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ごみ受け入れに感謝(2012年12月6日)

更新:2015年02月27日

ごみから新たな資源を見出す「夢の取り組み」にも挑戦

先月30日ごみ処理施設の統合で関係地区のみなさんと合意に達した。

これまでの佐賀市のごみ処理は、処理施設のある近隣地区との「協定」により旧佐賀市と久保田町のごみに限定されていた。しかし、この合意により、その「限定」が解け、今の佐賀市区域全域の受け入れが可能となった。

今回受け入れに同意していただいた地区のみなさんの苦渋の決断とお世話いただいた役員のみなさんのご苦労に、ただひたすら「感謝」である。

ごみ処理施設の統合については、合併後の佐賀市の最大の課題として取り組んできた。

一市六町一村が合併して新しい佐賀市となったが、合併時点では、市内から発生するごみを6施設で処理していた。

6施設のうち3施設は一部事務組合、残り3施設は単独施設であった。

神埼市や吉野ヶ里町との一部組合で運営している共同処理施設から当面離脱できない諸富・三瀬地区を除く残りの地区のごみは、合併直後から、旧佐賀市の清掃工場で統合処理することを強く求めてきた。統合ができると毎年3億円の処理経費が節減可能になり、その分を他のサービスにまわせるからだ。

統合しても、旧佐賀市の清掃工場では処理能力に心配はない。

むしろ、この清掃工場は発電設備を有しているので、ごみ処理施設を統合することにより、新たに、一般家庭換算で1800世帯分の使用電力を発電することができ効率性は高まる。

昨年は3.11東日本大震災という悲しい出来事があり、福島第一原発で事故が発生した。

これを機に、全国的に、原発に頼らない電力に国民の関心が高まった。

担当職員たちは「これを見逃す手はない」と考え、ごみ処理統合に向け一段と熱が入った。

現場一丸となった職員のこのような思いが、関係する地区のみなさんにも伝わり、今回の合意につながったものだと私は確信する。

ごみをエネルギー資源に変える画期的な取り組みである。

今回のごみの統合処理による発電効果を再生可能エネルギーのひとつであるメガソーラーに置き換えれば、6メガワットの発電施設に相当する。

すでに佐賀市内でも民間の力で1.2メガワットの太陽光発電所が営業開始されているが、6メガワットの発電施設を建設するには広大な用地が必要だし、建設費も20億円ぐらいは要ると聞く。

それだけ、価値のある、今回の合意であった。

重ねて感謝の意を伝えたい。

佐賀市としては、これからも清掃工場の安全運転に努め、更なる処理コストや環境負荷の削減に努力しなければならない。

もちろん、地元と約束した事業の推進も忘れてはならない。

そして、ごみから新たな資源を見出す「夢の取り組み」にも挑戦し、地域の活性化にもつなげたい。

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