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令和5年1月定例記者会見

更新:2023年02月 3日

市長記者会見における発表内容(要旨)などを取りまとめの上、掲載しています。

・日時 令和5年1月31日(金) 10時30分~11時10分

・場所 佐賀市役所2階 庁議室

記者発表資料

会見内容

 

【司会】

時間になりましたので、ただいまから市長定例記者会見を行います。

最初に資料の確認をお願いいたします。お手元に本日の次第とパワーポイント資料の2点を置いております。よろしいでしょうか。

本日は市長から説明を行い、そのあとで質問をお受けいたします。

次に、お願いですが、本日の記者会見は佐賀市のホームページでライブ配信を行っておりますので、マイクを使って御発言をお願いいたします。

それでは市長お願いします。

 

【市長】

皆さんこんにちは。1月の定例記者会見を始めさせていただきます。

先週、25日は寒波の影響もありまして、市長会見は今週に延期ということでさせていただきましたけども、お集まりをいただきましてありがとうございます。

 

それでは、本日の発表項目はご覧のとおりとなっております。

1点目が、寒波による被害への支援ということで、1月24日からの寒波によって、水道管などへの被害を受けられた方への支援についてご説明をいたします。

そして佐賀城下ひなまつりについて、また、マイナンバーカードの郵便局でカード申請が可能になりますという点について、それから、市長と円卓トークを明日2月1日に開催を予定しているということ、最後にスポーツ、佐賀バルーナーズ佐賀市ゲームデーということで説明をさせていただきます。

 

最初に、「寒波による影響についての支援」についてでございます。

1月の24日から25日にかけて襲来した寒波、これは10年に1度と言われるほどの記録的な寒波ということで、市内でも、一部で水道管凍結による破裂や破損などによる漏水が発生をしております。

そのような被害に遭われて、修繕を余儀なくされた方への支援策として、水道料金や下水道使用料の減免をいたします。

対象となる方は、24日から25日の寒波で水道管などが破裂・破損、漏水が発生をした方、その後、修繕工事が完了して、減免申請をされた方、これら二つの条件を満たす方でございます。

対象となる水量は、過去の水量と比較をして、漏水したと思われる水量分としまして、その増加分の水道料金や下水道使用料を減免いたします。

減免によりまして、被害に遭われた方の負担を少しでも軽減できればと思っております。

 

次に、佐賀城下ひなまつりについてでございます。

今年は3年ぶりに佐賀の街をたくさんのひな飾りが彩ることになります。

2月11日から3月21日まで、徴古館や柳町の佐賀市歴史民俗館などの会場を中心に開催いたします。

普段見られない貴重なひな人形が、市内の会場に飾られて、見て楽しんだり、そして、伝統的な織物やお菓子など、文化に触れて楽しんだり、たくさんの見どころにあふれております。

期間中、皆様とともに街のにぎわいをつくり出して、そして、市外の方にも佐賀の歴史や文化の魅力に触れていただき、知っていただき、これまで以上に多くの方に佐賀の街に訪れていただきたいと思っております。

このあと、まず、ひな人形の展示内容についてご説明をして、そして、お菓子やお茶の文化に触れたおもてなしについて、そして最後に、街なかでのイベントについて、三つご説明をいたします。

 

まず、「鍋島家のひな祭り」ということで、徴古館で鍋島家歴代婦人のおひな様を初めとして、鍋島家に伝わるひな道具が展示をされるというものでございます。

私も去年も見させていただいたんですけれども、特に11代婦人、13代婦人とか、大ひな段が豪華さ、品格を兼ね備えて、非常に見応えがあるというところでございます。

そして、旧福田家においては、佐賀錦をまとった絢爛豪華なひな人形が展示をされます。佐賀錦の制作実演や販売も行われて、織物文化に触れることができます。

また、佐賀城本丸歴史館では、「子どもびなの宴(うたげ)」ということで、ひなまつり期間中の2月17日から3月12日まで市内の小中学生が制作した、個性あふれるひな人形約1,400体が大広間に展示をされる予定です。

これに併せまして、「150年目の里帰り」ということで、江戸時代に佐賀城に飾られていたという、右大臣・左大臣のひな人形が佐賀城本丸歴史館で特別公開されます。

このほかにも、各所でひな人形たちが佐賀の街に華を添える予定です。

 

そして期間中、お菓子やお茶などのさまざまな文化に触れながら、ゆったりと過ごすことができます。旧古賀銀行では、「シュガーロードのひなまつり」をテーマに、丸ぼうろの実演とかふるまい、それから佐賀の伝統的なお菓子やプリンなどのスイーツの販売が行われる予定です。

そして、旧古賀銀行前の八坂神社におきまして、「八坂神社おもてなしカフェ」ということで、休憩所を兼ねたカフェがオープンいたします。色鮮やかな和傘の下で、和の空間を味わいながら、憩いの時間を過ごしていただければと思っております。

肥前通仙亭では、煎茶体験など、茶文化を楽しむことができ、また土日を中心に佐賀のお茶がゆ会など、各種イベントが開催される予定です。

期間中、入場券を提示すれば、特典を受けられる店舗が様々ありますので、この機会にぜひ街なかを散策していきいただきたいと思っております。

 

そして街なかでありますけれども、各種イベントについてでございます。

ひなまつりの期間中、土日祝日を中心に、さまざまなイベントを開催いたします。

3月3日から5日にかけては、約50点の古美術店がたち並ぶ、九州有数の「佐賀城下春の骨董市」を開催いたします。にぎやかな、松原神社の境内を見て回るだけでも十分に楽しめるものとなっております。

そして656広場(むつごろうひろば)で、イベントを様々予定しておりまして、「街なかコンサート&和楽器演奏日本舞踊の会」ということで、薩摩琵琶や津軽三味線などの和楽器の演奏と、日本舞踊を堪能することができます。

そのほか、パンマルシェとか、いちごさん、佐賀ほのかなどのイチゴマーケットなどの食のイベントも予定をされております。

街なかイベントも、ぜひお楽しみいただければと思っております。

 

次に、マイナンバーカードについてであります。

2月10日金曜日から、市内の44局、簡易郵便局を除く全ての郵便局で、新たにマイナンバーカードの申請ができるようにいたします。

郵便局では、申請書の作成サポートと、それからカード用の顔写真を無料で撮影してもらうことができます。申請書は、郵便局から市役所に送られて、申請された方には約2か月でカード受け取りのご案内をお送りする予定となっております。案内が届いたら、市役所本庁または支所で受け取りが可能となっています。

市民の皆さんに身近な郵便局でカードの申請ができるようになることで、市民の皆様がより便利にカードを取得することができることになります。

最大2万円分のマイナポイントがもらえるマイナポイント第2弾の対象となるカードの申請期限が2月末までとなっておりますので、ぜひこの機会に身近な郵便局で申請をしてもらえればと思っております。

 

次は、市長と円卓トークについてであります。

この円卓トーク、今年度から過去3回、様々な団体の方や地域の方と意見交換を行いまして、今回で4回目となります。テーマは「住む人・来る人に“よりよいまちの実感”を」ということで、若手経済人の方々、佐賀商工会議所青年部の皆さんと意見交換をする予定となっております。「SAGAアリーナから人の流れを生む」とそして「スポーツの力でまちを活性化」させるというサブテーマで、2月1日午後1時半から青少年センター大会議室にて開催を予定しております。

若手経済人の方の考え、発想をお聞きしながら、また、佐賀市の考えもお伝えをしながら、まちづくりに生かしていきたいと思っております。

 

そして最後でありますが、佐賀バルーナーズの佐賀市ゲームデーについてであります。

現在、佐賀バルーナーズ、28勝7敗ということで、西地区首位というだけでなく東地区もあわせて、全体で総合1位となっておりまして、プレーオフ進出に向けて着実に前進をしているところであります。

佐賀市におきましては、2月11日、12日にSAGAプラザで開催する、青森ワッツ戦のホームゲームを冠協賛いたします。両日ともに来場者特典として、先着500名の方に記念ユニフォームのプレゼントを予定しておりまして、またクラップバナーを2,000名の方にプレゼントをいたします。

そのほか、当日来場者全員にチャンスのある抽選会も予定していますので、ぜひ会場に足を運んでいただきたいと思います。

また、ゲームの招待チケットとか、会場イベントの募集もしておりましたので、応募された方には、近日中に抽選結果をお知らせする予定となっております。

佐賀バルーナーズのB1昇格に向けて、佐賀市民一丸となって盛り上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

私からは以上です。

 

【司会】

はい、説明が終わりましたので、これより質問をお受けいたします。まず、本日の会見内容についての質問、その後に、市政一般についての質問をお受けしたいと思います。

それでは、この後の進行は幹事社さんにお願いいたします。よろしくお願いします。

 

【記者】

私からは寒波の影響の関係ですが、市内だと24日から25日の寒波で水道管の破裂・破損、漏水などはどれぐらい発生が確認されてるんでしょうか。

 

【市長】

佐賀市の上下水道局へ問合せが寄せられておりまして、問合せ件数が211件と聞いております。そのため、概算でありますけども、減免の件数が約300件程度かなと、現時点での想定となっております。

 

【記者】

この減免は何か条例とか制度としてあるものなんでしょうか。特別に行うものなんでしょうか。

 

【市長】

申請をしていただいて、減免措置ということで対応したいということでございます。補足あれば。

 

【上下水道局長】

一般的な水道管の老朽化による漏水での減免につきましては、給水条例の元で減免の要綱を設けております。ただし、特別に今回のように10年に1度の寒波というような場合には、要綱で定めている基準で対応できないため、特別減免という形で取扱いをさせていただいているところであります。

 

【記者】

わかりました。私からは以上です。各社さんお願いします。

 

【記者】

今の水道代のことなんですけれども、これは予算でいうとどれぐらいを確保していらっしゃるのかっていうのと、あと今、原油とかいろんな物価高とか言われてる中で、それも踏まえて決めたっていうことになるんでしょうか。

 

【市長】

金額としてはですね、ちょっと、なかなか現時点では数字としては難しいんですけども、先ほど申し上げた、減免の件数が約300件程度の想定ということになっております。予算措置ということではないということです。補足を。

 

【上下水道局長】

今回の特別減免を想定して予算を組んでいるということではなくて、既存の予算の範囲内で十分に対応していきたいと思っているところでございます。以上でございます。

 

【記者】

ありがとうございます。

すみません、もう1点質問なんですけど、ひなまつりが3年ぶりに開催されるっていうことで、盛り上がりが期待されると思うんですけど、来場者の見込みというか、どれぐらい想定してらっしゃるのでしょうか。

 

【市長】

来場者数の見込みなんですけれども、約10万人を見込んでおります。これは、コロナ前の状態の水準ということで、経済波及効果も約8億円というところを目指しているところでございます。

 

【記者】

ありがとうございます。

 

【記者】

先ほど水道のことで給水条例の中で減免措置は書かれてると。

それで今回は特別減免措置という、この減免、普通一般の減免措置と特別減免措置とは何が違うんでしょうか。

 

【市長】

通常の減免に定めがないということで、この漏水量に相当する、水道料金・下水道料金の特別減免ということであります。

 

【上下水道局長】

今回、特別減免をする理由としましては、今回は10年に1度といわれる厳しい寒波であったことから、平成28年度に実施をしました寒波対応を前例としまして、被災された市民を支援するために特別減免を適用することとしています。

そこで通常時の減免では「埋設をした給水管からの漏水のみ」を対象としていますが、今回は特別減免として、「露出した給水管や給湯器などの機器からの漏水」についても対応をするということにしておりまして、通常時の減免の枠の外で特別に減免措置を上下水道局で決定をして実施をするというものでございます。

 

【記者】

市政一般のほうに移りたいと思います。

私からオスプレイの関係で、いくつか質問させていただきます。

市長は、以前から市としての態度表明に関して、市議会の意見も聞きながら考えを深めていきたいとをおっしゃっていました。

その市議会では、先日、計画について調査する特別委員会が設置されました。この調査には一定の時間を要すると思いますが、市長としては、こういった特別委の調査の報告を含め、市議会の動きが落ち着いてから態度を表明しようと考えているのでしょうか。教えてください。

 

【市長】

一昨日、校区説明会ということで、川副町で説明会が開催されまして、私も出席をさせていただいて、様々な議論をお聞きしたところであります。今後、懸念点や疑問点と当日出たご意見等も踏まえて、整理をしていきたいと思っております。

また、これまで12月23日、それから1月24日に佐賀市から防衛局に照会をしておりまして、それぞれ回答がきているところであります。そうした照会事項の回答、それから説明会で出たご意見等を踏まえて整理をするとともに、先ほどお話ありました1月23日に設置をされた市議会の特別委員会、これも25日に開催をされましたけれども、また今週も開催予定、また来週も開催予定ということでお聞きをしておりますので、そうした中で、市議会等にも報告をしたり、説明をしたり、それから議会での意見等も踏まえながら、また考えを整理したいと思っております。

 

【記者】

それは、議会の中で特別委員会、今1番動いているのはそこですけど、そこが何かしら最終報告とかをまとめる前に市として態度を表明することはない、という受け止めでいいでしょうか。

 

【市長】

まず、説明会が一昨日行われましたし、また今週末2月5日にも東与賀町で、東与賀町の方、それから諸富町の方、またご出席をされなかった方もおられると思いますので、川副町の方等もお越しをいただければと思っておりますが、そうした説明会等のご意見等も踏まえながら、また市議会にも、適宜、これまでの確認結果などの報告・説明等もしながら、また意見がいろいろ出るかと思いますので、そうした御意見を踏まえながら、考えを整理していきたいと思っております。

現時点では、そのような考えです。

 

【記者】

それとあと、関連ですけども、おっしゃったように29日、地元説明会がありまして、その終わった後の囲み取材で、伊藤防衛局長が「地権者との用地買収交渉について、ノリ漁が終わってから行いたい」という見通しを示していました。そうなると、春先以降に交渉が始まってくるかなと思うんですけども、市としては、市の態度表明が済んだ後に買収交渉が行われるべきと考えているのか、あるいは特段そこの順序っていうのはリンクさせて考えていないのか、今のところのお考えをお聞かせください。

 

【市長】

佐賀市としては、市民の方からは、様々なご懸念の意見等が出ていることもありますので、そうした一つ一つに丁寧な対応をしてほしいと申し上げているところです。一昨日も様々な意見が出ましたが、また2月5日も説明会が開催される予定となっておりますので、そうした点について、引き続き丁寧な対応を求めていきたいと思っております。

特に、排水等に非常に懸念の声があったと思いますので、そうした具体的な対応などを防衛省等においても検討されて、またしかるべき説明がなされるように求めていきたいと思っております。

 

【記者】

一つ気になるのが、あくまでも今、市としてその計画に賛成するかもしれないし、もちろん反対するかもしれないという前提で、気になるのが、春先に用地交渉が始まったとして、その中で、地権者が悩んだ末に「では、売ります」と決断した後に、市が態度表明して、例えば「市は計画に反対です」と表明したとしたら、その地権者にとってははしごを外されるような形になってしまうと思います。

そういう意味では、市は、例えば「用地交渉は市が態度表明してから行うべきだ」とか適切な順序について、スタンスを明確にしておくことが大事かなと思うんですけど、そこはいかがでしょうか。

 

【市長】

市の態度について、今、防衛省に様々な質問を投げており、また市民から新たにいろいろ意見が出ているところでありますので、そうした点を疑問点・懸念点として整理し、確認をしていく必要があると思っております。

立地自治体である佐賀市の意向というのも尊重されるべきだと思っているところです。

防衛省には、引き続き丁寧に対応するように求めているところでありますので、そうした点は、引き続き伝えていきたいと思っております。

 

【記者】

今もおっしゃったように疑問点を答えてもらいたいというようなことで、結局今までも2回ほど防衛局に質問を照会されてると思うんですけれども、この間の、先週回答があった件でも結局最後のほうの、例えば排水だったり排水熱だったりいろんなものが農業漁業に与える影響があった場合どうするのかという質問に対して結局、いずれの回答でも損害などが発生した場合には関係法令に基づいて再発防止策を確立するといったような、同じような回答で、結局これって回答を得られてるのかなという印象を受けたんですけど、防衛省に投げている質問というのが、しっかりと毎回疑問を解消できるようなものだと感じられているのかということをお聞きしたいです。

 

【市長】

今おっしゃったような漁業や排水問題、またほかにも安全性など様々な懸念点等が出ていると思っております。

そのため、佐賀市としては、その一つ一つについて、具体的に確認をしているところです。そうした中で、排水対策などは、具体的な検討を今後さらに深めていくといった回答もあったりするんですけども、引き続き、まだ懸念されている方がおられると思うので、そうした点は、しかるべき説明がなされるべきだと思っておりますし、その点を求めていきたいと思っているところです。

 

【記者】

2回ぐらい、今まで回答があったりとか、説明会での防衛省からの説明をしっかりと疑問に答えてもらっていると感じていらっしゃいますか。

 

【市長】

12月23日に14項目68点の質問をしまして、また、先週、10項目38点の質問等をいたしました。それぞれについて回答いただいておりますけれども、そうしたものも踏まえて、説明会では説明をしてほしいと伝えているところです。そうした中で、排水対策など、様々な懸念の声というのはまだあるなということは感じているところですが、そうした点も踏まえて必要に応じて確認をしていきたいと思っています。

 

【記者】

防衛省に対する質問、再質問ということでしたが、その内容次第で再々質問ということもありうるとお考えでしょうか。

 

【市長】

必要があれば、質問をして確認をしていくということを今後も行っていきたいと思っております。

 

【記者】

校区説明会、次回で2回目になりますけども、数年前のときは全部で4回だったと思いますが、説明会では、引き続き、説明会をずっと続けてほしいというような声もあったと承知しております。地元自治体として防衛省に、3回目4回目の、校区説明会を求めるお考えはいかがでしょうか。

 

【市長】

説明会については、平成28年度、平成26年度に校区で説明会が開催されたということで、そうした点も参考にしながら今回、一昨日に川副町で説明会が開催をされたところです。

そしてまた、今週末、日曜日も開催を予定しているところですので、ぜひ、多くの方々、東与賀町、諸富町、また川副町の方もご参加いただければと思っています。

また、漁業者の方々の中には排水対策などの懸念をお持ちの方がおられると改めて感じたところですので、具体的な対応策について、また防衛省のほうで検討がなされると聞いておりますので、そうした排水対策などの説明がなされるように求めていきたいと思っております。

 

【記者】

それは3回目、4回目を求めていくという意味でしょうか。

 

【市長】

校区説明会については、現時点で、2月5日に東与賀小学校体育館で実施をされる予定ですけれども、いずれにしても、そういった場でもしっかり説明がなされるように求めていきたいと思います。また、必要な確認等もしていきたいと思っております。

 

【記者】

今おっしゃってるのは2月5日のことをおっしゃってると思いますけれども、それ以降も引き続き、校区説明会を開かれるべきだとお考えでしょうか。

 

【市長】

校区説明会ということでは、現時点では、2月5日の説明会が予定をされているところです。しっかりとした説明がなされるように求めていきたいと思っておりますし、先ほども御質問ありましたけど、いろんな懸念をお持ちの皆様がおられて、そして、それについての回答がなされている中で、具体的に確認をするということも、必要に応じて、我々としてもしっかりやっていきたいと思っております。防衛省には、引き続き丁寧な対応を求めていきたいと思っております。

 

【記者】

今ですね、多分御承知のとおり、ノリが非常に厳しい今季、厳しい状況を迎えて、説明会に行きたいけどそれどころじゃないという方がたくさんいらっしゃるようです。2月5日の説明会もやっぱり同じような状況だと、なかなか行きたいけど、直接聞きたいけど聞けないという方たちがいっぱいいらっしゃると思うんですけど、そういう漁業者の方たちに対する説明の場という意味でも2月の上旬っていう時期が果たしてどうなのかなと思うんですけども、そういうお考え、今のノリの漁業の、状況を踏まえた上での措置というようなことは、お考えの中にないでしょうか。

 

【市長】

ノリの不作ということで、1月17日に私も漁場の現場に視察をしました。種付後の降雨が非常に少なく、晴天が続いたことで、栄養塩の供給が少なくなり、色落ちとか、非常に厳しい状況にあったと、実際に私も感じたところです。そして、最近、少し回復傾向にあるとは聞いておりますけども、まだ予断を許さない状況ということでお聞きをしております。そうした中で、漁業者への支援といったところも、今後、市としても検討していきたいと思っているところです。

先ほど申し上げたように、昨日の説明会の中でも、漁業を行っている方からの懸念の声も多く出ていましたし、また、その排水が与える影響というのも非常に懸念の声があったと感じております。そうした漁業者の方へのしかるべき説明がなされるように引き続き、防衛省等に求めていきたいと思います。

 

【記者】

今の質問に関連してなんですけど、その排水の懸念で具体的な説明を求めたいっていうのは、形として想定されてるのは、漁業者の方を集めた説明会みたいな形なのか、それとも防衛省に照会する中で、そういった点をもうちょっと踏み込んで明らかにしてもらいたいっていう趣旨かどちらでしょうか。

 

【市長】

排水対策については佐賀市からも質問をしているところで、排水対策に万全を期すといった趣旨の回答が来ているところですが、具体的にどうするのかというところを県の有明水産振興センターなどとも協議をしながら具体的な対応策を検討すると聞いております。そうしたことをしっかりと説明がなされる必要があると思っておりますので、佐賀市としてもそうした説明を求めていきたいと思っております。

 

【記者】

住民説明会の校区説明会のことですが、2月5日の説明会には、市長は出席はどうされるのでしょうか。

 

【市長】

2月5日の説明会についての出席者については現時点で未定ですけども、今後調整をしていきたいと思っております。

 

【記者】

もう一点確認なんですけど、住民の対象者は川副校区の方も大丈夫ということでよかったでしょうか。

 

【市長】

そういう理解で結構です。

 

【司会】

以上をもちまして、市長定例記者会見を終わります。本日はありがとうございました。

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