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できなかったこと(2012年8月16日)

更新:2015年02月27日

行政がどこまでサービスをするのか

先月、市役所の対応について知人から注文があった。

知人は怒りを込めて次のように私に訴えた。

昨日、跡継ぎ息子が急逝した。

その後を追うように飼い犬までもが亡くなった。

我が家は、息子の葬儀のことで『てんやわんや』しているのに、飼い犬の火葬手続きまでしなければならなくなった。

飼い犬は高齢で数日前から弱っていたので、その死が近いことを家族は覚悟していた。

犬が死んだら、市役所の環境センターの受付まで自分で運ぶつもりだった。

ところが息子の急逝という思いがけないことが起きてしまった。

予期せぬ息子の葬儀準備でバタバタしているので、犬をセンターの受付窓口まで持って行ける者がいない。

そこで事情を話して、「市の方から引き取りに来てもらえないか」とセンターに相談した。

しかし、センター側は「路上等で事故死したものは市で回収するが、飼い主がわかっているものは持ち込んでもらっています。申し訳ありませんが、飼い主さん側でセンターまで運んでください」と譲らなかった。

融通が聞かない市役所だとその知人は思った。

この知人は「市役所は、単に決められたとおりにするだけでなく、市民であるお客さんの実情に合わせ柔軟な対応すべきではないか」と、私にも怒りをぶつけてきた。

私はこの訴えを聞いて、知人の心情はよく理解できたものの、「今後そうします」とまでは約束できなかった。

7月のこのコラムでも触れたが「行政がどこまでサービスをするのか」を問われている事案である。

さてこの件の最後の結末だが、犬は仕方なく飼い主の奥さんが運ばれたとのことである。

このことで、私は「これで良いのか」という後味の悪さを感じた。

この種の相談は、どこかでまた起きるにちがいない。

同じような思いを再度市民にさせたくない。

それでは、どうしたらよいのか。

市が対応できない場合には、対応してくれる民間の業者さんを紹介できるサービスがあってもいいし、さらにこのようなよろず相談的な相談には、市が直接サービスするのではないが、市に関連があるシルバー人材センターみたいなところに『便利屋さん』のような業務をお願いできないだろうか。

もちろん有料であるが、市役所はその便利屋さんを紹介させていただく。

そのような構想だ。

よろしければ、みなさんのお知恵も頂戴したい。

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