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原子力発電に関する答弁(2012年9月13日)

更新:2015年02月27日

今後も大きな関心を示していきたい。

先日の佐賀市議会で原子力発電(以下「原発」という)に関して市長見解を問われた。

質問された議員は原発の再稼働に反対の立場に立たれる議員である。

今回の質問は、今年3月議会での同議員の質問に対するに私の答弁を根拠にしたものだった。

私の原発に対する考え方として議会答弁の大要を記したい。

原発問題について、お答えします。

原発に対する考え方は3月時点と大筋同じであります。

平成24年3月定例会でも申しましたが、原発に依存しなくて済むのであれば、それが一番いいと思います。

しかし、原発を停止させても燃料棒の冷却に数十年かかるといわれており、その間、原発の施設は維持していかなければなりません。

多額の費用と人材が必要となり、国が将来のエネルギー政策を明確にした上で、誰が費用負担して原発を停止していくのか明確にするまでは、安全性を十分確認した上で原発を再稼働させることも止むを得ないのではないかと考えております。

とにかく、日本のエネルギー政策をどうするのか、安定性・安全性・コスト・環境面などいろんなところで議論が行われているところです。

まずは、風力や太陽光、地熱などを利用した再生可能なエネルギー源の開発に最大限の努力をし、再生可能なエネルギーが原発依存分をカバーできるようになるまでは、安全性に十分注意をして確認しながら原発を継続することも止むを得ない選択肢ではないかと思っています。

最終的には国の判断となりますので、現在、策定中の新たな「エネルギー・環境戦略」ならびに、独立生の高い「原子力規制委員会」の動向に注意していきたいと考えています。

次に議員は「夏を乗り切ったので、電力は足りているのではないか」という指摘でしたが

それに対する私の見解は

足りた要因にはいろいろあるでしょうし、今後、検証が必要かとは思いますが

  1. 多くの市民や事業所が節電に協力してもらったこと
  2. 今年の夏の気象条件が想定より恵まれたこと。また、雨が多く水力発電所の発電量が増加したこと
  3. 大飯原発の再稼働により、他の電力会社からの電力の融通が利いたこ

これらのことが好いほうに働いたということです。

しかし、火力発電所の施設は古い上、定期検査の時期も稼働させており、限界まで使っております。

何か大きな事故があったら電力供給が滞る可能性はかなり高いとのことです。それゆえ今年の夏を乗り切ったからといって「今後は大丈夫だ」といえるほど安心できる状況ではないと思います。

議員は核燃料サイクルにも触れられましたのでお答えします。

高レベル放射性廃棄物の最終処分については、いろんな意見や報道があります。

私は報道等でしか知ることができないのですが、8月26日のある新聞では政府から依頼された日本学術会議の委員会では「地層処分」政策の根本的な見直しを求める回答案が出されたことが掲載されておりました。

9月5日の読売新聞の社説には高レベル放射性廃棄物を安定確保するため、ガラスで固める工程が最終試験段階で難航していたが、ようやく試運転に成功し、再処理工場が完工するという記事が載っていました。

核燃料サイクルを根底から見直す必要性を訴えている情報や、前進している情報などいろいろありますが、報道でしか知ることができない情報で、核燃料サイクルの将来のことを私がこの場で答弁することは適切ではないと思います。

議員言われるように3月議会で答弁したときと大きく状況が変化したとは考えておりませんが、今後もこの問題には大きな関心を示していきたいと考えています。

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