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【教育長だより】子どもと先生がともにがんばる学校に!

更新:2017年06月27日

若手教師・熱心に教育長と語り合う

若手教師・熱心に教育長
と語り合う

若手教師・熱心に教育長と語り合う
若手教師・熱心に教育長
と語り合う

平成26年8月29日

8月20日未明には広島市を中心に局地的な豪雨にみまわれました。
土砂災害等で多くの死者・行方不明者を出し、家屋やインフラ等の被害を被った広島市、今なお、救助活動が続けられています。
亡くなられた方の中には、夏休みを楽しく過ごし2学期を待ちわびていた子どもたちも含まれており、いたたまれない気持ちになります。
これを機に、国は「土砂災害防止法」を改正し、警戒区域の指定を促すようです。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地のみなさんが、1日も早く平穏な生活に戻られ、これを教訓に同じような災害が起こらないように願うものです。

今年の夏はこれまでにない天候不順で、連続して台風・大雨が日本列島を襲い、夏らしくないぐずついた天候が続きました。
私たちにとっては、この夏が過ごしやすかったのは良かったものの、やはり、ギラギラした太陽が照りつけ、山や海で思いっきり夏を満喫する光景が少なかったのは残念です。
この夏休みを過ごした子どもたちにとっても同じような思いがあるのではないでしょうか。

過日、平戸に旅行しましたが、その日は「雨のち晴れ」昼前からは、久々に太陽が照りつける気温30度を超える (貴重な?)真夏日となりました。
行き交う人は額の汗を拭き拭き、時折照りつける太陽を恨めしそうな顔つきで仰ぐ表情があり、一方では、かき氷でしばしの涼をとるにこやかな表情があり、「ああ、これが夏なんだな」と感じたものでした。
ちなみに、私もかき氷をいただき、にこやかな表情の仲間入りをしました。

生活歳時記(樋口清之監修 三宝出版)に「平安時代のかき氷」の記述がありましたので紹介してみます。

 

『天然氷を切り出して、貯蔵する方法は古代からおこなわれていたようだ。
冬、池で凍った氷を、山のふもとに穴倉を掘り、ワラビの穂が伸びてほうけたものを敷き詰めた上に置いて保存したのである。
当時、氷のことを“ヒ”と言っており、「日本書紀」には、4世紀の仁徳天皇の頃、奈良の闘鶏(都祁村つげむら)にその貯蔵庫があって、これを「氷室(ひむろ)」と呼んだとある。
奈良時代には、氷を売る商売もできた。
平安時代には、宮中に氷を司る役所を設け、関西各地に氷を取るための池540か所を定め、氷室21か所を作って、4月から9月までの間、荷車に乗せて都に運び、その馬には禁色となっている緋(ひ)色の旗が特別に許された。
もちろんこうした氷は貴族階級だけのものだった。
「枕草子」に「削氷(けずりひ)の甘葛(あまずら)に入りて、新しきかなまり(金属製の椀)に入れたる」とあり、「源氏物語」にも「氷を物の蓋に置きて割るとて、もて騒ぐ人々」などの記述がある。・・・』


かき氷ひとつにも、日本では、古来から気候・風土に合わせた生活の知恵があり、かき氷の文化と言ってもいいでしょうか。

いよいよ2学期が始まります。
子どもたちは、この夏休みに地域や家庭の行事、日本の伝統的な行事など、多くの人と関わり多様な体験をし、心新たに新学期を迎えることでしょう。
子どもたちにとって体験をとおして学んだことは、心のポケットに今夏の宝物としてしっかり蓄えられ、今後の成長の糧となることでしょう。
2学期は実りの秋を迎えます。
学校ではこのすばらしい季節を生かした教育活動、行事等がいっぱいでしょう。
子どもたちは、夏休み中の体験を経てさらに成長するものと期待しているところです。

私にとって、この夏休みにも多くの出来事がありましたが、中でもふたつのことから2学期の手ごたえを感じたところです。
それは、ミュージカルに頑張る子どもたちの姿と子どもに愛情と情熱を傾けて教育活動に頑張る先生方の姿です。

1つ目は、ティーンズミュージカルSAGAの「風の曜日」を鑑賞させていただいたことです。
出演者の大半は、小学4年生から中学3年生でした。
演技をするすべての子どもたちは、それぞれの役柄を通してもてる力を精一杯発揮し、とても輝いていました。
演技者の心が私たち観客の心に響き引き込まれてしまいました。
「ミュージカルを初めて見たときから憧れでした。
歌やダンスの練習を一生懸命積み重ねてきました。」
「仲間たちと先生方とともの協力し頑張ってつくりあげました。」
「今までたくさんの練習を頑張ってきた仲間とともに練習の成果を発揮したいです。
仲間たちが目立つ場面もたくさんあります。
みなさんの心に響くような素敵な舞台になるように精一杯頑張ります。」
のメッセージには、子どもたちの夢と仲間とともにミュージカルをつくりあげようとする意欲、努力が窺えます。
子どもたちは無限の能力を秘めており、それを引き出し育てていくことが大人であり教師ではないでしょうか。
風の曜日」の演目が訴える主題には、現代社会に生きる私たちへの戒めと希望のメッセージが込められておりとても感動しました。
そしてそれは、優れた舞台環境と素晴らしい演技の相乗効果により心に響く公演となりました。

2つ目は、「教育長を囲む会」で、経験年数2~10年の教員と語り合ったことです。
ここに集った若手教員は、
「思い描く学級をどう作ったらいいか」
「わかる授業をしたい」
「問題行動をとる子どもをいかに諭し指導するか」
「保護者との信頼関係をどう築き、どう関わって思いを伝えるか」
等々、日常の教育活動での悩みや思い、そして、懸命に工夫して取り組む教育実践を熱く語ってくれました。
どの若手教員にも、子どもへの愛情と教職にかける情熱がみなぎり、子どものために自ら学び、教育実践に生かしたいという意欲がひしひしと伝わってきました。
このような教師の姿こそが、佐賀市の教育を高める原動力ではないでしょうか。

夢(目標)を持ち主体的に努力をする子どもたち、自らの教育実践をとおしながら、常に学び高まろうと努力する教師。
この「車の両輪」とも言うべき教師と子どもの姿が市内の全ての学校に見られるような佐賀市の教育をつくり上げたいと思います。
そこには、子どもと教師と保護者のトライアングルの信頼関係が不可欠です。
2学期も佐賀市教育へのご支援・ご協力をよろしくお願いします。

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