子育て応援コラム「アタッチメント」No.1 令和5年3月号
就学前のお子様を育てておられるみなさん、初めまして。
私は、佐賀市こども・子育て支援専門アドバイザーの田口香津子と申します。
これから、定期的に子育てコラム「アタッチメント」をお届けすることとなりました。どうぞよろしくお願いします。
長くなりますが、簡単な自己紹介をします。
私は、約40年間、臨床心理学の専門家として保育者養成校に勤め、細々とですが、子育て中の保護者とお話ししたり、子どもたちと遊んだりする機会を頂いて来ました。
一方、私自身も3人の子育てを通し、悩むこともしばしばでした。その都度、子どもや周りの友人たちから学ばされ、親として育てて貰えた実感があります。そんな凸凹の経験から、みなさんに安心を届けられたらと願っています。
さて、3月から4月にかけては、馴染んでいた環境から新しい環境へと階段を一つ上がる移行の時期。ついつい親心で、「今のままでは、お兄さん、お姉さんクラスには行けないよ。」と口走りそうになりませんか?親も正直不安ですよね。
そんな時、保護者に頼って貰えたら保育者や子育て支援者は嬉しいのです。子どもたちを育てる保育者達は、保護者を支えるプロでもあります。子も親も安心してもらえるよう新年度の準備を丁寧にされています。
「どんな先生やお友達と会えるかな。いっぱい遊べるといいね。楽しみね。」
みなさんの笑顔と言葉は、子どもたちをほっとさせる魔法です。桜咲く春の景色が笑顔に似合いますね。
次回は、4月の子育てワンポイントと、コラム名「アタッチメント」に込めた想いについてお伝えしたいと思います。(田口)