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【教育長だより】さあ!大人の出番です

更新:2017年06月27日

第5回子どもへのまなざし運動推進大会オープニングあいさつ “まなざし”キラリ大賞・キラリ賞 受賞者、受賞団体 医大北自治会、京土井老人クラブ、京栄会のまなざし実践発表
第5回子どもへのまなざし運動推進大会オープニングあいさつ “まなざし”キラリ大賞・キラリ賞 受賞者、受賞団体 医大北自治会、京土井老人クラブ、京栄会のまなざし実践発表

平成25年3月4日

うぐいすの初音が聞かれる頃となり、春はもうそこまでやってきています。

古くから「梅に鶯」といって春の先駆けとされています。

市内小中学校、幼稚園、保育所での教育・保育も1年間の節目を迎えます。

平成24年度が終わろうとしていますが、今年度教育界では、いじめや体罰の問題で教職員の意識や学校の体質が根本から問われました。

学校教育に限らず社会全体で、自他の命や人権の重さを再確認したいものです。

新年度は、これらの問題を根絶すべく取組んでまいりたいと考えています。

そのためにも、信頼される地域の中の学校という視点を持ち、家庭、地域等との相互のつながりをさらに緊密にし、情報を共有し、そして地域と学校が一体となって子どもを育む機運の醸成を図っていくことが必要であると考えます。

このことは佐賀市が取組んでおります、市民総参加子ども育成運動「子どもへのまなざし運動」の目的そのものでもあります。

先般、全国市町村教育委員会連合会より“地域の特色ある活動”について原稿の依頼がありました。

私は、わが市ならではの特色を持つ市民総参加子ども育成運動「子どもへのまなざし運動」について投稿いたしました。

以下「No,241 時報市町村教委」に掲載された記事を紹介します。

 

さあ!大人の出番です

~市民総参加子ども育成運動「子どもへのまなざし運動」~

佐賀県佐賀市教育委員会

1 佐賀市の教育の概要

本市では、「第二次佐賀市教育基本計画」に基づき、基本目標として「市民としての責任と自覚を持ち、さがを創る個性と創造性に富む人づくり」を目指しています。

そのために、次のような2本の基本方針のもと、具体的な事業を展開しています。

◆「教育・学習の縦軸」をつなぐ

 0歳から義務教育修了までの子どもの育ちと学びの連続性を大切にした教育、そして、その学びを生涯学習へとつなげていく教育を行います。

 特に、就学前と小学校、小学校と中学校の教育の接続を大切にし、一貫性を持った義務教育を行います。

◆「教育・学習の横軸」をつなぐ

 佐賀市の子どもを市民総ぐるみで育てるために、「子どもへのまなざし運動」を基軸に事業を展開しています。

 

この横軸としての市民総参加子ども育成運動「子どもへのまなざし運動」について述べます。

2 「子どもへのまなざし運動」の取組み

この運動は、“佐賀市未来を託す子どもを育むための大人の役割に関する条例”を制定し、「まなざし運動推進室」を事務局として、平成20年度から取組んでいるものです。

(1) 運動の理念

  •  大人が、子どもを育むことに対する役割と責任を自覚する

子どもを育む4つの場として、「家庭」「地域」「企業等」「学校等」の役割と責任を自覚し、連携および協働しながらその役割と責任を果たすよう努める。

  •  大人が、子どもの声に耳を傾け子どもの権利を尊重する
  •  大人が、子どもの手本となるよう自身が模範を示す

(2) 子どもを育む「4つの場」と「4つの視点」

 まず子どもを育む場として、「家庭」「地域」「企業等」「学校等」の4つを位置づけています。

 そして、この運動で特に大切にしたい「命」「自立」「他者とのかかわり」「取り巻く環境」を4つの視点として、4つの場で取組む具体的な行動指針を示しています。

(3) 推進組織

  1. 推進委員会(平成24年度 委員26名)

市内の各界各層の代表と公募の委員により構成し、運動の推進母体となります。

毎年度当初には1年間の運動方針と事業を決定し、年度末に反省、総括を踏まえて次年度の運動の方向性を示すようにしています。

  1.  推進委員会 分科会(4部会)

推進委員会委員は、それぞれ「家庭分科会」「地域分科会」「企業等分科会」「学校等分科会」のいずれかに所属し、各分科会で年間の運動方針に沿い、事業を具体的に  推進しています。

(4) 平成24年度の“3つの事業”とその実績

  1. 広める事業

ア 地域や各種団体への説明会の実施

 自治会長会はじめ各種団体等からの要請または事務局の計画に沿って出前講座を行っています。

 説明実績は、延3,500名です。

イ 各種行事への参加

 栄の国まつり「きてみん祭ビッグパレード」「YOSAKOIさが」、バルーンフェスタ等の祭りに「まなざし運動PR隊」として参加をしています。

ウ 啓発グッズの活用

 のぼり旗、ベスト、帽子を地域活動支援品として配布しています。また、まなざしカレンダーは、新入学児童や各種機関・団体、企業等に配布します。

エ 参加企業への実践啓発

 企業参加数は、637社(平成24年3月末現在)にのぼり、それぞれの企業の特色にあわせて実践します。

オ 企業訪問の実施

 企業アンケート調査や運動の具体的な取組み等の協力依頼を行っています。訪問数は148社にのぼります。

  1. 紹介する事業

ア 市報特集号の発行

 「まなざしリポーター」取材記事、「地域元気アップ事業」の取組み等を年間4回市報特集号として発行しています。

イ 運動実践事例の発表

 毎年、全市的に開催している「子どもへのまなざし運動推進大会」で、地域や企業の実践発表を行っています。

  1. ほめる事業

ア 「まなざしキラリ賞」の表彰

 個人や地域、企業等の優れた実践を、「まなざし大賞」「まなざしキラリ賞」として表彰しその実践発表をとおして全市的に意識の高揚を図っています。

3 まとめ

「子どもへのまなざし“100%”のまち」の実現を目指して、3つの事業を核に地道に運動を継続していくことが重要であると考えています。

去る2月10日には、「平成24年度 第28回佐賀市青少年健全育成推進大会・第5回子どもへのまなざし運動推進大会」が開催されました。

まなざしキラリ賞表彰では、市長から“キラリ大賞”を1個人、1団体に、“キラリ賞”として11個人、11団体に表彰状が手渡されました。

また、「地域の一員としての自覚と参加推進を目指す医大北自治会」(鍋島校区 医大北自治会)、「夏休みラジオ体操会を通したふれあい活動」(日新校区 京土井老人クラブ京栄会)についてのまなざし実践発表がありました。

この運動も5年の節目を迎えました。これまでの取組を総括し、次のステージへと運動を進めてまいります。平成25年度も「子どもへのまなざし運動」に対しまして、みなさん方のご協力・ご支援をよろしくお願いします。

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教育部 教育総務課 教育政策係
〒840-0811 佐賀市大財3丁目11番21号 大財別館3階
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