計画の背景及び目的
佐賀市内では、鉄道やバス、タクシー、自家用車、自転車等が市民の移動手段として利用されており、その中で、公共交通としての中心的な役割はバスが担っています。
しかし、車社会の進展等により、バスの利用者はピーク時(昭和44 年度)の約10 分の1に減少し、公営、民営に関わらず、経営的に厳しい状況になっています。
一方、自家用車を利用できない市民にとって、通勤や通学、買い物、通院などの日常生活にバスは必要不可欠なものです。また、これからの人口減少や少子高齢社会の進展等、社会変化を見据えたコンパクトなまちづくりの実現に向け、利便性の高い公共交通の構築が求められています。
このような中、佐賀市内の公共交通をどのように存続させていくか、本市の考えを明らかにしながら持続可能な公共交通を目指して本計画を策定するものです。
計画の位置づけ
本計画は、「第2次佐賀市総合計画(後期基本計画)」を上位計画として、「市民生活を支える総合交通体系の確立」を推進していくための計画です。
また、都市計画や環境、住宅、福祉、観光振興などの本市の各分野の計画との調和・整合を取り、各種計画の推進を交通の面から支援するものです。
将来像を実現していく基本的な考え方は、「佐賀市公共交通ビジョン(平成23 年度~令和2 年度)」で示したものを踏まえつつ、時代の流れを反映していきます。
なお、本計画は、「地域公共交通活性化及び再生に関する法律(以下、「活性化再生法」という。)に基づく法定計画として策定します。
計画区域
佐賀市全域
計画期間
令和5年4月から令和10 年3月までの5年間
関連資料
佐賀市地域公共交通計画 【 PDFファイル:5.61 MB 】
このページに関するお問い合わせ
都市戦略部 交通政策課 交通政策係〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁6階
電話:0952-40-7038 ファックス:0952-40-7381
このページの担当にメールを送る