子育て応援コラム「アタッチメント」No.3 令和5年5月号
みなさん、こんにちは。5月になりました。前回の子育て応援コラムでは、「困った時に頼れる相手を見つけよう」というメッセージと共に、佐賀市の子育て情報、どう活用したらいいのかを一緒に考えましょうという次回予告をしていました。
市報さが4月15日号の「手のひらサイズの市役所、スーパーアプリ誕生」のお知らせを見られましたか？ダウンロードすると、「子育て」のマークを見つけました。開くと、以前から導入されていた、佐賀市妊娠・出産・子育て安心アプリ「にこさが」につながります。他に、子育てサポートセンターふるはぁと、入学・転校の手続き、教育・保育施設の案内、保育施設入所可能状況もありました。これらは、きっと検索や活用頻度の高いものなのでしょう。
実は、去年、乳幼児の保護者14名の方に、スマホを活用して、どんな子育て情報が欲しいですかとお尋ねしたことがあります。「子育てサロンがいつどこであるかの情報が欲しいです。」「とにかく色んな情報がそこに行けば全部見られるといいですね。」等でした。にこさがでは、【育児ガイド→イベント・おでかけ→子育てサークル・サロン】で、市報さがの子育て特集ページにつながって、子育てサロン情報を見ることができます。一歩前進ですね。スーパーアプリでは、ご意見フォームから感想や意見を募集しています。本格運用は6月中旬から。利用者目線で益々使い勝手がよくなるといいですね。今は、佐賀県のママリもですが、全国各地でオリジナル子育てアプリが広がっています。スマホで手軽に知りたいことがわかるのは、忙しい時に助かりますよね。
SNSも便利ですけれど、無料の子育て情報誌も多くの方が活用されています。試しに、ある情報誌4月号を手にしてみると、子育て世代が関心を持ちそうな暮らし全般にわたる多彩な内容。いざというときに役立つ情報だけでなく、お得なクーポン、子どもと遊ぶページなど繰り返し楽しめます。紙媒体が、ホッとする方もおられます。佐賀市子育て支援センターゆめ・ぽけっとをはじめ、保育施設や公民館で開催される子育て支援サロンの殆どが、サロン予定や子育て情報を載せたパンフレットを準備されています。定期的に貰って、冷蔵庫の扉や壁のマグネット版に貼っている方もいます。
自分が実際体験したことをベースに、保育施設や子育てサロン、あるいはスーパーや街角で生きた情報を教え合う、いわゆる口コミ情報も鮮度と信頼度が高いですね。そこから、自分が本当に欲しい情報を自分で取材してHPで発信するという活動に発展した方もいます。 新しい場所、新しい人とつながる機会があれば、自分にとって居心地が良いかとどうか一度顔を出してみて、次どうするか考えてもいいかなと思います。
子育ては毎日が未知との遭遇。今の暮らしに役立つ子育て情報を活用して、日々の安心をゲットしてくださいね。
佐賀市こども・子育て支援専門アドバイザー 田口香津子
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