牛島橋
牛島橋は昭和7年に当時の国道34号の旧城下町(旧市街地)の境界部に建造され、石材を用いた重厚な意匠は今なお健在です。
この橋の少し上流側には長崎街道から城下町への東の入口、木戸や番所のあった牛嶋口があり、佐賀市が近代化する途上の道路建設に伴い、旧牛嶋口付近にて新たな鉄筋コンクリート造の牛島橋が建造されました。力強い石造の親柱はこの場所にふさわしく、高欄にも自然石や石材を模した洗出し仕上げが用いられています。この種のデザインは同時期に多数建造されたようですが、現存する規模の大きな橋として貴重です。
佐賀の昭和初期の橋のたたずまいを今に伝え、今なお旧城下町への入口を顕在化させるランドマークといえる景観資源です。
概要
所在地:巨勢町大字牛島
管理者:佐賀県
完成年:昭和7年
構造:鉄筋コンクリート造
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