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農福連携の取り組みについて

更新:2023年03月30日

本市では、障がい福祉分野と異業種、特に農業と連携していくことで、障がい者の工賃向上を図る取り組みを行っています。

農福連携とは

農業側には、後継不足と高齢化により、労働力が不足する状況にあり、農地を管理したり、安定的に農産物を生産することが困難になっています。

  一方、福祉側では、就労の機会に恵まれておらず、月額工賃も約18,000円と低い状況にあります。

これら農業側と福祉側、双方の課題をお互いが連携することで解決を目指していく取り組みを農福連携といいます。

本市は、特定非営利活動法人佐賀中部障がい者ふくしネット(以下「ふくしネット」という。)と共同で、この取り組みを推進しています。

 

本市の取り組み

【中山間地域での取り組み】

平成30年4月から、ふくしネットとJAさが富士町営農センター、佐城農業振興センター(北部振興)とが連携し、佐賀市北部のJAさが北山予冷センター(富士町)において、ほうれん草の出荷調整作業をおこなっており、令和元年度から令和2年度までは1事業所が、令和3年度以降は3事業所が作業に従事しています。
また、北部地区では、ピーマンのヘタ切りやトマトの調整作業もおこなっています。

ほうれん草調整場


【JAさが大和との取り組み(主にみかんの作業)】

JAさがの大和みかん選果場において、センサーで判別されたデコポンを等級ごとにコンテナにいれる作業や袋に入れる作業及び箱詰め作業を行っています。(令和3年度は2事業所、令和4年度は3事業所)

また、大和地区のみかん農家宅での作業も増えています。

みかん選果場1  みかん収穫作業(みょうが塾)


【平野部での取り組み】

平成31年3月以降、ふくしネットと佐城農業振興センター、JAさがとの連携により、玉ねぎの根切り葉切り作業やきゅうり集荷場での作業(久保田町)、アスパラガス引き取り作業(諸富町・本庄町)、ミニアスパラ袋詰め(川副町)など、市平野部においても農福連携の取り組みは徐々に広がっています。

JA久保田きゅうり選果場(コスモス) アスパラハウス引き取り作業(まごころ授産所) 

啓発DVDについて


市全域に農福連携の取り組みを広げていくため、啓発用のDVDを制作し、イベントや研修会等で使用してきました。今後は、各事業所や農家等にDVDを配布するとともに、Youtube等も活用して農福連携を推進していきます。

DVD 1 DVD 2

DVD 3 DVD 4

Youtubeはこちらへ

https://www.youtube.com/watch?v=SAUOxBetYEk

 

 

 

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 障がい福祉課 生活支援一係・二係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7255 ファックス:0952-40-7379
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