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令和5年5月定例記者会見

更新:2023年05月26日

市長記者会見における発表内容(要旨)などを取りまとめの上、掲載しています。

・日時 令和5年5月24日(水) 10時30分~11時42分

・場所 佐賀市役所2階 庁議室

記者発表資料

会見内容

 

【司会】

それでは定刻になりましたので、ただいまから市長定例記者会見を行います。最初に資料の確認をお願いします。お手元に、次第とパワーポイント資料の2点を置いております。

よろしいでしょうか。本日は、市長から説明を行いまして、そのあとに質問をお受けします。次に、お願いですが、本日の記者会見は、佐賀市のホームページでライブ配信を行っておりますので、マイクを使ってご発言ください。

それでは市長、お願いいたします。

 

【市長】

みなさんこんにちは。

ただいまから、5月の定例記者会見を始めさせていただきます。

本日から、一般社団法人の佐賀県聴覚障害者協会との調整をさせていただきまして、この定例記者会見から手話通訳士の方にお越しをいただきまして、手話による同時通訳を行うことにしました。

手話通訳士のみなさんも、どうぞよろしくお願いします。

佐賀市では4月1日から、「佐賀市手話言語の普及及び障がいの特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例」を施行したところでございます。

 

それでは、5月の定例記者会見を始めさせていただきます。

まず本日の発表項目でございます。

防災関係で4点、それからDXの取り組み、福祉関係、そして最後にスポーツ関係で3つご説明をいたします。

 

まず、防災についての取り組みです。

 

(国・県・市の新たな連携操作で浸水被害を軽減)

大雨が予想されるときに、国・県・市の新たな連携操作で浸水被害を軽減していくという取り組みでございます。

背景としまして、頻発化、激甚化する大雨によりまして、佐賀市においても、大規模な浸水被害が発生し、さらなる浸水被害軽減の対策が必要になっております。河川流域に関わる、あらゆる関係者が協働して水害対策を行う「流域治水」の考え方に基づきまして、昨年5月にワーキンググループを発足しました。

その中で、国・県・市と、例えば操作にそれぞれに一定のルールがあり、いろんな課題があったわけですけれども、さまざまな課題を調整・整理をしまして、さらなる効果的な連携操作の検討を重ねたところでございます。

その結果、既存施設を使った早めの操作を実施することになりました。

次のスライドでございます。

こちらがワーキンググループ、それから佐賀市の浸水軽減対策協議会、こういったところで決定をした、新たな連携操作でございます。

6月から試験的に実施し、市内の水路、それから市内に降った雨の多くが流れ込む佐賀江川の水位を下げていくということを行ってまいります。

操作の一つ目が、市内の水路、(1)と書いているところでございますが、ちょうど明日25日から、発表のタイミングが早まるという、この気象庁の線状降水帯の予測とか新たな予測を活用して、大雨注意報の発表を待たずに、事前排水をして水位を下げてまいります。

そして二つ目が、佐賀江川の(2)と書いてある枝吉水門、尾の島水門でございます。

これまで佐賀江川が、洪水のおそれがあるときなどに行われていた開門操作、これをより早い段階から操作を行って、佐賀江川の水位を下げてまいります。

三つ目が、この佐賀江川から東側の蒲田津水門です。

こちら、城原川と合流部にあります蒲田津水門で、下流の潮位が低いときも閉門をして、下流からの流入による、佐賀江側の水位の上昇をより早く防いでいくという操作でございます。

この三つの操作によりまして、市内の水路、それから佐賀江川の貯留容量をアップさせて、市内の浸水被害軽減につなげてまいります。

 

(田んぼダムをさらに拡大)

次に、田んぼダムの拡大による浸水被害軽減の取り組みであります。

<スライドを指しながら説明>

この取り組みで、佐賀江川への雨水の流出を抑える、市街地からの排水を確保するということで、ちょうど青で囲んだ部分が浸水しやすいエリアでございますが、佐賀江川に水が流れていくということでございます。田んぼダムは、令和4年度から佐賀市では黄色のエリア、継続地域と書いている兵庫とか巨勢地区で、176ヘクタールの田んぼダムを活用しているところでございます。

今年度はさらに拡大地域と書いている、金立・久保泉それから巨勢地区の一部にも拡大をしまして、約100ヘクタール増やして、トータル270ヘクタールで実施する見込みであります。25メートルプールで約900杯分に相当します。

この田んぼダムを活用することで、大雨のときの雨水を一時的に水田で貯め、流出を抑制する、そして佐賀江川の水位の上昇を低減させ市街地からの排水を確保するということが可能になります。このことで、河川の急激な流量の増加を抑えるという、いわゆるピークをカットする効果が期待できるということもあります。

先ほど1個前のスライドの佐賀江川の貯留容量を増やす取り組みとあわせて実施することで、より効果的な浸水対策が実施できると考えております。

 

(新たな避難所の指定)

次は、新たな避難所の指定についてです。

令和4年度から、令和5年5月15日にかけまして、ご覧の6カ所、新たに避難所として指定をしたところです。

2週間前にオープンした佐賀アリーナも指定をしまして、緊急時には避難所として、使用いたします。

これらによりまして、佐賀市では合計115か所、約4万6,000人分の避難所を確保することができました。引き続き、避難所の確保に努めて、市民のみなさんの安全安心につなげていきたいと思っております。

 

(これからの季節を前に、市民のみなさんへのお願い)

防災の最後は、市民のみなさんへのお願いでございます。

これからの雨の季節を前に、これだけはやっていただきたい四つのことというのをお願いいたします。

一つ目は、ハザードマップの確認です。

災害が発生したときに、学校や、勤務先や、自宅や、どこが安全なのか、どこに避難するのかという事前の確認をお願いいたします。

そして二つ目は、情報収集手段の準備であります。

さがんメール、公式ライン、テレビなど、またインターネットやアプリなど、それぞれのライフスタイルに合った防災情報の収集、手段を見つけておいていただければと思います。

そして三つ目が非常持ち出し袋の準備です。

災害時にも必要となるであろう、最低限のものを考えて準備していただければと思います。

そして最後、四つ目に、最低3日分の市民備蓄でございます。ぜひ、ご自宅でも、食料や水などの備蓄をお願いいたします。

 

(佐賀市公式スーパーアプリ バージョンアップ)

次は、DX推進の取り組みについてです。

佐賀市の公式スーパーアプリですが、約1カ月で、ダウンロード数4,000人を突破したところでございます。

本日は、6月11日の日曜日にリリースするバージョンアップ版について、紹介いたします。

一つ目は、お知らせ機能の追加ということで、ポップアップ通知で新着情報などわかりやすくお知らせをしてまいります。

二つ目は、ホーム画面のカスタマイズで、ミニアプリを今固定された状態なんですけども、これを自分のライフスタイルに応じて、好みに追加したり、並び替えをしたりできるようになります。

そして三つ目が、6月の中旬から販売を予定しております、プレミアム付き地域振興券との連携でございます。がばいサカえーるPay・地域振興券第2弾の電子券と紙券の申し込みができるようになります。

今後も、暮らしに便利な機能を、続々とお届けしていきたいと思っておりますので、まだ登録されていない方は、ぜひご登録をお願いいたします。

 

(条例の通称を決定)

次は、障がいに対する取り組みについてであります。

冒頭で申し上げましたとおり、「佐賀市手話言語の普及及び障がいの特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例」を制定しまして、4月1日に施行をしております。この条例の通称を「障がいのある人もない人も心つたわる条例」ということで、今回決定をいたしました。

この通称は、全ての市民が互いに尊重し合い、障がいの特性に応じた手段で意思や感情を伝えることで、人と人とのつながりが生まれ、お互いを理解するという思いを込めております。

障がい者とのコミュニケーションでは手話をはじめとしまして、要約筆記、点字、絵やイラストなど、また音声文字変換アプリとか、さまざまな手段があります。

佐賀市では条例の目的である手話が言語であることの普及と、さまざまなコミュニケーション手段が利用できる環境整備を行い、障がいの有無にかかわらず、全ての市民が互いを尊重し、いきいきと生活できる地域社会の実現を目指してまいります。

 

(SAGA2024国スポ・全障スポ おもてなしコンセプト)

次に、SAGA2024国スポ・全障スポの話題でございます。

6月からリハーサル大会が始まりまして、来年にかけて、佐賀市に多くの選手、観客のみなさんがお越しになることになります。

それで、おもてなしのコンセプトを「応援」ということに今回決めまして、全国でも、珍しい取り組みとして、リハーサル大会から「全力応援プロジェクト」ということでスタートをしたいと思っております。

来た人に喜んでもらえる、そして楽しんでもらえる、さまざまな応援を計画しておりまして、メッセージで応援をしたり、ピクトグラムで応援をしたり、副賞で応援したりということで、その結果として、佐賀市の魅力が伝わり、ファンになってもらえるような応援を実施していきます。

会場ブースでは、丸ぼうろの振る舞いや応援グッズの配布など予定をしておりまして、いろんな形にして、応援の気持ちを届けてまいります。

そして、佐賀市のファンになったみなさんに魅力を知ってもらうことで、佐賀市民だけでない、

さまざまな人を巻き込んだ盛り上がりにつなげたいと思っております。

 

(SAGA2024国スポ・全障スポ 開催500日前イベント)

そして国スポ・全障スポですが、本日、5月24日水曜日で、本大会開催まで、ちょうど500日ということになりました。

そこで「SAGA2024開催 500日前記念イベント」を今週末、28日日曜日の10時からゆめタウン佐賀1階セントラルコートで、開催をいたします。

イベントでは競技の体験、ラダーゲッターとかスマートフェンシング、私もちょっと体験をさせていただきましたけれども、さまざまな競技体験とか大会のピクトグラムをデザインしたオリジナル缶バッジづくり、それから、大会が1年延期されたので、SAGA2023ののぼり旗を再利用する裂き織り体験などを予定しております。

選手にエールを届けようということで、こういったメッセージボードづくりを行うなど、先ほど申し上げた「全力応援プロジェクト」の取り組みの一つであります。そして、完成したメッセージボードは6月から始まるリハーサル大会の各競技会場の受付など、選手の目に触れる場に、設置をしてエールを届けたいと思っております。

 

(佐賀バルーナーズ 悲願のB1昇格)

そして最後ですが、佐賀バルーナーズが先日開催されたプレーオフで、悲願のB1昇格の夢をかなえて、そして年間優勝もつかみ取ってくれたところでございます。

佐賀のスポーツの歴史が変わる瞬間をみなさんと見ることができて、大変私も感無量でありました。佐賀市では、佐賀バルーナーズ、そして佐賀県、佐賀県プロバスケットボール振興協議会と共同で、シーズン報告会を開催いたします。報告会は、全選手とコーチをお迎えして、27日土曜日、16時45分から、ゆめタウン佐賀セントラルコートで行います。ぜひ来場いただいて、今シーズンの活躍を一緒に振り返り、また、新たなシーズンに向けて、選手に熱いエールを送れればと思っております。

そして、また今後、佐賀市では「B1昇格までの軌跡」と題したパネル展の計画をしておりますので、こちらもぜひ足を運んでいただければと思います。

私からは以上です。

 

【司会】

では、説明が終わりましたので、これより質問をお受けいたします。まず、本日の会見内容についての質問、そのあとに、市政一般についての質問を順にお受けしたいと思います。

それでは、この後の進行は、幹事社さんにお願いします。

 

【記者】

幹事社で2点ほど質問させていただきます。

浸水被害の軽減のためにということで、ワーキンググループなどで試験的に実施をするというふうに発表いただいた分なんですが、新設などは非常に多額の費用がかかるので既存施設を使って早めの操作というのができるというのが1つ鍵になってくるのかなと思いながら伺っていたのですが、国と県と市でこうした連携をする場合に、どういったところが1番調整のところで難しかったのかというところをお尋ねしたいというのが一点です。

それと、スーパーアプリに関して質問させてください。約一カ月間でダウンロード数が4,000人を突破ということなんですが、これは市が設定した目標であったりとか、そういったものに比べて多いとか少ないとか、あと市長の感想などありましたら教えてください。

 

【市長】

国・県・市の新たな連携操作ということで、ワーキンググループで議論を重ねてきたところでございます。先ほど、記者さんからもお話ありましたとおり、ハード整備、これも鋭意進めているところでありまして、今年度ですと、既存の河川の整備の2カ所を追加したり、ポンプ場の新設を2カ所施設計画に着手をしたりということで取り組んでいるところです。ハード整備、ほかにもいろいろやりたいことというのはあるんですけども、時間も費用もかかるということで、流域治水というのは、あらゆる関係者が協働して水害対策を行うということで、そのコンセプトで連携操作というのを調整してきたところです。それぞれ、管理する主体が違ったり、それぞれに一定のルールがあったり、考え方があったりとか、そういったところで課題があったわけです。特に、佐賀市の場合は河川が洪水で大きく、例えば洪水で破堤をして大きくあふれるとかそういった被害というよりは、内水被害ですね、低平地であり、また有明海の干満差とかもあるので、水がはけない、行き場がないということで、床下浸水、床上浸水といったところ、また市内の中心部も含めて、広範囲に浸水をするということが課題になっておりますので、この内水対策というのも、意識をして、ワーキンググループで議論をしてきたところでございます。

そうした中で、昨年度末までワーキンググループでも、こういった連携操作ができないかということの議論を重ねてきまして、また事務的な調整を経まして、今回、出水期を前に正式に発表をさせていただいたということです。また、これに限らず今後も、この内水氾濫のモデルを高度化して、このモデルを活用した効果的な浸水対策の軽減、浸水対策の検討なども、ワーキンググループで議論をしたいと思っております。

まずは、この新たな連携操作で、佐賀江川の水位を下げて、市内水路の水位も下げて、広範囲に市内の浸水被害軽減につなげていきたいものでございます。

そして2点目のご質問、スーパーアプリについてでございます。約1カ月で4,000人ということで、多くのみなさんにダウンロードしていただいてありがたいなと思っているところです。なかなか一概に比較が難しいんですけれども、他の自治体でのアプリを確認したところ、年間のダウンロード数の月平均でいうと、大体月に400とか800とか、自治体によって違うんですけれども、そういう意味では、4,000人というのは一定のスタートなのかなと思っております。

ただ、市民のみなさんに有益なアプリだと思っておりますので、多くの方にダウンロードをしていただけるような広報というのを、さらに力を入れていきたいと思っております。またベータ版ということで、これからさらに充実をさせていき、使い勝手も拡大していきたいということで、この6月のバージョンアップということでございます。引き続き便利なアプリにしていきたいと思っております。

 

【記者】

幹事社からは以上です。ほかに何かありましたらお願いします。

 

【記者】

ちょっと細々とした点になってしまうかもしれないのですが、SAGAアリーナなどを避難所として指定しましたというところで、改めてなんですが、指定はいつをもってというところを教えていただけますでしょうか。

 

【市長】

<スライドを指しながら説明>

佐賀アリーナの指定日が令和5年5月13日ございます。市村記念体育館が令和4年11月30日、佐賀市立体育館が令和4年12月8日、そして、4番から6番までが令和5年5月15日となっております。

 

【記者】

ありがとうございます。1、4、5、6は比較的最近というか今月に入ってということで、SAGAアリーナは予定収容人数2,840人ということなんですが、これはもう最多ということでよろしかったでしょうか。佐賀市内で。

 

【市長】

市内で最多ですね、県内でも最多でしょうかね。

 

【記者】

恐らくそうでしょうね、これは少なくも市内では最多ということで。

 

【市長】

ありがとうございます。

 

【記者】

これもちょっと細々とした点で、その上の部分ですね、田んぼダムの拡大についてです。田んぼダムの取材は私も昨年したことがあったんですけれども、ちょっと具体的なところを知りたいなというのがありまして、「軽減します。」なので、これからもしくは現在進行中の対策の話なのかなと思います。

私の田んぼダムのイメージとしては田んぼに堰板をはめて、その出る量を調整します、抑制しますというイメージなんですけども、例えばそういった対策が、いつまでにどういった地域に何世帯ぐらいとか、何ヘクタールぐらいの田んぼとか、ちょっと具体的なビジョンが想像できるような御説明をいただきたいなと思うんですが、可能でありましたらぜひお願いします。

 

【市長】

令和4年度から、令和4年度、5年度、6年度と3カ年、田んぼダムを、まず実施していくということを決めているところです。今ご指摘のあったとおり、田んぼに設置をする堰板というのを、県のほうで配布されております。そういった県の補助も活用させていただいて、また、農家の方は堰板を通年での設置を原則としていただいて、営農に支障がある場合は、例えば麦の作付け時期には外すとか、そういった例はあるようですけれども、農家のみなさんの取り組みにご協力いただいて推進していきたいと思っております。令和5年度は、先ほど申し上げたように、金立、久保泉、巨勢地区の一部ということで取り組んでいるところです。

 

【記者】

その先はありますか?

 

【農林水産部長】

農林水産部です。令和4年度の、176ヘクタールに取り組まれたのが、市内で兵庫・巨勢地区の6地区でした。今年度は、約270ヘクタールに拡大するということで、巨勢地区、兵庫、金立、久保泉地区の6地区を合わせまして、現在、今年度は12地区で取り組んでいきたいと考えております。これが県の補助プラス市からの補助で、取り組んだ方々には支援を行っておりますが、県の支援が3年間という話もいただいておりますので、引き続き、この田んぼダムの取り組みを、市内の浸水軽減のためにも取り組んでいきたいと考えてますので、延長といいますか、継続のほうをお願いしていきたいと考えております。

 

【記者】

ありがとうございます。ちょっと追加で、結局、令和5年度の12地区の分っていうのは、出水期が迫っていますけども、もう完了しているっていうことでいいでしょうか。

 

【農林水産部長】

市内でまだ麦の刈り取りが終わっておりません。6月になると、田植え、水田の準備ということで、水張りをやっていきますので、堰板の設置は、水張りの後に設置という形になります。

 

【記者】

一時、出水期は中断して、また再開して、とにかく年度で270にしますよ、ということですね。

 

【農林水産部長】

270ヘクタールは水田の面積で、堰板を取り組む田んぼの面積になりますので、はい。

 

【記者】

だから作業は、とにかくまた出水期終わって再開して、いつぐらいまでに完了とかっていうのは。

 

【農林水産部長】

完了はもう6月には堰板をはめられると思います。水をためた後に。

 

【記者】

あとですよね、はい。

 

【農林水産部長】

大体、田植えが終わった後に、と考えております。

 

【記者】

ありがとうございます。

 

【記者】

今、田んぼダムの話が出たので、その点にさらに追加なんですけども、田んぼダムに対する補助っていうのは、恐らく武雄とかではやってらっしゃらないですよね、県の補助だけだと・・・補助があるのは佐賀市だけだと思うんですけど、補助額って、県と別にいくらぐらいか、もう一度教えてもらえますか。

 

【農林水産部長】

県のほうから2,000円と佐賀市単独で1,000円。合計3,000円ということになります。10アール当たりの面積での支援ということになります。

 

【記者】

それとあとは佐賀江川の東側は結構充実した面積、田んぼダムもできると思うんですけども、さらに上流部分に当たるんですかね、西側の田んぼダムっていうのは、まだ全然でき上がってないようなんですが、今後予定どうお考えですか。

 

【農林水産部長】

やっぱり1番浸水被害のひどいのが、今、表の図の中で示してる青色の地域、中心部っていうのが、1番浸水害が大きい地区ですので、まずはそこから流れ込む佐賀江川の水位を、水流というか、流れをよくしたいということで、こういうふうに考えておりますので、今後、こういった取り組みに効果があれば、他の地区も検討していきたいと思っております。

 

【記者】

それと、先ほどのワーキンググループで決定したという浸水被害の件なんですけども、気象庁の新たな予想等を活用して大雨注意報の発表を待たずにとあるんですけども、では、スタートのめどみたいな、何かどこら辺どれぐらい雨が降ったらっていうようにお考えになっていますか。

 

【市長】

スタートのめどというと、今度、どのぐらい降ったら、ということですかね。

 

【記者】

ただ大雨注意報の発表が出たら、ということだったと思うんですけども、それを待たずしてということは、何かめどがあるのかと。

 

【市長】

今まで大雨注意報が発表されたことをもって市の施設の操作を行ってきたところです。これを、線状降水帯の予測も、精度がまた気象庁でも早めの発表ということで、新たな予報というのもされると聞いておりまして、その発表のタイミングがちょうど明日スタートですかね。そういうことでお聞きをしておりますけれども、いずれにしても、そういった予報、予測を活用して、例えば大雨注意報がまだ出てないんだけれども、線状降水帯の予測が、出たということでその時点から下げ始めるということをやっていきたいと思っております。補足があれば。

 

【建設部長】

建設部です。今、先ほど市長が申し上げたもののほかに、早期注意情報とか府県気象情報とかいろんな形で注意報が出されております。大雨注意報でこれまでは行っていたんですけれども、それより以前に出る場合もございまして、その場合が大体1時間に50ミリ以上の雨、または24時間に150ミリ以上の雨が降る恐れがあるということで発表された場合については、その段階から市内の水路の水位を下げていくということに取り組んでいきたいと考えているところです。

 

【記者】

それは市の動きということですか。その次の県とか国とかもそれに連動してっていうことで考えればいいんですかね。

 

【建設部長】

市としてはこの段階で市内の水量を下げていく必要があります。当然佐賀江川の水路に、佐賀市の水をその後に落としていくということになると、何のために閉めたりとか、そこに早め早めに市内の今溜めている水を流していく必要があるということで、それに追随した形で県と連携をとって、下流になかなか潮汐の影響で流れないときには、いろんな樋門で連携をしていくということになるかと考えております。

 

【記者】

ほかにないでしょうか。

 

【記者】

「障がいのある人もない人も心つたわる条例」についての質問です。今日も早速手話の方々がいらっしゃってて、早速、取り組まれてるな、という感じはするんですけども、議会とかではどうですかね。一般質問でとか、例えば東京都の日野市というところでは、市長の報告で、手話の方が、臨席というか、隣にいらっしゃってというのもあったそうなんですけども、今のところは議会で手話の方がいらっしゃるようなお話というのはございますでしょうか。

 

【市長】

この条例について、議会の方でも委員会等で議論をいただいたところでありますし、また検討委員会でも議論をしていただいたというところです。まずは正式名称というのもちょっと分量的にも多いということと、広く知っていただくということを目的に、通称を設けたというところでして、また、その施策の一つとして、こういった手話通訳というのも取り入れさせていただいたというところです。

議会のほうはまだそこまでお話は聞いてはいないところです。

 

【記者】

ありがとうございます。

 

【記者】

ほかに質問ないでしょうか。

 

【記者】

何点か質問したいんですけれども、国・県・市との新たな連携の部分で、市としては市内のクリークについて水位を下げるということなんですが、これで例えば何キロとか、何カ所とか、そういう言い方はできるのかっていうことと、もう1点アリーナが避難所になるということですが、土日はもうかなり予約も先まで埋まっている状況と伺っていますが、そういう土日とか線状降水帯、特にいつ発生するかも予想つかない部分もあるとは思うんですけど、その辺りはどのように対応されるか教えてください。

 

【市長】

国・県・市の新たな連携操作というところでございますが、先ほど、田んぼダムの話でも少しあったので、次のスライド出してもらってもよろしいですかね。

市内の東側に降った雨とか、特に多布施川より東側のこの浸水区域としてくくってるような部分、そういった多布施川の東側に降った雨が、市内の水路とか河川を通じて、佐賀江川に、佐賀江川が東西に横に流れているので、ここに流入をすると、そして、有明海のほうに排水されていくということで、ここがボトルネックになっているということで、先ほどの連携操作で市内水路の水位を下げる。佐賀江川に貯留容量を設けるということによって、市内の広範囲のくくった、色を塗ったようなエリアで、水の行き場が出てくるということで、市内の浸水被害軽減につながっていくということです。これを、今までも部分的にやっていた部分を、より効果的に連携をして、早めにやっていくということです。

そして、新たな避難所のところですね。佐賀アリーナにつきまして、先ほど申し上げたように、5月に指定したということで、県と防災上の利用に関する覚書を締結したところです。一次避難所、ニ次避所、三次避難所と、それぞれ、まずは一次避難所を開設して、二次避難所、三次避難所ということで、開設をしていくということで、災害の状況等、先ほどおっしゃった、その施設の状況とか、そういったところも踏まえて、その時々で開設を決定していきたいとに思っております。補足があれば。

 

【総務部長】

避難所でございますけれども、アリーナにつきまして三次避難所ということになります。まず一次避難所、二次避難所。主に一次避難所は公民館、二次避難所は小中学校になりますけれども、そういう避難所を開設しまして、三次避難所を開設する場合は地震など、広域的な災害があった場合に開設するものという考えですので、三次避難所というのは、地震などの広域災害の場合に使用する事を想定しているところです。

 

【記者】

ありがとうございます。市内の水路について何か数字的な数っていうのは難しいということでしょうか。

 

【建設部長】

建設部です。水路の数とかいうのはございませんけれども、先ほど言いましたように東部地区については、ほぼその市街地の排水でございますので、その注意報とともに、全数と。全ての樋門の操作を行いますということです。一部、農業用水が大きく絡むところがありますので、それは状況を見ながら操作をしていく事になると思いますけども、佐賀江川に関連する部分については、早期操作に努めて、先ほど申し上げたとおりの操作をしていく予定としております。

 

【記者】

スーパーアプリに関して何点か伺いたいんですけれども、今4,000人でなかなか好調の数字かなっていうところとおっしゃってたんですけど、より利用者の方を増やすための何か利用促進の取り組みでしたり何か考えていることはあるんでしょうかというのと、あともう1点。来月バージョンアップを行うということで現在のべータ版を使った方からの意見を受けて、何か改善点とか変更点があれば教えていただきたいです。

 

【市長】

まず、今後ですね、さらに、6月のバージョンアップに引き続いて、秋、9月以降も、第2段のバージョンアップをしていきたいと思っております。地域の情報共有とか、市民や企業が参画できるようなミニアプリを実装していきたいと思っております。それから、学校の欠席の連絡とか、情報通知とかができる学校のミニアプリ。それから、図書館ミニアプリということで、貸し出しの人気ランキングとか、ジャンル別の本のお勧めとか、そういった機能を充実させていきたいと思います。

それから、口座振替手続きとかオンライン申請ができる手続きを増やしていきたいということで、市県民税等の税だったり、保育料だったり、児童クラブ利用料とか、市営住宅使用料とか、そういった手続きを増やしていきたいと思っております。

先ほど少しご紹介をした、がばいサカえーるPay・地域振興券の第2弾ですね。6月中旬に販売を予定しておりますが、そうしたものと連携として、スーパーアプリ内に起動するミニアプリとして、そこを押すと申し込みができるというような実装をしていきたいと思っております。

2点目のご質問の、市民からの意見とか要望とかでございますが、先ほどの話とも少し関係しますが、地域の会合とか、代表をされている方などから、地域で活用したいとの意見も出ているところです。地域版ミニアプリのようなもので、具体的な機能を検討していきたいと思っております。それから、問い合わせとして文字の大きさとか、表記の問い合わせ、いろんな機種の設定による、その機種の文字をちょっと大きくするとか、そういった問い合わせ等が結構来ているということで、比較的いろんな年代の方に関心を持っていただいているというような状況です。引き続き使い勝手のよいアプリにしていきたいと思っております。

 

【記者】

ありがとうございます。今、今後のバージョンアップで企業さんのほうも参画されるということだったんですけれども、具体的にどういった企業の方が、どんな形で参画されるのかお答えできる範囲で教えていただけたらと思います。

 

【政策推進部副部長】

政策推進部です。今後、佐賀市といたしましては、このスーパーアプリを核に、スマートシティの取り組みを進めていくわけなんですが、そういった中で経済界であるとか、マスコミのみなさん方とか、学問の機関、こういったところ。あとは市民団体であるとかの市民のみなさん、学生のみなさん、こういったみなさんの方からいろんな意見をいただきながら、何か協議の場みたいなものを設けることになろうかと考えておりまして、そういった中で、どういう使い方ができるか、どうすれば佐賀市に住み、関係する方々にとって、使えるものができるか今後協議しながら検討していくということになるかと思っております。

 

【記者】

ほかないでしょうか。次に市政一般についての質問を幹事社からさせていただければと思います。

今月、新型コロナウイルスが5類に移行しまして、イベントの再開など徐々にコロナ禍前の生活に戻りつつある状況かと思われるんですけれども、やはり市役所での運営、並びに市民への対応といったところで、この5類の移行を受けまして、変更される部分、緩和される部分などがもしあれば教えていただけますでしょうか。

 

【市長】

5類に引き下げ後の市の対応ということで、佐賀市新型コロナウイルス感染症対策本部というのを設けておりましたが、こちらは廃止をして、通常体制としたところです。今後、何か緊急対応が必要な場合などには、状況に応じて、必要な体制をとっていきたいと思っております。

そして、市の感染症対策としましては、マスクの着用については、職員も全て個人判断としております。不特定多数の方との対応が想定される窓口等では、パーテーションについては、当面の間設置をしているところです。この新型コロナ、完全になくなったわけではないのですけれども、間違いなく、大きく、ウィズコロナ、アフターコロナに前進をしているなと感じているところです。イベントでいうと、4年ぶりにバルーンフェスタに海外選手が参加をするということになりまして、海外からの観光客も戻ってくることになるかと思います。また、アリーナもオープンして、佐賀の街が多くの人でにぎわう日々が戻ってきていると感じているところですので、そうしたにぎわいの創出にも力を入れていきたいと思っているところです。

 

【記者】

ありがとうございました。幹事社から以上です。その他、市政一般で質問のある方。

 

【記者】

オスプレイの配備計画について質問させてください。19日に井野防衛副大臣が佐賀市を訪れました。池田副市長の囲みによると、特定防衛施設関連市町村への指定を改めて求めたということをおっしゃって、防衛省と情報共有の場を設ける方向性を確認したとの内容でした。この件について2点質問します。

1点目は、情報共有の具体的なスケジュール、いつごろから開始するのかということなどについて教えてください。

2点目です。途中経過を含めて、情報を必要としているのは市の執行部だけではないと思います。21日に開かれた市議会主催の「市民と語る会」でも、説明が不足しているためにまだまだ不安だ、という声が複数寄せられていました。

防衛省と情報共有をした内容については、どのように市民に伝えていくお考えかということをお示しください。

 

【市長】

先日、井野防衛副大臣が佐賀市に来訪され、その際にも、以前2月27日に合意した事項に関係しまして、佐賀市から改めて特定防衛施設の指定を求めたところでございます。

そうした中で、意見交換の場を設けたい、ということで話があったと報告を受けておりますので、意見交換の場で特定防衛施設の指定に関する進捗状況なども、定期的に確認をしていきたいと思っております。現在、その点については、防衛省と調整を行っているところでございます。まだ調整中ではございますが、今後、そうした情報等は、しかるべく市民のみなさんにもお伝えをしていきたいと思います。また、市議会の特別委員会等でも、報告・説明ができるような情報があれば、報告・説明をしていきたいと思っております。

 

【記者】

もう1点、昨日ですね、2回目の神野公園の再整備の検討委員会が開かれました。整備方針をめぐっては、10年ほど前に「あり方検討委員会」を立ち上げ、議論をしたものの、方針決定に至っていない、という経緯があるかと思います。昨日の委員会を傍聴して、検討委員会のメンバーの方々は、それぞれ専門分野が異なっており、幅広く意見が出されているというふうに感じました。

今後方向性を出していく必要が出てくると思いますけれども、市長御自身はどのような神野公園にしていきたいというふうにお考えなのか、大切にしている柱のようなものをお示しいただければと思います。

 

【市長】

昨日、第2回の再整備検討委員会で、約2時間弱、議論がなされたということで聞いております。以前から申し上げていることでありますが、この整備コンセプトを7つの体験プロジェクトとしているところでございます。

昨日も議論があったと聞いておりますけれども、この公園を従来の「ハードとしての整備」の視点、これだけではなく「体験」という視点を考慮すると。

「市民発想、体験という視点で、考慮して議論しましょう」ということで、昨日も話があり、それを踏まえて、コンセプトだったり、そしてまた、目指す目標、言葉でつくる目標だったり、数値的な目標だったりというのが、概ね、昨日コンセンサスがあったと聞いているところでございます。

そうした、市民発想や体験という視点も、最初から考慮して議論をすることで、本質的に暮らしを豊かにするような公園の在り方を実現していきたいと思います。

そうすることで、この神野公園が市外とか他県からも評価をされる、そして佐賀市民のみなさんに地元愛がさらに生まれる、そういう象徴的な場にしていきたいと思っております。

 

【記者】

オスプレイの問題について、ちょっと、これは積み残しと言っていいのかどうか、ちょっと私自身判断できないですけれども。

土地の問題なんですけれども、これはもう防衛省と地権者あるいは漁協の間の問題であって、佐賀市のお立場としては答えづらいかもしれないんですけれども、これまでずっと経緯を見ていきますと、結局あそこ、今も地権者のみなさんの中には共有地だと主張される方たちが幾ばくかいらっしゃるという、これ共有地だと非常に取得が困難極めるだろうというふうに思われてたんだけど、意外にすんなりと売買契約を結ばれてしまったと。

これは佐賀市のお立場っていうか、言いづらいことかもしれませんけども、あそこの取得経緯を見ると、どうも共有地ではないかという感じがすごくするんですけども、佐賀市としては、そこら辺どういうふうにお考えになってるのか、ぜひちょっとお聞かせいただきたいと思います。

 

【市長】

駐屯地予定地の取得に関する御質問で、駐屯地の開設のための土地の取得については、以前2月27日の合意だったり、また市議会の特別委員会だったり、その後も申し上げたところですけども、これについては、事業主体である防衛省において土地取得はなされる、と我々としては考えているところでございます。佐賀県有明海漁協内部の手続きに関することであり、理事会とか管理運営協議会の臨時総会での決定をなされたということで、それぞれ報告を受けておりまして、そうした組織として非常に重い判断をされたと聞いているところでございます。

佐賀市としては、その判断を尊重したいと思っているところでございます。漁協内部の手続きに関する詳細については、佐賀市からのコメントというのは適切ではないと思っているところでございます。

 

【記者】

私もオスプレイの関連なんですけれども、先週金曜日に井野防衛副大臣が来庁されまして、坂井市長は九州市長会で御不在だったということで、当日、池田副市長が御対応いただきました。

そのぶら下がり取材の中で、特定防衛施設の指定が必要と改めて依頼しました、というお話がありましたが、この点に関して坂井市長のお言葉からもぜひ御説明いただきたいんですが、どういった趣旨であるものなのか、というのを改めてお願いできますでしょうか。

 

【市長】

市民生活への影響ということで、2月27日の合意事項の中でも、市民の生活環境、周辺地域の開発に及ぼす影響等を考慮して、特に配慮することを防衛省に求めたということでございまして、特定防衛施設への指定ということを、その際も求めたところでございます。

先日も、そうしたことを改めて伝えたところでございまして、この指定を受けることができれば、実施可能な地域振興策の幅も広がる、住民のみなさんの支援拡充にもつながるということでございます。さまざまな懸念とか、生活環境、周辺地域の開発、そうしたものへの対応につなげていきたいと思っているところでございます。

 

【記者】

先週の金曜日のお話ですので、特にその後、防衛省側からリアクションというのは、現時点では、これに関してはないでしょうか。

 

【市長】

先ほど申し上げましたように、会談の場で、意見交換を事務的にしたいという話があったと報告を受けておりますので、その点を現在、防衛省と調整を行っているところでございます。

 

【記者】

オスプレイに関連して、19日に井野防衛副大臣が来られたときに、「前日18日に南川副支所と防衛省で協定を結んでいた内容に関して、佐賀市に立会人になってほしい」という要請があったというふうに池田副市長から聞いたんですけれども、その点について、これから市長と相談したりする、議会とかとも相談する、と池田さんは言ってたんですけれども、市長としては立会人になることついて、どう考えているのかということと、今、検討状況ですとかその辺についてお伺いしたいです。

 

【市長】

防衛省と漁協南川副支所との協定を締結された、ということの報告を受けたところでございます。この協定は地元漁業者のみなさんの切なる思いが反映されているものと感じております。

佐賀市としましても、生活環境の整備などについては、必要な措置を防衛省に求めているところでございまして、こういったより手厚い地域住民に対する支援を行うためにも、特定防衛施設の指定は重要ということで、井野防衛副大臣に指定を改めて求め、進捗状況等の報告を求めたところでございます。

立会いについては、今後そうした点も含めて検討した上で判断をしたいと思っております。

 

【記者】

オスプレイの関係で、ちょっと改めてであって恐縮なんですけど、木更津に行かれて、実際オスプレイにも乗られたり、運用状況を確認されたということで、実際に行かれてですね、感じたことと、今後どのように活かしていけそうかっていうところを教えてください。

 

【市長】

木更津駐屯地に暫定配備をされているオスプレイ等の自衛隊機の運用状況を確認してまいりました。飛行時の音等も体感をしたということで、今後、佐賀駐屯地が整備をされることになった場合の、自衛隊機の配備による影響等のイメージをつかみ、今後の市政の参考にしたいということで視察を行ったところでございます。

オスプレイの音については、本部庁舎の屋上、それから機体の近くで、実際に音を体感したところでございます。木更津の駐屯地にいろんなヘリコプターが配備をされておりますが、1番多いCH-47というヘリコプターも同時に飛んでおり、その音も体感をしたところでございますが、私の受けた体感的には、CH-47ヘリコプターと同じような印象を受けたところでございます。

いずれにしても、木更津駐屯地でのオスプレイの運用状況を確認することができたので、今後の市政の参考にしていきたいと思います。また、佐賀市は防衛省と合意事項を結んでいるので、この合意事項の着実な履行により、市民の良好な生活環境を守る、ということにつなげていきたいと思いますし、また、今回の視察も少し参考にしながら、今後、また情報提供を求めていきたいと思います。

 

【司会】

では、以上をもちまして、市長定例記者会見を終わります。

本日はありがとうございました。

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