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【教育長だより】佐賀市の小中連携・一貫教育

更新:2017年06月27日

「佐賀市立小中一貫校 富士校」の開校式(1)「佐賀市立小中一貫校 富士校」の開校式(2)

「佐賀市立小中一貫校  「佐賀市立小中一貫校

富士校」の開校式(1)  富士校」の開校式(2)

平成26年4月21日

今年の「さが桜マラソン」は、桜の花も幾分は残り、天候にも恵まれたと言っていいでしょう。

当日は一万人のランナーが春爛漫の肥前路を駆け抜けました。

大会開催前後には冷え込みもあり「花冷え」を実感したところです。

このように桜の花が咲くころに急に冷え込むことを「花冷え」と呼び、この頃の日本の四季の風情を表す情緒ある言葉ではないでしょうか。

「花冷え」大切にしたい言葉ですね。

~花冷えに 欅(けやき)はけぶる 月夜かな(渡辺 水巴)~

平成26年度がスタートし、4月1日から富士小学校と富士中学校は、「佐賀市立小中一貫校 富士校」として開校し、10日にその開校式を行いました。

小中一貫校富士校では、小中9年間の義務教育を通して「高い志をもち、心豊かにたくましく生き抜く富士っ子」の育成を目指し、その教育システムを「4-3-2制」という区切りで教育を行ってまいります。

この2つの小・中学校はそれぞれ離れた立地条件ですが、これまでにも小・中の交流を通して児童、生徒理解が進んできています。

小中学校の教職員は、小中一貫校富士校で学ぶ、すべての小学部児童、中学部生徒を受け止め指導・支援をしてまいります。

そして、富士中校区の子どもたちの学力実態をもとに、富士校独自の9カ年をとおした教育課程を編成(指導計画)し、子どもたちの“強み”を伸ばし“弱み”を補うために、小中学校の教師が相互に「重点乗り入れ授業」を実施してまいります。

計画的に小学校教師が中学校で、中学校教師が小学校で授業を行う乗り入れ授業は、小中をつないだ強みと弱みに対応した授業のあり方です。

近年、学校教育では、小学校から中学校への進学において、新しい環境での生活や学習に不適応を起こし、不登校等の生徒指導上の諸問題につながり、いわゆる「中1ギャップ」の現象が生じました。

また、幼稚園、保育園からの小学校入学においても、学校不適応が現れ、「小1プロブレム」と呼ばれるようになりました。

幼稚園・保育園、小学校、中学校、それぞれの教育機関の接続を円滑に行う必要性が出てきたのです。

佐賀市においては、小1プロブレムや中1ギャップの解消を目指すことはもとより、子どもの「育ちと学びは連続している」という本質を踏まえて、その連続性をつくるために、平成16年度より「幼・保、小連携」教育に取組み、さらに平成19年度より小学校と中学校の接続を円滑の行うために全中学校区で「小中連携」教育や「小中一貫」教育を進めております。

これは、本市教育の取組の重点であります。

市内の小・中学校はそれぞれに立地が違います。

その立地条件から、「校舎一体型」、「校舎隣接型」、「中学校区型」の3つに分類して取組んでいるところです。

「校舎一体型」では、芙蓉校、北山校の2校、「校舎隣接型」では、思斉館、三瀬校、松梅校の3校が、すでに小中一貫校として、小中一貫教育に取組んでおります。

校舎一体型や校舎隣接型の小中一貫教育は、その立地上からして取組みやすいものの中学校区型は、その取組みにかなりの制約を受けます。

今回の佐賀市立小中一貫校 富士校の開校は、市内(県内)で「中学校区型」としては初めての取組みとなります。

ここでの取組みの成果は、市内の中学校区型の一貫教育の進め方のモデルとなるでしょう、その先進的な取組みに期待を寄せているところです。

市民のみなさんには、居住されている中学校区の小中連携教育や小中一貫教育の取組みに関心を寄せていただきご支援をお願いします。

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〒840-0811 佐賀市大財3丁目11番21号 大財別館3階
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