードへの記入
意思表示カードは、健康づくり課窓口に設置しております。
その他、保健所や一部コンビニ等にも設置されています。
インターネットによる意思登録
(公社)日本臓器移植ネットワークのホームページから臓器提供の意思表示ができます。
臓器移植・臓器提供に関して、詳しくは(公社)日本臓器移植ネットワークのホームページをご覧ください。
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康づくり課 健康推進係〒840-8501 佐賀市栄町1番1号
電話:0952-40-7283 ファックス:0952-40-7380
