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平成26年8月25日(月)小野寺防衛大臣との面談

更新:2015年03月20日

平成26年8月25日(月)小野寺防衛大臣との面談

日時 平成26年8月25日(月曜日) 13時30分〜13時50分

場所 佐賀市役所2階 庁議室

面談録(一部要約)

防衛大臣 小野寺 五典氏

防衛大臣の小野寺と申します。今日、お伺いいたしましたのは、先月、私どもの副大臣が一度ご訪問させていただいてお話をさせていただいた、佐賀市に所在します佐賀空港におきまして、私ども陸上自衛隊が今後配備を予定しておりますオスプレイのような航空機、いわゆるティルトローター機と言いますが、その拠点に佐賀空港を活用させていただけないかということ。そして合わせて、現在佐賀県内にあります陸上自衛隊のヘリコプターの部隊でありますが、目達原の駐屯地にありますヘリコプター部隊を、その佐賀空港の隣接するところに、合わせて移設をさせていただけないかということのお願いでございます。

また今後、ティルトローター機の部隊を整備するにあたり、同系の航空機を使っておりますアメリカの海兵隊にあります普天間のオスプレイの訓練移転について、整備した後ということになりますが、活用させていただくことができないかということ、そのお願いで改めて来させていただきました。

いずれにしても、これは佐賀市内にある佐賀空港の問題でありますし、管理は県といっても、実際に所在する佐賀市、そして住民のみなさんを含めて、しっかりとご理解いただくことが前提だと思っております。そういう意味で、今日来させていただきました中で、ご理解を賜ればと思いますが、まだ、最終的なことでのご了解という以前に、実は私ども、今月末に来年度の概算要求を決める必要がございます。その概算要求の中で、この佐賀空港の周辺のところに今後自衛隊のティルトローター機、あるいはそのヘリコプターの部隊が所在する場所についての用地の取得、そしてまた、調査、あるいは地盤の改良等の工事等の予算を概算要求の中で盛り込ませていただきたいと考えております。

今日はそのことについてのご説明、そしてまたご理解を賜りますようお願いしたいと思っております。いずれにしても、具体的な地元への説明、ご了解というのは、今後しっかりさせていただきますが、今日のお願いでは、まずは、私どもの予算の中でありますけれども、概算要求の中に盛り込ませていただきたい、そのご了承をいただきたいというお願いでございます。よろしくお願いします。
 

佐賀市長 秀島 敏行

今日は天候が急変して、また、このところずっと雨が続いて、まだ梅雨から脱出してないというような状況でございますが、そういう悪天候の中、遠いところ、お忙しい中、佐賀まで足を運んでいただいてありがとうございます。その点については、十分理解をしていきたいと思います。

ただ、この前、武田副大臣がお見えになって、同じようなことを言われましたが、若干違う部分があるようでございますが、その時も率直な考えというものを申させていただきましたが、ご存知のように、佐賀空港を作るときの地元の人たちの苦労、関係者のご苦労というのがありまして、4年ほど前、沖縄の普天間の問題、移転の問題が出ておりまして、佐賀空港も一つの候補地になっていた時にそれを佐賀市議会で披歴されて、私の考え方を議会に問われたことがございます。

その時に、具体的には沖縄の米軍基地をこちらの方に誘致するということは考えていないというようなことを言わせていただきましたし、同じ時期に佐賀市議会でも決議がなされております。また、県議会でも決議がなされたと思います。それは、なんで佐賀でしょうかと。沖縄の人たちの気持ちは分かるけれども、というのが前提になって、その後の部分がそういう形に、決議になっております。そういう時のことを考えてみますと、かなりやはり複雑な気持ちにもなってまいります。

それともう一つ、私のところは、先ほど名刺の裏のほうにもバルーンがついています。2年後には世界選手権も佐賀で開催されるということで、バルーンの佐賀ということで、もう30数年間きております。また、バルーン関係の施設を作って、そして広めていこう、知っていただこうといったことも考えていますし、その他のことでも佐賀のまちづくりの中で、基地とか、あるいは自衛隊の基地、そういう部分での活用というのは頭の中に全然入ってなかったものですから、非常に困惑しているというような表現をさせていただきました。

その気持ちは今も変わらないわけでございますが、ただ申し出がありましので、その内容については佐賀市報でも、申し出のとおりを市民のみなさんたちに知っていただこうということで、広報はいたしております。それで、今日、大臣自らこうしておいでになっておりますが、先ほどご説明があった中で、沖縄のオスプレイに限っての訓練というような部分を含めての利用ということですかね。この前の時には、私の感じでは、沖縄で普天間の部隊の移駐というようなことを視野に入れているとか、あるいは考えがあるとか、そういう意味に取れるようなことを言われました。そのへんがどっちなのか、そのあたりを詳しくお聞かせいただきたいと思います。
 

防衛大臣 小野寺 五典氏

まず、佐賀空港については、今日も私ども乗ってまいりましたが、満席になりました。今後、国際線を含めて、かなりこの佐賀市含めて、佐賀県の地域振興に重要な飛行場だと思っております。ですから、私どもとしては、佐賀空港の今の、民間機の運行ということが基本で、そしてそれを妨げないかたちで活用させていただけないかということが基本であります。

それから、2点目。実は、これは佐賀県の議会でも同じことを聞かれたのですが、私どもとして、今、普天間にありますオスプレイを含めた普天間の基地というのを、沖縄のキャンプ・シュワブというところに移設をするということに、すでに工事が始まっております。ですから、基本的には、今の普天間基地は沖縄の中の北部のキャンプ・シュワブという場所に移ります。ここを埋め立てして、ここは実は海に面したところですので、沖縄県内でも訓練移転する時、基本的には市街地を通りませんので、これが一番良い場所だと思って、これを今、工事を進めております。ただ、それだけでも、やはり、沖縄の負担軽減が今後とも必要だという中で、例えばオスプレイの本土全体での飛行の訓練ということを、今、お願いをし、全国で行っていますので、例えば九州であれば宮崎が受けていただいたり、最近は北海道にも行っておりますし、東北にもお願いをしております。

そういうところで、実は普天間、あるいは将来、キャンプ・シュワブの方から本土で訓練をしてくる場合に、どうしても途中で給油をしたり、一部整備をしたり、休養をしたりする場所が必要になります。今ここを一義的に受け取っていただいているのは、実は岩国の基地です。ただ岩国基地は、実は普天間のKC130という大きな空中給油機15機をすでに移駐というかたちで、岩国は受け入れていただいております。今後、空母に艦載する空母の戦闘機を含めた艦載機も岩国で受けていただくことになりますので、岩国はもうかなり米軍のさまざまな航空機を移駐させる場所として、すでに了解いただいております。

今後さらにですね、またその、沖縄のオスプレイが本土で訓練移転する時に、岩国だけを使うというのは、これはやはり私どもとしては、もうちょっとあちらこちらにそういう訓練拠点の場所を分散したほうが良いのではないか、今後も日本全体で考えていきますが、その中でまず佐賀に今回、ご了解いただければ、自衛隊としてのティルトローター機の部隊を置きます。17機程度と最終的には考えておりますが、それを置かせていただく中で、同じような設備を使うものですから、こちらで一定の時間訓練移転のために、給油をしたり整備をしたりというかたちで、まずはご了承いただけないだろうか。あくまでもこれは佐賀市として受けていただいた上での話になりますし、その上で今後、これは佐賀空港だけではなくて、日本全体として少しでも沖縄の負担軽減のために何ができるかというのをこれから進めていきたいということでありますので、決して前の議会等での決議がなされたような普天間を逆に佐賀空港に移駐するとか、そういうことはありません。

基本的に普天間が沖縄の中のキャンプ・シュワブというところに移るということは変わりませんし、今、すでに工事がはじまっておりますので、このことは是非ご理解をいただきたいと思っております。

そしてもう一点。バルーンが5月の連休とちょうど秋の収穫が終わった後にいつもバルーンフェスタをされていることは、よく承知しておりますし、世界的に大変評価を受けていることですし、佐賀市の中心の重要なイベントだと思います。

私どもとして、今は目達原の基地が一部協力をさせていただいていると思いますが、今後とも佐賀空港の運用にあたっては、重々バルーンフェスタを含め、その前後のいろんな訓練等もあると思いますので、そういうものにかからない最大限の努力はさせていただきたいと思っております。
 

佐賀市長 秀島 敏行

バルーンのことだけじゃないのですが、バルーンも気がかりなのが、そういう大会の部分とそれから冬場、稲刈り後には結構いろんな大会があっており、小さな大会が・・・
 

防衛大臣 小野寺 五典氏

ちょうど秋で空が綺麗な時に上がるんですね
 

佐賀市長 秀島 敏行

はい。毎週土曜か日曜日は何かがあっているという部分もありますので、我々も神経質になるわけでございますが、そのほか、やはり先ほども申しましたように空港が作られたときとかですね。

それからもう一つは、やっぱり安全性の問題等もあると思いますが、それは我々が突っ込んで云々するような知識はもっていないのですが、騒音の問題とかですね。

それから沖縄で米軍の活動の時間を守らないとか、いろんなものが聞こえて参ります。そういったものを当然後々の段階では、いろんなことでお尋ねするような部分もでてくると思います。

その他、この前副大臣の時にも申しましたように、佐賀市民が懸念するような材料、そういったものが出て参りますと、ある程度まとめて整理をしながらお聞きをしたい、尋ねてみたいというものも出てくると思いますが、その時はまたよろしくお願いするとしまして、まずは佐賀県がどうされるのかというのも一つの課題でございますが、県からこちらの方に地元として事前に協議があるとそういったこともございます。

それと合わせて、私たち自身もそういう申し入れがあっているということを市民のみなさんたちにもそれなりに伝えながら、意見をまとめていかなければならないかなと思います。

先ほど申しましたように、いろんな意見とかあるいは懸念事項がございますので、まだ心中穏やかでないというのが、率直なところです。
 

防衛大臣 小野寺 五典氏

仰るとおりでして、市民の生命・財産・暮らしを預かる役目として市長が心配りをされていることは重々承知しております。

そしてやはりこの問題というのは、よく地域のみなさんに理解をしていただいて、ご了解いただくことがまず前提となりますし、基本的にこれは国の方として、政府としてお願いするということになります。

私どもとして、ずっとこのティルトローター機の配備の場所はどこがいいのかという適地を内部で検討してきた中で、ご存じのとおり、日本はたいへん東西南北に広く、特に北海道から沖縄のところまでの範囲を考えますと、離島もたくさんあって、中間給油も必要になりますし、災害の時に、いざという時、速やかに必要な部隊を展開する必要もあります。

ちょうどこの九州は地政学的には非常にいい場所になります。さらに今後離島に対してさまざまな防衛をする、あるいは災害救援を行う時の水陸両用の機能をもった陸上自衛隊については、私どもとしては長崎県の佐世保の相浦というところと、それから崎辺地区というところに置こうと思っております。

そことの距離感もかなりいいところだと。それからもうひとつ、これは直接佐賀市に関係する話ではなくて恐縮でありますが、目達原の駐屯地がちょうど市街化が進む場所にありまして、あそこに50機ほどのヘリコプターがあります。九州の拠点になっております。市街地がかなり多くなる中で、騒音の問題もございますので、できればこれも逆に佐賀市さんにはご負担をかける話なのですが、佐賀空港のところにこれを移設させていただければ、逆にそこの騒音についての軽減になると思います。

ただ、そうはいっても、むしろ逆に佐賀市の中で空港周辺にお住まいの方に逆にご負担をかけることになると思いますので、そこは丁寧にひとつひとつご相談させていただけないかと思っております。
 

佐賀市長 秀島 敏行

今日は大臣から初めてお話をお聞きして、この前副大臣からお話うかがったことと、ほぼ一致しております。

ただ、ひとつだけ若干違う部分は質問させていただきましたが、いずれにしましても先ほど申しましたようなところで、いろいろ市民の声も私のところには聞こえて参ります。

そういう中で、最終的にどうなるのか、県より先に我々がどうこうすると言える立場でもございませんから、佐賀市にとっては、やはりこれまで培ってきたまちづくり、そういったものをこのことで壊してはならない。どちらに転んでも壊してはならない。特に、佐賀市は合併しておりますので、今一番心がけているのは、市民の一体化、一本化、ひとつにまとまろうという部分をお願いしております。

それがかなり達成された段階で、このことでそのことが崩れるということになると何にもなりませんので、そういったものに注意しながらいろいろ検討させていただきたいと思います。

今日はお疲れさまでございました。
 

防衛大臣 小野寺 五典氏

本当に恐縮でありますが、今回、今月末になりますが、概算要求の中にこれは政府として決めることではありますが、今回の佐賀についての用地取得等の予算をまずは計上させていただき、今後は協議をして、実際に動く中で理解を得る努力を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。

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