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今年のメーデー(2013年5月8日)

更新:2015年02月27日

ワーク・ライフ・バランスを考えよう

今年の佐賀県中央メーデーが4月27日の土曜日に佐賀市の「どんどんどんの森」で開催された。

このメーデーに私は毎年来賓として招待されるが、改めて「メーデーとは?」をインターネットで調べてみた。

メーデーとは、1886年5月1日、当時の10時間を越える労働に耐えかねたアメリカの労働者が「1日8時間労働」を求めて立ち上がり、ゼネストに突入したことに由来するもので、その4年後の1890年5月1日、全世界の労働者が、「8時間労働」を要求してアメリカの労働者と連帯して一斉にデモンストレーションを実行したものである。

それ以来5月1日が労働者の国際連帯の日としてメーデーを開催するようになったという。

ところが、私が案内を受けるメーデーは5月1日ではなく、4月末の土曜日である。その理由は、「大型連休まえの参加しやすい日」ということのようだ。

最近のメーデーは子ども連れでの参加もあり、組合旗も赤、青、緑、黄色とカラフルだ。

私も市職労の組合員時代はメーデーによく参加した。佐嘉神社南の広場(現在の駐車場)で開催されていたころの記憶だが、もちろん5月1日の開催であった。

大型トラック2台を尻合わせで舞台を作り、そこに主催者や来賓が並ぶというものであった。

会場には赤旗がはためき、参加者は3000人ぐらいあり、今より多かったように思う。

メーデーのきっかけとなった「8時間労働」、今では当たり前のことだが、この要求の根底には「人間らしく生きたい」という願いがあったに違いない。

命をかけて取り組まれた先人の運動の重みは引き継ぎたいものである。

メーデーの会場の来賓席に座りながら、私は市役所に採用された頃を思い浮かべていた。47年前である。

私のような事務系職員には特にソロバンが欠かせない時代であった。技術系の職員で小型の計算尺を胸のポケットに入れている人もいた。

その後、電卓、ワープロ、パソコンと事務機器も急激な進歩を遂げた。

情報化が進み情報を得る手段も、量も大きく変わった。スピードも全然違う。便利になった。

この間、労働条件も変わった。

私たちの労働時間は、土曜半ドンから隔週ごとの週休二日制へ、そして完全週休二日制へ移行した。

このように法定の労働時間も労働条件も改善されたが、果たして私たちの「仕事」が楽になったと言えるだろうか。

不夜城のように一晩中明かりの消えない都会のビルを見ていると特にそう思う。

ワーキングプア、非正規雇用などが社会問題になって久しいが、長時間労働などにより「心の病」で悩む人が増えているのも心配だ。

メーデーを機会に、自分のワーク・ライフ・バランスをもう一度振り返ってみよう。

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