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【教育長だより】新学期のスタートは 『いじめ0(ゼロ)の約束』・『いじめゼロ宣言』から

更新:2017年06月27日

鍋島小学校「レインボー作戦をアピールする最上級生」小中一貫校富士校中学部「生徒会による“いじめゼロ宣言”」

鍋島小学校「レインボー作戦 小中一貫校富士校中学部「生

をアピールする最上級生」  徒会による“いじめゼロ宣言”」

平成26年5月20日

                  夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
                  あれに見えるは茶摘みじゃないか あかねだすきに菅の笠

新緑が映えるさわやかな季節になりました。

「八十八夜」は、立春から数えて八十八日目で5月上旬頃に当たります。

「八十八夜の別れ霜」といって種をまく時期となり、農作業をする一つの目安になっています。

また、八十八を組み合わせると漢字の「米」の字になり、農業を主産業とする日本では、この日をとても大事にしてきました。

田んぼでは代掻きの風景が見られるようになり、いよいよ田植えの準備が始まります。

 

今日の心がけに「笑門来福」とありました。

日本漢字能力検定協会が、「家族や友人などに贈りたい漢字一文字」を全国から募集したところ、約3万の作品が集まったそうです。

その中で一番多かったのが、「笑」だったそうです。

なぜ「笑」が1位になったのでしょうか。

おそらく、“辛い中でも笑顔は忘れずにいたい”“笑い合える間柄でいたい”といった願いを文字に託したのではないでしょうか。

アメリカの啓蒙家・カーネギーは、笑顔の効用を次のように述べています。

「元手がいらない、しかも利益は莫大。与えても減らず、与えられた者は豊かになる。一瞬見せれば、その記憶は永久に続くことがある。」と。

日本の諺にも、「笑門来福」があり、“笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生”“笑って損した人なし”などです。

笑顔を心がけて生活すれば、自分の心にも、周囲にも、新たな変化が生まれるのではないでしょうか。

さて、平成26年度がスタートいたしました。

始業式では、市内の全小・中学校53校で、小学校は「いじめ0(ゼロ)のやくそく~レインボーさくせん」、中学校では「いじめゼロ宣言」を6年生や生徒会を中心にして行い、子どもたちも教職員も、いじめ根絶に向けて新たな気持ちで新学期を迎えました。

記憶に新しいと思いますが、平成23年に起こった大津市いじめ自殺事件をきっかけに、いじめ防止やいじめ問題に対しての徹底した取り組みが課題となり、平成25年6月には「いじめ防止対策推進法」が制定され、学校や教育委員会等が果たすべきその具体的取組みが示されました。

本年度から、市内各小・中学校では、その取り組み強化のために、新たに「いじめ防止基本方針」を定めるようにしています。

そして、いじめの防止やいじめへの迅速かつ的確な対応のために、「いじめ防止対策委員会(22条委員会)校内委員会」を組織して日常的な対応を行います。

さらに、PTAや学校評議員、スクールカウンセラーの外部委員を含めた「いじめ防止対策委員会(22条委員会)拡大委員会」を組織し、その会を定期的に開催していじめ予防のための対策を協議します。

また、いじめ問題が発生したら、その事実確認や対策のために開催することにもなります。

佐賀市においては、すでに平成18年11月から毎月1日を「いじめ・いのちを考える日」とし、学校、家庭、地域社会のあらゆる場で、子どもと一緒にこの問題について考える日に定めました。

学校においては、その日は市内全小・中学校で一斉に指導を行い、子どもに“いじめやいのち”について、しっかりと考える機会としています。

年間を通して計画的で継続した指導により、子どもたちにいじめ防止の意識化と行動化を目指しています。

 

なお、これらの宣言文は、小学校用は市内の児童たちが、中学校用は、市内全中学校の生徒会代表の総意により起草されたものです。

 

宣言文は以下のような内容になっています。

佐賀市立小学校 『いじめ0(ゼロ)のやくそく』

わたしたち、佐賀市の小学生は、クラスや学校の友だちと力を合わせ、いじめゼロに向かって、7つの約束をします。

  1. 友だちをたいせつにし、いやがることをしません。
  2. いじめを見たら、「だめだよ!」と言います。
  3. いじめを見たら、先生やまわりの人に知らせます。
  4. こまったときには、すぐにかぞくや先生にそうだんします。
  5. 友だちをさそい、ひとりぼっちをつくりません。
  6. 友だちを元気にする、ぽかぽかことばをふやします。
  7. だれとでもなかよくし、えがおあふれるクラスにします。

佐賀市立中学校 『いじめゼロ宣言』

わたしたちは佐賀市からいじめをなくしていきます。

いじめている人へ・・・・

  • 相手の立場になって自分の言動を見直し感情のコントロールができるようになろう。
  • 相手の心を元気にする言葉の花束を贈ろう。

いじめられている人へ・・・・

  • 「大丈夫だよ」 ひとりで悩みを抱え込まないで『相談』という扉を開いてみなよ。きっと何かが変わるから。

まわりで見ている人へ・・・・

  • 信頼できる人と協力し、勇気を出していじめを止めよう。見て見ぬふりをすることもいじめだから。

親を含めた大人の人へ・・・・

  • 大人には子どものSOSに気づく義務があります。
  • 親は子どもときちんと正面から向き合い、コミュニケーションをとってください。
  • 子どもの不安をあおることのない適切な報道をしてください。

宣言文を 子どもたち自身がつくり 子どもたち自身の手で いじめ根絶 を目指して取り組んでいます。

市民のみなさんには、是非、小中それぞれの宣言内容を知っていただき、地域での見守りをお願いしたいと思います。

あわせて、地域での生活で、子どものいじめに関する情報は、速やかに学校にお寄せいただきますようご協力ください。

市民総参加「子どもへのまなざし運動」の取り組みを通して、地域ぐるみで、いじめのない風土づくりにより子どもの健全な成長を促していきたいと考えます。

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教育部 教育総務課 教育政策係
〒840-0811 佐賀市大財3丁目11番21号 大財別館3階
電話:0952-40-7352 ファックス:0952-40-7394
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