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【教育長だより】地域元気アップ事業

更新:2017年06月27日

安全マップ作り(芙蓉校区地域教育推進委員会) 地域めぐり(若楠子どもの育みに関する連絡協議会) ふれあいサマーキャンプ(北山ふれあい企画推進協議会)
安全マップ作り(芙蓉校区地域教育推進委員会) 地域めぐり(若楠子どもの育みに関する連絡協議会) ふれあいサマーキャンプ(北山ふれあい企画推進協議会)

平成24年6月25日

去る6月10日は、“子どもの教育を考える日~学校フリー参観デー~”でした。当日は、夏日の暑い天候にもかかわらず、地域のみなさんには多くのご支援をいただきありがとうございました。みなさんのご協力で佐賀市立小中学校の教育活動が充実し、それぞれの学校が特色を持ち「地域とともにある学校」が実感されたところです。

1学期も後半を迎えますと梅雨に入ります。これは大陸と太平洋それぞれから流れてくる気流が、日本南岸の気圧の谷で接触することで梅雨前線ができ、それが停滞することによって生じます。そして、南方から発達した低気圧や台風が近づき梅雨前線を刺激すると、局地的に集中豪雨が起こります。

梅雨に入り、湿度が高く気温まで高いとなると、人にとっては不快指数が頂点に達します。一方、このような気候を喜び、活発に活動する生き物がいるのも事実です。自然界とはそうしたものと思いながらも、この時期になりますとやはり集中豪雨やそれに伴う河川氾濫、土砂崩れ等の自然災害、はたまた食中毒に熱中症等々大変心配になります。学校はもちろんのこと、家庭・地域におきましても子どもの安全に万全の注意を払うことが必要になります。

さて、佐賀市では平成18年度から、“子どもであっても一人の市民である”との考え方にたち、子どもに市民のひとりとしての自覚を育てるために、「市民性をはぐくむ教育」に取り組んでいます。

この取り組みは学校と連携をして、地域社会において子どもたちに「出番」を作り「役割」を持たせて社会体験活動を大人の支援を受けながら行うものです。そして子どもたちがやり遂げたことに対しては、地域社会全体で「承認(ほめる・認める)」をするというものです。地域社会でこのような社会体験活動を繰り返していくことで子どもに市民性をはぐくむことができると考えます。

また、平成20年度からは、市民総ぐるみで子どもをはぐくむ運動として、「子どもへのまなざし運動」を展開することになりました。この運動の目的や理念は、「市民性をはぐくむ教育」とも合致するものであり、以後、「子どもへのまなざし運動」の一環として推進しているところです。

今、地域では子どもたちの「出番」「役割」「承認」という3つのキーワードをもとに、地域行事の見直しが図られ地域の特性を生かした特色ある取り組みへと充実してきているところです。

町民体育大会や夏まつり、冬まつり、文化祭等の行事に、小中学校の子どもたちが地域社会で主体的に関わる場面がどんどん増えてきております。このことは、子どもをはぐくむ4つの場(家庭・地域・企業・学校)とそれぞれの役割の理解が深まり、相互に連携して取り組まれているからではないでしょうか。

さらには、平成22年度からこの運動を下支えし充実を図るために、公募型の委託事業として「地域元気アップ事業」に取り組んでいます。この事業では、子どものはぐくみを核にして地域の大人(団体)同士がつながります。連帯する組織づくりが大切になるため、地域づくりの一方策でもあります。

平成24年度の委託地域は、以下の8地域です。

(1) 継続3団体(3年目)

  •  北山ふれあい企画推進協議会(中学校区)
  •  思斉の教育を進める会(中学校区)
  •  巨勢っ子を育む連絡協議会(小学校区)

(2) 継続3団体(2年目)

  •  芙蓉校区地域教育推進委員会(中学校区)
  •  新栄っ子育む連絡協議会(小学校区)
  •  若楠子どもの育みに関する連絡協議会(小学校区)

(3) 新規2団体

  •  勧興わんぱく会(小学校区)
  •  北川副校区子どもの元気なまちづくり(小学校区)

「地域元気アップ事業」の過去2ヵ年の取り組みから、下記のような実践成果が挙げられます。

  1. 地域の中に子どもたちの活動の場が増えた。
  2. 地域行事のみならず学校行事への保護者の参加が増えた。
  3. 行事での、出番・役割・承認という子どものはぐくみに教育的視点を持って関わる大人が格段に増えた。
  4. 地域と学校が“手伝う”関係から子どものはぐくみを“協働する”関係となり、喜びや課題を共有できるようになった。
  5. 学校が主体的に関わることで、一部の子どもではなく全児童生徒に地域行事への参画意識が醸成できている。
  6. 地域元気アップ事業により、各団体の情報共有が図られ、同じ目的を持つ事業をまとめることで充実させることができた。

この事業に取り組んでいる地域は、「地域一体となって子どもをはぐくむ活動一覧表」を作成することにより、各種団体間の情報共有ができています。そして団体がつながり、相互に連携して充実した地域の活動とすることで、行事への参加者は増え、大人の世代間交流が活発になってきています。

どうかこの事業をご理解いただき積極的に参加をしていただくようお願いします。

「子どもへのまなざし運動」のもとに、「地域元気アップ事業」の広がりを図り、地域での豊かな体験活動をとおして、子どもの市民性をはぐくんでいきたいと考えます。

それぞれの地域で、大人が共通に子どもにまなざしを注いでいき、大人同士がつながり「地域の力」がますます高まっていくことに期待を寄せるものです。佐賀市のすべての地域を元気アップしていきましょう。

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このページに関するお問い合わせ

教育部 教育総務課 教育政策係
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電話:0952-40-7352 ファックス:0952-40-7394
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