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【教育長だより】中学校パワーアッププラン

更新:2017年06月27日

審査会の様子(大和中) 審査会の様子(城北中) 審査会の様子(諸富中)
審査会の様子(大和中) 審査会の様子(城北中) 審査会の様子(諸富中)

 

平成25年7月23日

7月の第3月曜日は「海の日」です。

海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願って制定されたこの祝日は、以前は20日でした。

その起源は、1876年(明治9年)、明治天皇が東北地方巡幸の帰途、「明治丸」という汽船で函館を経て横浜に帰還されたのが7月20日だったことによります。

1941年(昭和16年)にはこの日を「海の記念日」として、全国的に催しが行われてきました。

~朝顔に 口笛ひょうと 夏休み(中村 汀女)~

夏休みは、子どもにとって日ごろ体験できない自然体験や多くの人とのふれあいができる地域行事等がありとても刺激があります。

いつの時代の子どもにとっても、夏休みは胸弾むものであり、そのうれしさで思わず口笛がでるのもうなずけます。

そして数々の夏休み中の体験を通して学ぶことで社会性も培われ、ぐんと逞しくなるものです。

先月、成章中学校の校舎新築落成記念式典に参列いたしました。

この学校の歴史をひもとき当時の記録を読んでみますと、昭和22年3月31日に佐賀市第一中学校の名称で、27学級という大規模な学校として開校しています。

その後、昭和26年4月21日に佐賀市立成章中学校と改称し60年以上を経て現在に至っています。

目を引いたのは、翌27年6月2日には「生徒会」が結成されていることです。

中学校の生徒会とは、いったいどんな意義を持っているのでしょうか。

中学校学習指導要領には、このように記してあります。

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生徒会活動を通して、望ましい人間関係を形成し、集団や社会の一員としてよりよい学校生活づくりに参画し、協力して諸課題を解決しようとする自主的、実践的な態度を育てる。

学校の全生徒を持って組織する生徒会において、学校生活の充実と向上を図る活動を行うこと。

  1. 生徒会の計画や運営
  2. 異年齢集団による交流
  3. 生徒の諸活動についての連絡調整
  4. 学校行事への協力
  5. ボランティア活動などの社会参加

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生徒会活動が活発な中学校ほど生徒は充実した学校生活を送り、人間関係も良好であると考えられます。

また、生徒会活動を通して、“自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決しようとする”、まさに「生きる力」を培うことにつながっていくものでもあります。

生徒会活動は、生き生きとした元気な学校を測る物差しかもしれません。

教育委員会では、この生徒会活動を軸に各中学校の活性化を図ろうとする目的で「生徒会活性化事業」を行っています。

市内各中学校の生徒会のリーダーを集めて研修会を開き、さらにリーダー性を伸ばそうとするものです。

本年度始業式で行った「いじめゼロ宣言」も、この研修会で全中学校の生徒会リーダーが協議をし知恵を集めて起草し、生徒会として取組んでいるものなのです。

また各中学校の生徒会は年度当初に、一年間を通して生徒会として取組む内容を、自ら企画・立案して教育委員会に提案します。

これを「中学校パワーアッププラン」と言います。

教育委員会は、その提案に沿った生徒会活動が実践できるように支援をしていくことになります。

その提案内容は、生徒の視点に立った学校や地域の特色が窺える独自のものとなっています。

 

今年、各中学校の「生徒会」が提案したプランからいくつかを紹介してみましょう。

 

  • 「Heart to Heart」(昭栄中学校)
    苗芋を植えて育て、愛校バザーで販売し、収益金を被災地に寄附する。地域の夏祭りのボランティアにも参加、交流を深める。
     
  • 「観察池を復活させよう」(芙蓉校中学部)
    新校舎建設でなくなった観察池を復活させ、校名の由来である蓮の花の存在を知らせ、自然・生き物を大切にする気持ちを高める。
     
  • 「地域に届け 城北の声!」(城北中学校)
    生徒会の地域連携活動を、iPadを使って公民館で多くの方に知らせる。
    地域の夏祭りの手伝い等を計画中である。
     
  • 「Let’s be volunteers!~久保田町をきれいにし隊」(思斉館中学部)
    バルーンフェスタ河川敷・トイレ、久保田駅、校内の清掃活動を行い、久保田町を佐賀市一きれいな町にする。
    掃除の大切さや感謝の心を知る。
     
  • 「~つなぐ~笑顔でつなぐ・心でつなぐ・態度でつなぐ」(川副中学校)
    一人ひとりが笑顔・心・態度でつながることを目指し、(1)朝ボラ隊 (2)花いっぱい運動 (3)老人ホーム訪問 (4)母校ボランティア (5)アルミ缶回収 を行う。
     
  • 「承認ボードでみんなを承認しよう!」(金泉中学校)
    生徒の活躍を掲示する「承認ボード」を見やすく生徒用昇降口に設置し直し生徒会活動を活性化させる。
     
  • 「あいさつNo.1活動のさらなる推進」(富士中学校)
    これまでのあいさつ運動をさらに前進させる。
    (1)あいさつ掲示板の作成 (2)横断歩道横マスコット再生 (3)横断幕作成 を通して地域に貢献する。
     

今回は7校を取り上げて紹介をいたしましたが、提案を行ったどの生徒会も、そのプランは学校や地域に目を向け、生徒自らが課題を見つけたものとなっています。

1学期が終了し、それぞれの生徒会活動は、計画に沿った実践の途上にあることでしょう。

市民のみなさんには、是非、地域の中学校での生徒会の取組に目を向けていただき、生徒の頑張りにご支援をいただければ、さらに中学校が活性化するものと思います。

どうかよろしくお願いします。

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教育部 教育総務課 教育政策係
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