星空学習館では、定例の天体観望会を行っています。無料で、どなたでも参加できますので、どうぞお越しください。
夜の定例観望会 :毎週金曜・土曜 19時30分~21時30分(9月~3月)最終受付21時
○ 開催日:10月4日(金),10月5日(土),10月11日(金),10月12日(土),10月18日(金),10月19日(土),10月25日(金) ,10月26日(土)
○ トピック
10月中 「紫金山-アトラス彗星」が夕方の空に見える
15日:十三夜
17日:スーパームーン
○ おすすめの観察天体
紫金山-アトラス彗星,金星,土星,リング星雲, アレイ状星雲,M15,M2球状星団,アンドロメダ座大銀河
重星/
アルビレオ(はくちょう座),へび座θ星, いるか座γ星, アルマク
詳しい情報に関しては佐賀市星空学習館へ
TEL(0952-25-6320) FAX(0952‐37‐5747)
e-mail:hac@saga-hoshizora.com
HP:(http://saga-hoshizora.com/)
イベント情報
【10/12(土)秋のほしぞら教室】
一組に一台の双眼鏡を貸し出して、自分で星を探す楽しみを学ぶ教室です。スタッフの生解説の下で星空をめぐります。土星やアンドロメダ座大銀河など、秋の星空を観察します。(天候不良時は、星、宇宙の話や簡単な工作「立体月齢早見工作」を行います。)
時間: 18:30~20:00
対象:小学校4年生以上の親子(大人だけでも可)10組
参加費:300 円 /1台(要申込)
【10/19(土)紫金山-アトラス彗星観察会】
紫金山-アトラス彗星が10月中旬頃に地球に接近し、日没後の夕空に観察できる可能性があります。彗星は尾をひく姿からほうき星とも呼ばれています。
時間:説明会17:30 観察会18:00~19:30 ※天候不良時は説明会のみ行います
対象:どなたでも 100名 参加費:無料
受付:イベント申し込みフォームよりお申込みください。※10/18(金)締切
【大人のための天文教室~秋編~】
平日夜の大人のための教室。ゆっくりと天文について学び、晴れた夜は天体観測室の望遠鏡で星空の観察も行います。
日時:毎月第2第4水曜日 19:00~21:00
場所:佐賀市星空学習館
募集:高校生以上 20名(要申込)
参加費:一般各回1000円/佐賀天文協会会員:各回600円
(別途テキスト代1598円)
10月の星空
日没の時刻がだんだん早くなり、星空を見やすい季節となりました。この秋は、明るい金星と土星に注目しましょう。夕空の金星は、「宵の明星(よいのみょうじょう)」とも呼ばれ、日没直後の西の空に圧倒的な明るさで輝いています。
星座では秋の四辺形を探してみましょう。南の空を見上げて、少し東寄りのところに、4つの星が長方形に並んでいます。この秋の四辺形はペガスス座の胴体部分にあたるため、ペガススの四辺形ともいわれます。秋の四辺形の西側の辺を南へのばした先、ポツンと輝く一等星が見つかります。これは、みなみのうお座のフォーマルハウトです。
また、昨年発見された「紫金山-アトラス彗星」は、この10月中旬に大彗星に成長して観察できると期待されています。彗星の明るさは予想が難しいため、ニュースやインターネットなどの最新情報に注目してください。
ぜひ探してほしい星たち
紫金山-アトラス彗星 |
昨年発見された新彗星です。この10月に日没直後の西の空で、大きく尾を引く大彗星になる期待があります。肉眼でも見える可能性があります。 |
金星 |
日没後の西の空に、宵の明星として、どの星よりも圧倒的な明るさで輝きます。 |
土星 |
リングのある惑星です。肉眼では一等星ほどの明るさで輝いて見えます。今年の土星の環はほぼ真横になり細く見えています。 |
秋の四辺形 |
2 ~ 3 等星4 つでできる四角形で、夏の大三角ほどは明るくありませんが、まわりに明るい星が少ないので、意外と目立ちます。秋の星座を見つける目印になります。 |
アンドロメダ座大銀河 (M31) |
天の川銀河の外側、230 万光年彼方にある大銀河です。望遠鏡を使っても、ぼんやりと雲のようにしか見えませんが、実際には数千億個の星の大集団です。 |
10月の天文現象とこよみ
3日 |
新月 |
月明かりのない夜です。 |
8日 |
寒露(かんろ) |
秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ頃です。 |
11日 |
上弦の月 |
半月が夕空の南の空に輝きます。 |
14日 |
スポーツの日 |
国民の休日です。 |
15日 |
十三夜 |
旧暦9月13日のちょっとだけ欠けた月です。 |
17日 |
満月 |
月の明るい夜です。 |
22日 |
オリオン座流星群 |
オリオン座流星群がピークを迎えます。10個/時 程。 |
23日 |
霜降(そうこう) |
霜が降りる頃です。 |
24日 |
下弦の月 |
半月が深夜に昇ります。 |
惑星
・ 水星は、1日に外合となり太陽の方向と重なるため観察不適です。
・ 金星は、宵の明星(よいのみょうじょう)として日没後の夕空。明るさは-3.9~-4.0等です。
・ 火星は深夜に東から昇り、明け方まで観察できます。明るさは0.5~0.1等です。
・ 木星は宵に東から昇り観察の好期です、明け方まで観察できます。明るさは-2.3~-2.5等級です。
・ 土星は夕方に南東の空に高く、未明まで観察できます。明るさは0.7~0.8等級です。
紫金山-アトラス彗星(撮影:古川隆徳) 金星
このページに関するお問い合わせ
教育部 社会教育課 総務企画係〒840-0831 佐賀市松原二丁目2番27号 佐賀バルーンミュージアム3階
電話:0952-40-7365 ファックス:0952-24-2332
このページの担当にメールを送る